こんにちは。一人治療家・セラピスト開業集客研究会の吉田です。

治療院の集客方法には、チラシやホームページなど様々な媒体を活用した方法があります。数ある方法の中でも必ず実践して欲しいのが『動画』です。

動画集客は治療院の集客方法としては非常に相性が良く、集客効果の高い媒体です。「なぜ治療院の集客に動画が有効なのか」「どうやって実践していけばいいのか」などを今回は動画集客の“動画集客の入門ガイド”と題して解説しています。

ぜひ記事の内容を参考にして売上アップに繋げてください。

治療院の動画集客|はじめに

治療院の動画集客を実践していく上での『動画』そのものについて、どのように取り扱っていくのかを簡単に解説しておきます。

■動画について

治療院の動画集客で利用する動画は自分で撮影してください。そして撮影した動画は『Youtube(ユーチューブ)』にアップロードして活用していきます。Youtubeとは、誰でも無料で利用できる動画共有サービスです。アップロードとは、Youtubeに自分の動画を転送・掲載することだと思ってください。

登録やアップロードの作業は初心者でも簡単に実践できるので、ぜひYoutubeを利用するようにしてください。YouTubeを活用していくためは「Youtubeチャンネル」を作成します。「Youtubeチャンネル」の登録方法は別の記事で詳しく解説しているので、記事の内容を参考にしてチャンネル作成をしてください。

【超初心者向け】YouTubeで動画投稿を始めるためのチャンネル作成方法

 

治療院に動画集客が有効な理由

動画を活用することで治療院の認知度が上がり、ホームページやブログなどのWEBサイトへのアクセスアップ効果があります。そして、そこから施術の予約や来院に繋がっていきます。

 

理由1:動画(Youtube)はSEOに強い

Youtube動画はSEOに強いというメリットがあります。SEOとは、検索結果で上位表示されるようにする対策のことです。そして「SEOに強い」とは、Youtubeの動画が検索結果の上位に表示されやすいということです。

SEOに強いことで、GoogleやYahoo!の検索エンジンから見込み客を集客することが可能になります。SEOが強ければ、いわゆる「ネットからの集客」を安定して実現することができます。さらにSEO集客は広告費を抑えることもできるので、費用面からみても必ず実践しておきたい集客方法であるといえます。

※具体的なSEO対策の方法については、「目次3:治療院の動画集客|実践3ステップ」の中で詳しく解説しています。

 

理由2:治療院ならではの3つの理由の存在

  • 理由1:動画は「動き」が伝わりやすい
  • 理由2:施術のイメージが伝えやすい
  • 理由3:院内状況を分かりやすく伝わりやすい

 

理由1:動画は「動き」が伝わりやすい

動画を利用することで、実際の体の動きをわかりやすく伝えることができます。例えば、見込み客に向けてストレッチのポイントを解説したい場合。

  • どんな動きをすればいいの
  • どこがポイントなのか
  • どこに気をつけるべきなのか など

ストレッチの効果を引き出すためのポイントを視覚的に伝えることができます。文章だけで伝えるよりもはるかにわかりやすいです。わかりやすい動画は見込み客に信頼感や好印象を与えてくれます。そして、最終的に集客へと繋がっていきます。

施術後のケア方法やトレーニング方法などについても、動画で解説することで「動き」を伝えやすいです。なので、既存の患者様やこれから来院される見込み客のために動画の活用は非常に有効な方法といえます。

<施術の効果を伝えやすい>

動画は動きを伝えることができるので、施術前後の変化(施術効果)も伝えやすいという利点があります。施術前と施術後の変化がわかるような動画を撮影すれば、施術効果を見込み客に伝えることが可能です。

例えば施術前の可動域を撮影しておき、施術後の可動域の変化を撮影する。加えて患者様の声ももらっておくことで、動画の信ぴょう性を高めることができます。

理由2:施術のイメージが伝えやすい

動画を使い実際の施術方法や流れを開設することで、見込み客(お客様になってくれる可能性がある人)に安心感を与えることができます。

見込み客からすると、治療院がどんな治療(施術)をしているのか。実際にどのように治療の流れが進んでいくのか。こうしたことは非常に気になる部分です。

  • どんな施術内容なのか
  • どんな雰囲気で行われるのか
  • どんな場所でやるのか
  • どんな格好で施術を受けるのか
  • 施術は痛いのか・痛くないのか
  • 先生はどんな人なのか など

