こんにちは吉田です。

今週から来週にかけてクライアントのインタビュー撮影を行っています。

午前中整体、午後はインタビューのための移動とかなりバタバタです。

さて先日コストコに行ってきました。
コストコって何?

たまにコストコに行きます。

今回は3ヶ月ぶりに行ったのですが入口付近の商品を見て
思わずシャッターを押してしまいました。

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【てもみん】のチケットが販売されていました。

「リラクゼーションチケット1050円×10枚パック」
いわゆるジョイントベンチャー(JV)です。

ジョイントベンチャーというと難しく感じる方もいるので
簡単に説明すると、他の人、商売をやっている人のリスト(顧客名簿)
を使って、自分の商品・サービスを紹介してもらう、というものです。

コストコ&てもみんならそれぞれ知名度もあり
我々一人治療家・セラピストには関係ないかと思うかもしれません。

でも近所のスーパーにチラシを貼らしてもらう。
美容室と連携して紹介してもらい、割引特典をつける。

これと全く同じです。

面倒でやっていない人が多いですが
かなり効果も高く、費用対効果もよく集客できます。

特に整体とかエステ、リラクゼーション系は効果が高いです。
ここで私が感じたのは
てもみんでも集客するのにあらゆる手を尽くしている。
ということです。
おそらくこれが集客につながっていればコストコに限らず
たくさんの人の出入りするところと連携してやっているのではないでしょか。

実際に購入する人は自分で使うというよりもプレゼントとして
購入している人もいるでしょう。

てもみんは、チケットの割引特典以外に、コストコへの場所代あるいは
売れた分の何割かをバックすると予想できます。

コストをかけてもジョイントベンチャーをします。

この時ポイントなるのが【CPA】です。
CPAとは顧客獲得コストのことです。

全国展開するようなところは当然ですが
顧客獲得コスト(一人当たりのお客を獲得するににかかる費用)
を明確に算出しているはずです。

CPAが3000円なら、3000円を何かに使っても
十分元が取れるという計算をしているということです。

例えば私の場合であればこんな風に考えます。

近所に人気のパン屋さんがあります。(実際あります)

私の整体院のCPAが3000円だとしましょう。

一人の新規を取るのに3000円のコストがかかっている計算です。
そのパン屋にJVの依頼をします。

パン屋にジョイントベンチャーお願いします、とは言わないでくださいね。
全く意味がわかりませんので(笑)

その時の条件は、パン屋からチラシを持って来たら
オーナーに3000円キックバック?ではありません。

オーナーは3000円キックバックでどの程度売れるかわからないし、
現金をもらってもなんだか嫌な感じで進んで取り入れてはくれないでしょう。

更にユーザーには全くメリットがありません。

JVはお互いがメリットを感じないとうまくいきません。
当然ですがユーザーにもメリットがないとうまくいきません。

整体単価5000円なので、チラシを持ってきたお客には
初回整体2000円引き、更にパン屋の1000円購入チケットを進呈。

1000円のチケットを使ってパンを購入したら
オーナーが私のところに来て現金と差し替えればパン屋に売上が上がります。

オーナーもパンが売れるので現金もらうより嬉しいはずです。

ユーザーには割引特典があり、行ってみるきっかけができる。

人気のパン屋で紹介しているならなおさら行ってみよう、となります。

できれば事前にオーナーや従業員に割安か無料で整体をしておき
レジあたりで一言宣伝してもらうといいでしょう。

パン屋の1000円購入チケットってかなりお得感を感じませんか。

整体で割引1000円だと最近では当たり前ですが、
パン1000円分タダ、って結構魅力的です。

ちなみにネイルで1000円チケットもらってもお得感を感じません。
同じ1000円でもパン屋とネイルで価値観が全然違います。

使い方を間違えると効果がありません。

話は戻って、お客は3000円で整体受けて、
パン1000円分特典として購入できる。

パン屋のオーナーは1000円の売上が上がる。

整体院の私はいつもと同じ3000円のコストで新規のお客が来てくれる。

金額の配分はもう少ししっかり考えるとしてもこのように取り組みができます。

もっと言えばユーザーにお互いの利用ポイント(同日利用したら倍など)をつけて
継続して購入してもらう仕組みを作る。
まだまだ案がありそうですが今日はこれまで、