こんばんは、吉田です。

集客に悩んでいる治療院の方にこそ、まずおすすめしたいのがPPC広告の中でも、検索結果にテキスト広告が表示される「リスティング広告(検索連動型広告)」です。

そこである程度成果が出せるようになったら、次に挑戦していただきたいのが、PPC広告の中でも『ディスプレイ広告』という種類です。

今回は、まだまだあまり治療院の方が活用できていない「ディスプレイ広告」について書いていきたいと思います。

Googleアドワーズの広告の種類のおさらい

Google Adwordsで出せる広告には現在5種類の広告があります。

アドワーズの広告の種類
  1. 検索連動型広告(リスティング広告)
  2. ディスプレイ広告
  3. ショッピング広告
  4. 動画広告
  5. ユニバーサルアプリ

詳しくは、PPC広告の種類の記事に書いてありますが、この中でも今回ご紹介したいのが2番目の「ディスプレイ広告」です。

では、ディスプレイ広告とは一体どんな広告なのでしょうか?

ディスプレイ広告とは

ディスプレイ広告は、Webサイトの広告枠に表示することができる広告です。

Webサイトを見ている時に、サイトの下部や右側に広告を見かけることも多いでしょう。

(引用:Yahoo!ニュース(https://news.yahoo.co.jp/))

ディスプレイ広告

(引用:妻と夫の事情 tuma-otto.com)

ディスプレイ広告の役割

ディスプレイ広告を出す際に、以下の6つの目的に合わせて広告を出すことができます。

  1. 販売
  2. 見込み顧客の獲得
  3. ウェブサイトのトラフィック
  4. 商品やブランドの購入促進
  5. ブランド認知度とリーチ
  6. 目的を設定せずにキャンペーンを作成

リマーケティング機能などをフルに活用すれば、実際に来院や予約などに結びつけることもできます。

このあたりの詳しいお話は別の記事で書きたいと思います。

ディスプレイ広告の形式

ディスプレイ広告の形式は、

  1. テキスト形式
  2. 画像形式
  3. 動画形式

この3タイプがありますが、一般的によく見るのは2の画像バナー形式でしょう。

ディスプレイ広告をクリックすることで、広告主が設定したWebサイトへユーザーを移動させることができます。

課金形式

ディスプレイ広告も基本的にはクリック課金型、つまりPPC広告と言えます。

1クリックあたりの上限単価、1日の予算を決めておけばその範囲内で広告が出せます。

例えば、1クリック10円、1日500円までなら、約50クリックしてもらうことができます。

ディスプレイ広告は、表示回数何回につきいくら、という課金形式も選ぶことができます。

ディスプレイ広告とリスティング広告(検索連動型広告)の違い

では次に、今までこのブログでも紹介してきた「リスティング広告(検索連動型広告)」と「ディスプレイ広告」は具体的に何が違うのかについて書いていきます。

ディスプレイ広告とリスティング広告の違いは、大きく分けて3つあります。

  1. 表示される場所が違う
  2. 広告の形式が違う
  3. アプローチ出来るターゲットの層が違う

この3点について掘り下げて説明していきます。

違い1) 表示される場所が違う



リスティング広告は、▲の画像のように検索画面に表示されます。

これに対してディスプレイ広告は、閲覧サイトの広告枠に表示されるものです。

 

▲の画像を見ていただくとわかる通り、表示される場所が全く違いますね。

 

違い2) 広告形式の違い

リスティング広告の形式は、基本的にテキストのみとなります。

これに対して、ディスプレイ広告の場合は画像動画として広告を出すことができます。

違い3) アプローチできる客層が違う

リスティング広告は検索キーワードに連動して広告が表示されるので、元々ニーズがあるユーザーに絞って配信することができます。

それに対してでディスプレイ広告は、ポータルサイトのトップページや、様々なホームページ、ブログなどに掲載されます。

そのため、サービスへの関心がまだそれほどでもない層も含めて、より幅広いユーザーに見てもらいあなたのサービスを知ってもらうことができます。

治療院業界でディスプレイ広告の運用をしない理由

ここまでで、なんとなくディスプレイ広告についてわかっていただけたと思います。

ではここまで理解していただいた上で、なぜ整体院でディスプレイ広告を使うところがまだ少ないのかわかりますか?