様々な要素を見込み客は気にしています。なので施術中の様子がわかる・伝わる動画があれば見込み客に安心感を与えることができます。そして、実際の集客(来院)に繋がっていきます。

 

理由3:院内状況を分かりやすく伝わりやすい

見込み客にとっては治療院がどんな雰囲気のところなのか。これは非常に重要な要素です。治療院の雰囲気や印象次第で、行ってみるか・やめておくのかを判断します。「この治療院なら大丈夫そう・なんか良さそう」そんなふうに安心してくれた時、初めて集客に繋がっていきます。

  • 院長がどんな人なのか
  • 治療院内の雰囲気(様子)
  • 治療院の外観(お店周りの雰囲気) など

動画を通して伝えることで見込み客に安心感を与え、それが集客に繋がっていきます。

 

治療院の動画集客|実践ステップ

治療院の動画集客で実践するステップはシンプルに次の2ステップだけです。

ステップ1:動画を作成する
・・
ステップ2:Youtubeに動画をアップロードする

しかし、この2ステップを実践していく上でいくつか押さえておくべきポイントがあります。動画集客で効果を出すため重要なポイントです。それらのポイントについて解説していきます。

 

動画を撮る前に決めておくこと

動画を撮影する前段階で決めておくべきことがあります。それは次の2つの要素です。

  1. 誰に向けた動画なのか
  2. 何を伝える動画なのか


1.誰に向けた動画なのか

撮影する動画は誰に見て欲しいのか。これを最初に明確にしておく必要があります。基本的には自分の治療院の見込み客に向けて動画を撮ることになると思います。そこで重要になるのがこの見込み客がどんな人なのかを明確にすることです。

<ペルソナ:理想の見込み客を考える>

自分の治療院に来て欲しい理想の見込み客を『ペルソナ』と言います。ペルソナは治療院の集客を実践していく上でとても重要な要素になります。

動画を撮るとき
ホームページの文章を書くとき
チラシを作るとき など

集客活動(マーケティング活動)をしていくときにはペルソナに向けてメッセージを考え・書いていくからです。ペルソナを設定しておくことで、ペルソナの興味・関心を惹きつけるための具体的なメッセージを考えられるようになります。

 

■自分の治療院のペルソナを考えてみる

自分の治療院にはどんな人がきて欲しいのか。どんな人が理想の患者様なのか。それを明確にします。ペルソナを考えるための項目を紹介しておくので、ペルソナ設定に活用してください。

  • 名前
  • 年齢
  • 性別
  • 住所
  • 家族構成
  • 職業
  • 年収
  • 既往歴
  • 好きなこと
  • 苦手なこと
  • 趣味
  • 抱えている悩み
  • 感じている不安
  • 悩み・不安解消のためにしてきたこと
  • 理想のライフスタイル
  • お金の使い方
  • 整体院や治療院に対してどんなイメージを持っているか
  • 健康や医療の知識をどのぐらい知っているのか
  • どこでその知識を得たのか
  • どんな思い込みを持っているか
  • 過去に試した商品・サービス

 

2.何を伝える動画なのか

「この動画ではペルソナに何を伝えるのか」それを明確にした状態で動画を撮影するようにしてください。原則として1つの動画で、1つのメッセージ(1つのテーマ)です。自分が一番伝えたいことにテーマを絞って、動画を撮影してください。

  • 健康に関する知識
  • 施術に関すること
  • 話題の健康情報について など

「何を伝えるのか」を考えるときは、動画を見終わったペルソナにどんな感情になって欲しいのかをイメージしておくことも重要です。

  • なるほどそうだったのか
  • この人の話面白い
  • 他の動画も見てみよう
  • なんかこの治療院は良さそう
  • ここの施術を受けてみたい など

動画を見てくれている見込み客の感情に変化が起きると、お問合せや予約などの行動に繋がっていくので、ぜひ見込み客の感情の変化想像しながら「何を伝えるのか」を考えるようにしてください。

 

動画投稿のポイント

撮影した動画をどのうようにして、Youtubeにアップロードしていくのか。そのポイントを解説していきます。

動画の撮影方法

動画を撮影する際は動画のテーマに沿って、一気に内容を撮影してください。例えば「施術の流れについて」という解説動画を作るときは、問診から施術終了までの流れを一気に撮影してます。

