『LINE@は、クーポンやイベント情報、業務連絡などをこちら側から一斉配信するためのツール』

そんな風に思っている方、多いのではないでしょうか?

もちろんそのような使い方もあるのですが、実はLINE@の集客方法はそれだけではありません。

LINE@には、他にも大きく分けて3つの集客に役立つ使い方があります。

  1. 友達全員に配信する一斉配信
  2. タイムラインの投稿
  3. 予約や問い合わせを受けるための窓口

今回はこの3つの集客方法を具体的に説明していきたいと思います。

方法1.一斉配信による集客方法

まず1つ目は冒頭でも書いたような、

『クーポンやイベント情報、業務連絡などをこちら側から一斉配信する』

方法です。

一斉配信による集客・営業方法のことを、マーケティング用語で『プッシュ型』と呼んでいます。

以下、プッシュ型の説明

顧客自らに行動を起こさせるのではなく、こちらから積極的に情報を発信したり営業をかけることで顧客との関係を築き成約へと繋げていきます。

「用がなくても顧客の所へ足を運ぶ」や「電話をかけまくりアポイントを取って訪問する」といった、日本古来の営業スタイルがプッシュ型営業に該当します。

引用元:Lead Plus「プル型営業とプッシュ型営業の違いを正しく理解する」
2016/08/05 の記事(アクセス2018/2/22)https://www.leadplus.net/blog/pull-sales-and-push-sales.html

プッシュ型(一斉配信)による集客方法のメリット

プッシュ型(一斉配信)のメリットは

  • ある程度多くの顧客リストがあれば、配信してすぐに売り上げが上がること
  • こちら側の都合で売上げを作ることができること

が挙げられます。

プッシュ型(一斉配信)による集客方法のデメリット

プッシュ型(一斉配信)のデメリットは

  • 効果が長続きしない
  • コストがかかる(LINE@は例外、後ほど説明します。)

が挙げられます。

効果が長続きしないとは?

配信してから数日は売り上げが上がりますが、それ以降はほとんどの場合効果は続きません。

配信を見たお客さんが、数週間経ってから来るということは考えづらいです。

ですので適度な間隔で、定期的に配信していく必要があります。

あえてLINE@でプッシュ型集客をする意味

整体院でもプッシュ型の集客は、昔から行われてきました。

『チラシ』のポスティングや新聞折込などです。

ただしチラシは、製作するにも、撒くのにもコストがかかります。

これが多くの開業したての整体師を苦しめてきました。

その点でこのLINE@は、月に1000通まで無料で配信することができるので、コスト面で苦しめられるということはほとんどありません。

ここが他のプッシュ型による集客方法と大きく異なる点です。

※この、月に1000通というLINE@のシステムは、ちょっと特殊な考え方なので注意が必要ではあります。詳細は▼をご参照ください。

無料プランの配信上限数の考え方

上限数1000通=配信人数(登録者)×配信回数

となっています。

例えば、具体例を挙げますね。

●登録者が1人の場合

→1人×1000回=1ヶ月間に1000通送信可能

●登録者が200人の場合

→200人×5回=1ヶ月間に5通送信可能

方法2.タイムラインのによる集客方法

この集客方法は、実はまだあまり知られていません。

『タイムライン』という機能を使う方法です。

この『タイムライン』は、個人のLINEにもありますが、LINE@にもあります。

(この画像は、私がテスト用に作成したLINE@のアカウントを使用しています。)

先ほどの『一斉配信』がプッシュ型の集客方法だったのに対して、この『タイムライン』はプル型の集客方法になります。

以下、プル型の説明

 顧客主体の営業とは、サービス・製品に対し顧客が自発的に興味を持ち行動を起こさせるよう喚起する営業スタイルです。

 

引用元:Lead Plus「プル型営業とプッシュ型営業の違いを正しく理解する」
2016/08/05 の記事(アクセス2018/2/22)https://www.leadplus.net/blog/pull-sales-and-push-sales.html

プル型(タイムライン)による集客方法のメリット

  • 効果が長続きすること
  • 1度仕組みを作ってしまえば費用がプッシュ型ほどかからないこと

が挙げられます。

プル型(タイムライン)による集客方法のデメリット

  • 効果がすぐには出ないこと
  • 仕組みを作るのに手間がかかること

が挙げられます。

タイムラインの活用方法

タイムラインは画像と一緒に投稿できるのが特徴です。

そこで私がおすすめしたいのが、ビフォーアフターの投稿です。

特に美容整体のメニューがあるお店は、このタイムラインをどんどん活用すべきです。

▼のような感じで、パッと見て結果がわかるようなインパクトのある写真と投稿を心がけましょう。

(この画像は、私がテスト用に作成したLINE@のアカウントを使用しています。)

HPで記事にしようと思うと、なかなか構成を考えたり、編集したりするのが大変だという方も、これでしたら10分ほどあれば簡単にできてしまいます。

地道な作業ですが、友達登録者がある程度の人数いる方であれば、マメに投稿することで必ず成果はでてきますので、頑張ってみてください。

方法3.予約や問い合わせを受けるための窓口としての集客方法

あなたのお店、電話やメール (予約申し込みフォームなど)で予約や問い合わせをの連絡を受けていませんか?

もちろんこれらの手段で連絡を受けること自体が、悪いわけではありません。

でも現代は、みなさん自身が一番実感していると思いますが、電話やメールよりも圧倒的に『LINE』の時代です。

この電話やメール(予約申し込みフォームなど)での予約や問い合わせっていうのが、実は結構ハードルが高いのです。

下手をしたら

「電話もメールもめんどくさいな。後でいーや。」

と、後回しにされてしまっているかもしれません。

▼のデータをご覧ください。

■連絡を取るとき「携帯のメール」と「LINE」では、どちらを使うことが多いですか?

メール派 73人(24.3%)
LINE派  227人(75.7%)

引用元:株式会社マイナビ「大学生の7割以上がメールよりもLINE派と回答! 若者はどんなときに、メールを使うの?」2015/03/23の記事(アクセス2018/22)https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/13442

このデータは大学生から取ったものなので、年齢が上がればもう少し差が縮まるかもしれませんが、それでもこの結果が逆転することは考えづらいでしょう。

LINEでの予約も受け付けるべき

何もメールと電話をやめて、窓口をLINE一本にしましょうと言っているわけではありません。

お店のLINE@があれば、どちらでも受け付けることができるのです。

しかも1000通まで無料で。

LINEでのご予約のイメージがつかない方は▼をご覧ください

こんな感じで、予約を受けることができます。

これをすることで、ただ予約を取るだけでなく、患者さんの施術後の状態も合わせて聞くことができます。

また毎回予約時にLINEでメッセージのやり取りをすることで、患者さん側も今後体のことで困った時に相談しやすくなります。

こうして院長先生に連絡することへのハードルを下げることで、信頼関係も構築しやすくなります。

ここまでメリット尽くしのLINE@。

これを使わない手はありませんよね?

ぜひ窓口はメールや電話とLINE@を併用してみてください。

まとめ

LINE@には、大きく分けて▼の3つの集客に役立つ使い方があります。

  1. 友達全員に配信する一斉配信
  2. タイムラインの投稿
  3. 予約や問い合わせを受けるための窓口

この3つ従来までであれば、それぞれ別々のツールを用意して、運用していかなければなりませんでした。

ですがこのLINE@があれば、1つのアプリ上でこの3つ同時に運用することができます。

これって凄いことだと思いませんか?

これらの使い方をしっかりと理解して地道に実践することで、お店に人が集まります。

ぜひやってみてください。