治療院業界でディスプレイ広告が流行らないのには、大まかに以下3つの理由があります。

  1. 予算不足:かけられる広告費が足りない
  2. 知識不足:ディスプレイ広告の運用方法を勉強する時間がない
  3. マンパワー不足:データをリアルタイムで細かく監視する必要があるので、1人で運用するには大変

詳しく見ていきましょう。

理由1 かけられる広告費が少ない

まず治療院業界でディスプレイ広告が運用されない理由の一つ目が、かけられる広告費が足りないためです。

私の経験上ディスプレイ広告の広告費は、5〜10万円はないと成果に結びつけることが難しいです。

ある程度先にまとまった資金が必要になりますので、整体院を開業したばかりで資金面で余裕がない場合は、まずはリスティング広告(検索連動型広告)の方に力を入れることを勧めています。

理由2 ディスプレイ広告の運用方法を勉強する時間がない

2つ目は、ディスプレイ広告を運用するための知識不足です。

リスティング広告は、基本的に「地域+整体」などの一般的なキーワードを設定すれば来院・予約につながります。

それに対して、ディスプレイ広告はターゲティング、キーワード選定、リマーケティング機能などを駆使しないと、今すぐの来院・予約につなげることは難しいです。

純粋に広告運用するための勉強が必要です。そんな時間を、施術しながら取ることが難しいというのが理由でしょう。

理由3 自分で運用するには大変

3つ目は、自分で運用することが大変だと考えられているためです。

ディスプレイ広告は、リスティング広告と違い、広告が配信がされるとクリック数が一気に増えます。

検証と改善を非常に短い期間で繰り返さないといけません

そうなると常に監視が必要です。自分でやるには面倒、代理店も人の監視が必要になるので避ける傾向があります

しっかりと勉強し運用できればディスプレイ広告でも成果は出る!

私は過去に何度もディスプレイ広告を運用した経験があります。

また、私の生徒さんの中にもディスプレイ広告を出して成功した事例もたくさんあるため、具体的な方法をお伝えすることができます。

ただし、ここでディスプレイ広告の具体的な運用方法まで書くと、どうしても長くなってしまうため全て書くことは難しいです。

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整体院がディスプレイ広告を運用することのメリット

ここまで治療院業界でディスプレイ広告が流行らない理由を書いてきました。

これだけを読むと、

「ディスプレイ広告はやっぱりいらないんじゃないか!」

そう思われた方もいらっしゃると思います。

ですが私の意見は真逆です。

まだあまりメジャーになっていない今だからこそ、あなたの整体院はディスプレイ広告を始めるべきなのです。

最大のメリットはあなたの整体院のブランディング

整体院がディスプレイ広告を運用することの最大のメリットは非常にシンプルで、

「あなたのお店のある地域で、あなたの整体院をユーザーに知ってもらうこと」です。

今は腰痛がないユーザーでも、ネット上で毎回近所にあるあなたの整体院が出てきたら、ユーザーは無意識のうちに記憶します。

これは、テレビCMと同じような効果です。

そしていざ腰痛になった時に、あなたの整体院を思い出して、足を運んでくれる方が必ず出てきます。

これがディスプレイ広告の最大のメリットです。

そしてリスティング広告ほどライバルが少ない今なら、単価も安くてたくさんのユーザーに届けることができます。

まとめ

ディスプレイ広告は、Webサイトの広告枠に表示することができる広告です。

ディスプレイ広告とリスティング広告の違いは、大きく分けて▼の3つです。

  1. 表示される場所が違う
  2. 広告の形式が違う
  3. アプローチ出来るターゲットの層が違う

整体院がディスプレイ広告を運用することの最大のメリットは、

「あなたのお店のある地域で、あなたの整体院をユーザーに知ってもらうこと」です。

そして治療院業界でまだライバルが少ない今だからこそ、大きなチャンスがこの「ディスプレイ広告」にはあります。

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