『問診の動画・検査の動画・施術の動画』などのように、1つ1つ分けて撮影する必要はありません。一気に撮影する方が、いつも通りの自然体で撮影することができるからです。

 

動画は2〜3分サイズにする

一気に撮影した動画は、そのまま公開してはいけません。一般的に再生時間の長い動画は、見てもらえないからです。Youtubeで動画を見てもらうためには、2〜3分程度の再生時間にすることがオススメです。

前述の「施術の流れについて」の動画であれば、問診のパート・検査のパート・施術のパートというように、各パートごとに動画をカットして再生時間を短くした状態でYoutube にアップロードしてください。

編集する動画は無理やり2〜3分程度に納める必要はありませんが、できる限りコンパクト(短い再生時間)になるようには心がけてください。

 

基本情報7項目を設定する

Youtubeに動画がアップロードしたら、次の7つの基本情報を入力してください。この項目を設定しておくことで、動画集客の効果を高めることができます。

  1. タイトル
  2. 動画の説明
  3. タグ
  4. サムネイル
  5. 公開・非公開・限定公開
  6. SNSのシェアボタン
  7. メッセージ

【1.タイトル】

動画のタイトルです。動画の内容がようやくされた・わかりやすいタイトル付けを心がけてください。後ほど詳しく解説しますが、タイトルに「検索キーワード」を入れておくことも重要なポイントです。

【2.動画の説明】

「この動画がどんな動画なのか」その説明文を入力します。説明文を入力する際は、次のポイントを意識してください。

  • 予約先の電話番号を掲載する
  • ホームページURLを掲載する
  • LINE@をIDを掲載する
  • 上記3点を含め文字数を130字程度でまとめる

4つのポイントを押さえておくことで、動画集客の効果をグッと高めることができます。

【3.タグ】

タグとは、動画のジャンル(カテゴリー)のことです。例えば、『治療』『腰痛』『ストレッチ』などがあります。自分のYoutubeチャンネルのIDやタイトルの中から、言葉を選んでタグ付けしてください。

【4.サムネイル】

サムネイルとは、動画再生前に表示されている画像のことです。サムネイル画像が見込み客にとって気になるものになっていると動画を見てもらえる可能性が高くなります。

【5.公開・非公開・限定公開】

Youtubeに動画をアップロードすると、その動画の公開状況を設定できます。動画の利用目的に合わせて公開状況を設定してください。

  • 【公開】YouTubeを利用する全ての人が視聴できる
  • 【非公開】自分と指定した人だけが視聴できる
  • 【限定公開】アップロードした動画リンク(URL)を知っている人だけが視聴できる

【6.SNSのシェアボタン】

動画をアップロードし公開ボタンを押すと、TwitterやFacebookなど様々なSNSにシェア出来る画面が表示されます。SNSで拡散されると動画を見てもらえる可能性が高くなり、それが集客に繋がっていきます。なので、見込み客が利用しているであろうSNSでのシェアボタンを設定することがオススメです。

【7.メッセージ】

動画の画面上にメッセージを表示させることができます。静止画をつなげて動画を作った場合には、有効な設定項目です。必要に応じて設定するようにしてください。

※7項目の実際の設定画面を見てみたい場合は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
絶対検索されるYoutube動画にするために基本情報7項目を設定しよう

 

ポイントまとめ

Youtubeで公開する動画は長いものは見てもらえない。だから短い再生時間のものを投稿する。理想は2〜3分程度の動画。

どんな内容の動画を撮影するときも、なるべくコンパクトにして見やすい・わかりやすい動画内容を意識すること。

 

治療院の動画ネタ『5つのリスト』

「動画を撮ればいい」そう言われても何を撮影すればいいのか悩んでしまうものです。そこで、治療院の動画集客にオススメの動画ネタ5つご紹介しておきます。動画のネタ探しに困ったときは参考にしてください。

  • ネタ1:施術の様子・施術の効果
  • ネタ1:患者様の声・インタビュー
  • ネタ3:患者教育の動画
  • ネタ4:Q&Aの動画
  • ネタ5:告知の動画

 

