整体院やサロンに行ったときに、紹介カードをもらったことありませんか?
この紹介カードって実はとっても重要な集客アイテムなのです。整体師の多くは集客に悩みを抱えています。
- 新規顧客を増やしたい
- リピーターを増やしたい
こうした悩みを抱えているのであれば、紹介カードの活用が1つ有効な手段になります。ここでは、集客に有効な紹介カードの作り方を説明していきます。
目次
新規顧客獲得に紹介カードを利用しよう!
紹介カードとはどんなものなのか。はじめに次に紹介する画像をご覧ください。
比較的紹介が多いある整体院では、月間で来店者の10%が紹介で訪れているそうです。例えば、月間で100人の利用者がいたら10人が新規のお客様だということ。
10人も新規顧客を獲得するってすごいことですよね?
口コミを来店につなげるのが紹介カード
紹介カードとは、来店されたお客様に渡すカードのことです。来店されたお客様Aが、友人Bに紹介カードを渡して整骨院への来店を勧めます。
もし、紹介カードを持った友人Bが来店された場合は、紹介カードに記載されている特典をAさんとBさんが受けることができます。
紹介カードはお客様の家族・友達・知人へ来店を促すための重要なアイテムということです。
例えば次のようなシーンで、紹介カートが役立ちます。
Aさん:この前、整体にいったら肩の痛みが和らいだよ!
Bさん:どこの整体院に行ったの?
Aさん:えっと…コレ!ここの整体院だよ。紹介カードを持っていけば安くなるから試しに行ってみなよ。
整体院を紹介したいと考えても、お客様は整体院の名前や詳しい住所・電話番号を覚えていないことが多いです。だからこそ、紹介カードの存在はとても効果的です。
紹介カードがあればすぐ間違いなく整体院を伝えることができるでしょう。
紹介カードを利用する3つのメリット
- 集客費用のコスパが良い
- 近隣に住む優良な顧客を獲得しやすい
- チラシやWEBなどでリーチできない顧客を獲得できる
1.集客費用のコスパが良い
紹介にはチラシやWEB広告のような広告費がかかりません。そのため、低予算で集客をすることが可能です。
2.近隣に住む優良なお客様を獲得しやすい
紹介だと、整骨院の近くに居住している方に広まりやすいのです。友人同士で通うようになると、継続率の向上にもつながります。
3.チラシやWEBからはアプローチしづらいお客様を獲得できる
現在は、新聞を取っていない人も多いのでチラシが届かない人にも整骨院の存在について知ってもらうことができます。
紹介カードのデメリット
紹介者と紹介される方が対面しないといけない。
紹介カードのデメリットは、紹介者と紹介される方が直接会わなければならないこと。
これが一番の問題です。しかし、直接会って紹介カードを渡すというハードルを越えたということは、来店してもらえる確率は格段にあがります。
紹介カードの作り方
紹介カードは、名刺サイズかお札のサイズで作成すると財布にしまいやすいのでおススメ。ポイントは、紹介カードを持ち歩いてもらえることです。
では紹介カードにどんな内容を書いたらいいのか?ということをご紹介します。
紹介カードに記載する項目
紹介カードに記載する項目は下記の5つ。
- 整骨院の名前、住所、地図、電話番号、営業時間
- どんな症状を改善するのか(コンセプト)
- 価格
- 紹介特典
- スタッフの写真
整骨院に行くと、何が改善するのか、立地や価格などの情報を入れることが重要です。
スタッフの写真は必ずしも必要ではありませんが、初めて利用する整骨院の雰囲気は知っておきたいですよね。スタッフの顔がわかると、足を運びやすくなるのでお勧めします。
印刷は自作でも外注でもOK
印刷は自宅のプリンターでOKです。名刺サイズにミシン目が入っている印刷用紙が、家電量販店で販売されています。
また、まとめて印刷会社に印刷してもいいですね。ラクスルだと100部463円~注文できます。
美容室の紹介カードを参考にするのがおススメ!
紹介カードの作成が上手なのは美容室です。私は美容室の紹介カードを参考にしています。美容室にはなかなか行かないという方は、家族や友人に声をかけてみてもらうと良いでしょう。
美容室は整体院以上に店舗数が多くしのぎを削っています。紹介カード1枚でさえ、その美容室の特徴や雰囲気が伝わるようになっているものが多いのでとても参考になります。
私が紹介カードを見て印象が強く残っているポイントは次の通りです。
- スタッフ全員の写真がプリントされている
- 店舗と紹介カードのカラーが同色でイメージが統一されている
- 担当者の手書きのコメントが記載されている
- 2カ月以内に紹介すると、割引率が10%から20%になる
また、施術価格を引かずにオプションを無料にするといった特典も多いですね。
私がおススメするのは、KING printersというサイト。無料で利用できる紹介カードのテンプレートが多数あります。イラストレーターやフォトショップのデータで置かれているので、自分で文字を入れたり位置の調整ができます。印刷まで出来るので簡単ですよ。
紹介カードの渡し方
紹介カードの渡し方にちょっとしたコツがあります。
ポイントは、「悩みの似た人」です。
「●●さんと同じように、肩こりの悩みを持っている方はいらっしゃいますか?」
このように尋ねてみてください。「同僚にもいます」等と答えてくれると思います。そうなれば、「●●さんの同僚に、この紹介カードを渡してください。」と紹介カードを渡してみてください。
お客様が誰に紹介カードを渡すのか特定してあげることで紹介してもらいやすくなりますよ。
まとめ
紹介カードは、テンプレートを使えば簡単に作ることができます。
すぐに実行することができる集客方法なので、試してみてくださいね。
紹介カード以外の集客方法については、「売れてる治療院が実践している6つのWEB集客方法」をご覧ください。