ネタ1:施術の様子・施術の効果

<施術の様子>

施術中の様子がわかる動画は見込み客に安心感を与えてくれるので集客効果が高い動画です。「どんな施術をしているのか」を患者様(見込み客)はとても気にしているからです。なので、施術中の様子を動画を使ってわかりやすく伝えてあげるようにしてください。1度撮影したら終わりではなく、定期的に動画の内容を見直して見込み客に伝わりやすい・わかりやすい動画を作成することを心がけて行きましょう。

<施術の効果>

施術効果とは施術前と施術後の変化をわかりやすく伝えるための動画です。症状の改善事例がわかりやすい動画は、それだけで集客効果の高い動画になります。

・腰痛
・肩こり
・頭痛 など

見込み客が抱える“よくある症状”の改善事例動画を作成する。もしくは、自分が得意とする症状の改善事例の動画を撮影してみてください。

・脊柱管狭窄症
・椎間板ヘルニア など

一般的に治療が難しいと思われている症状の方が改善した動画を作成すれば、自分の腕を自然とアピールすることもできます。

 

ネタ2:患者様の声・インタビュー

<患者様の声をもらう>

ネタ1に関連してくるのですが、患者様の声(感想)の動画も非常に集客効果の高い動画です。施術前後の改善動画を掲載した場合は、合わせて患者様の声(感想)を動画でもらっておくようにしてください。

動画を見てくれる見込み客は基本的に動画の内容を疑っている場合が多いです。「本当かな?」「なんか怪しいな」など。疑っている見込み客に『動画の内容は本当である』と信じてもらう必要があります。

お客様の声は見込み客の疑いを晴らしてくれる効果もあります。動画の中の患者様が施術効果に対してや、治療院の雰囲気を褒めてくれることで、それが信頼獲得の要素に変わっていきます。

<インタビュー動画の活用方法>

インタビュー動画とは、患者様にインタビュー形式で質問をしていき声(感想)をもらう動画です。インタビュー形式にすることで、治療院側が聞きたいこと・伝えたいことを意図的に回答してもらうことができます。

通常、患者様の声をもらう場合は、「当院の施術を受けた感想を教えてください。」「当院の施術を受けてどんな変化がありました?」など、1つの質問に対して自由に答えてもらうという形が多いです。

一方インタビュー形式では、治療院側が事前に質問項目を3〜5つ準備しておき、その質問を患者様にすることができます。『治療院側が答えて欲しいこと・見込み客に伝えたいことが回答になるような質問内容』これを事前に準備することできることが非常に大きなメリットです。

<参考例:インタビューの質問内容>

  • 通院前はどんな悩み・症状があったのか
  • 何がきっかけで通院を決めたのか
  • 実際の施術を受けた感想
  • 先生や治療院の印象
  • どんな人にオススメにしたいか

 

ネタ3:患者教育の動画

ここでいう患者教育とは、医療用語で使用されるな意味合いではありません。見込み客や既存の患者様に対して治療院の考え方を伝えて、それに賛同してくれる人を集めることをいいます。

  • 当院はこういう考え方で治療しています
  • 当院は腰痛に関して〇〇が原因だと思っています
  • 当院は治療に関して〇〇という信念を持っています など

「教育」という言葉を使っていますが、実際は仲間を集めているイメージです。

動画を通して自分の考え方や治療院として大事にしている価値観を伝える
・・・
賛同してくれる見込み客が実際に来院してくれる

上記の流れを構築することが動画を使った患者教育の目的です。動画を見た見込み客は治療院の考え方・価値観にある程度共感してくれている状態で来院してくれます。そのため、いわゆる“いいお客様”であることが多いです。いいお客様は次回以降のリピートに繋がりやすく、それが治療院の売上アップにも繋がっていきます。

ぜひ自分が伝えたい考え方・価値観などを動画のネタにしてみてください。

 

ネタ4:Q&Aの動画

見込み客や既存のお客様が知りたいであろう事柄に対して、回答・解説する動画です。見込み客や既存のお客様は、体のことや治療のことについて知りたいこと・疑問に思っていること・不安に思っていることがたくさんあります。そうした疑問・不安に対して1つ1つ答えていくことで、信頼獲得に繋げることができます。

見込み客や既存のお客様が知りたい事柄は、普段から意識的に集めておく必要があります。普段の仕事中にお客様から寄せられる質問や疑問。身の回りにいる人からされる質問もネタになります。

インターネットを使えば『Yahoo!知恵袋』などのQ&Aサイトから、見込み客の抱える悩みを調べることもできます。テレビで取り上げられている健康情報や雑誌で特集が組まれているような内容にもお客様は興味があるものなのです。なので、そうしたテーマについても回答・解説する動画を撮ることは非常に有効な手段の1つになります。

 

ネタ5:告知系の動画

告知系の動画とは、動画のチラシと考えてください。治療院でイベント・キャンペーンをやる場合に動画をとって告知します。

  • どんなインベントをやるのか
  • なぜ開催するのか
  • どんな特典があるのか
  • いつまでやるのか など

動画を見てくれた見込み客が思わず「行ってみたい!」と感じるような動画を作成してください。そうすることで治療院への集客に繋げることができます。

 

誰でもできる動画のSEO対策

SEOとは、検索結果で上位表示されるようにする対策のことです。例えば、見込み客がGoogleやYahoo!を使って「肩こり ストレッチ」と検索をかけたとします。このとき、検索結果の上位に自分のYoutubeの動画が表示されるようにする施策が『SEO対策』です。

 

YoutubeのSEO対策:実践方法

『動画タイトルにキーワードを入れる』これがYoutube初心者やSEOのことがよくわからない人でも実践できるSEO対策です。動画タイトルとは、Youtubeにアップロードする動画のタイトルです。そしてキーワードとは、見込み客がGoogleやYahoo!検索をするときに検索窓に打ち込んだ単語・言葉のことを意味します。

「横浜市 治療院」これも1つのキーワードです。「肩こり ストレッチ」というキーワードで検索されたときに治療院の動画を見つけて欲しい時は、動画のタイトルに「横浜市 治療院」を入れます。

  • 知らないと怪我する!? 肩こりストレッチの基本ルール
  • 肩こりをストレッチで治したいなら〇〇は絶対するな!
  • 働くOLのための肩こり解消ストレッチ “1分テクニック” など

検索されたいキーワード(「肩こり ストレッチ」)を、Youtube動画のタイトルに自然な形で含ませることでSEO対策することができます。誰でも簡単に実践できる対策なので必ず実践して欲しいと思います。

 

キーワードの見つけ方・考え方

「動画タイトルにキーワードを入れる。それはわかったけれど、キーワードってなに?」そんな悩み・疑問が出てくるかもしれません。キーワードはSEO対策を実践していく上で非常に重要な要素になるので、詳しく解説していきます。

キーワードは自分が思いついたものを適当に設定してはいけません。キーワードを考える時は次の2つのポイントを考慮する必要があります。

  • ポイント1:見込み客(ペルソナ)が検索するキーワードであること
  • ポイント2:キーワードに需要(検索ボリューム)があること

ポイント1:見込み客(ペルソナ)が検索するキーワードであること

SEO対策をする時は、見込み客(ペルソナ)が実際に検索しているキーワードを狙うことが重要です。

参考例:横浜市で治療院を経営している場合

見込み客は「横浜市 治療院」「腰痛 横浜市」「肩こり 治療院 横浜」などのキーワードを検索していると考えることができます。「大阪市 治療院」「京都 肩こり 治療院」などのキーワードを検索しているとは考えられません。

「横浜市 治療院」「腰痛 横浜市」「肩こり 治療院 横浜」などの、見込み客が検索するであろうキーワードででSEO対策する必要があります。

 

<見込み客(ペルソナ)が検索するキーワードの見つけ方>

「見込み客(ペルソナ)が検索するキーワード」これを自分の頭で考えることも1つの方法としてはアリです。しかし、SEO対策の実践経験がないと難しいといえます。そこでSEO対策が初心者のうちはツールを活用することがオススメです。

ツールを活用すれば「実際にどんなキーワードが調べられているのか」を簡単に見つけることができます。なので、今からご紹介するツールを活用して見込み客が検索している木ワードを見つけるようにしてください。

<検索キーワードを見つける5つツール>

  • goodkeyword
  • サジェスト キーワード一括DLツール
  • 関連キーワード取得ツール
  • Googleトレンド
  • Yahoo!知恵袋や教えてGooなど質問掲示板

5つのツールは動画のSEO対策だけでなく、ホームページやブログでSEO対策を実践していく際にも重要なツールです。なので5つのツールの使い方については、別の記事で詳しく解説しています。ぜひそちらの記事も合わせてご覧ください。

【YouTubeのSEO対策】キーワード探しのプロになれるお勧めツール5選

 

■ポイント2:キーワードに需要(検索ボリューム)があること

『見込み客(ペルソナ)が検索するキーワード』を見つけることができたら『そのキーワードが本当に検索されているのか・実際にどのぐらい検索されているのか』を確認する必要があります。これを『検索ボリュームの確認』といいます。

検索ボリュームの確認には、Googleが無料で提供してくれている『キーワードプランナー』というツールを活用します。『見込み客(ペルソナ)が検索するキーワード』が1ヶ月間にどのぐらい調べられているのか(検索ボリュームがあるのか)を調べることができるツールです。

キーワードプランナー の使い方は別の記事の中で解説しているので、そちらの記事見て使い方を覚えてください。キーワードプランナー の使い方、そしてキーワードに関する考え方も合わせて解説しているので、動画集客のSEO対策に役立ててください。

Web初心者の整体師にもできる!PPC広告の具体的なキーワード選定方法

 

治療院の動画集客|動画撮影のコツ「チェックリスト」

動画を撮影する際のポイントをチェックリストにしておきました。実際に動画を撮る前に各項目を意識すること。そして撮影後の動画編集時にも各項目を確認するようにしてください。

<声・表情>

  • □声は聞き取りやすい大きさである
  • □ハキハキとした発声である
  • □上から目線の声ではなく親しみやすい
  • □表情は自然な笑顔になっている
  • □難しい表情・怒った表情をしていない
  • □しっかりカメラ目線で話している

<音声>

  • □動画の声がはっきり聞こえる
  • □必要であればBGMを入れる
  • □声・BGMなどの音が割れていない
  • □BGMより喋り声がしっかり聞こえる

<その他>

  • □誰に向けた動画なのかを明確にする
  • □動画で伝えるメッセージを明確にする
  • □動画の冒頭で、この動画のテーマ・目的を伝えている
  • □動画に映り込む背景は自分の治療院のイメージに合っている
  • □自分の髪型・服装・表情は好印象である
  • □動画の最後に「まとめ」「重要ポイント」を伝えている
  • □ホワイトボードやテロップを活用して視覚的に内容がわかるようにする
  • □動画の再生時間は2〜3分程度にまとめる

<撮影時>

  • □スマホで撮影する場合は、横撮りで撮影する
  • □手ブレに注意する
  • □無意味なズーム・ズームアウトをしない
  • □明るい場所・雑音の少ない場所で撮影する

<Youtubeアップロード>

  • □キーワードを動画のタイトルに入れる
  • □キーワードは動画タイトルのなるべく「左側」に入れる
  • □動画の説明欄に「誘導したいWEBページのURL」を記載する(説明の3行以内)
  • □タグには「キーワード」「関連キーワード」を入れておく

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。治療院が活用できる動画集客の入門知識を解説しました。見込み客(患者様)は「治療院がどんなとこなのか」「どんな先生がいるのか」「どんな治療をしているのか」など、多くの疑問や不安を抱えているものです。

動画は『治療院の雰囲気』や『施術の様子』など、見込み客が抱える疑問や不安に対して映像で応えることができます。そして映像を通して安心感・信頼感を見込み客に与えることができれば、それが集客に繋がことができる。それが動画集客の効果です。

作成した動画はYoutubeにアップロードしてください。そして、ホームページやブログ、SNSなどを活用して集客に繋げる媒体として活用していく。これがオススメの実践方法です。

動画作成で重要なポイントはいくつかありますが、最も重要視して欲しいのは、次の3つです。

1:誰に向けた動画なのか
2:何を伝える動画なのか
3:動画にSEO対策をする

上記3ポイントをおさえることで動画集客で成果を出すことができます。3つのポイント以外のチェックポイントについては、目次4の『動画撮影のコツ「チェックリスト」』を参考にしてください。実際に動画を撮影する前と撮影後に活用することで、集客に繋がる動画を作成することができます。

もしあなたが今回お伝えした動画集客に加えて、自分の治療院の現状に合わせた集客方法をもっと知りたい場合は無料プレゼント中の動画をご覧になってください。一人自費治療院の売上アップにつながる再現性の高い経営ノウハウを無料で公開しています。ぜひ今すぐ動画をご覧になって、治療院の売上アップにつなげてください。