SuicananacoWAONといった電子マネーを使ったことがある人は多いのではないでしょうか?

最近は、駅やコンビニだけではなくカフェや書店といった場所でも電子マネーで支払いができるようになっていますね。

毎月、決まった金額を電子マネーに入金しその中から生活費を支出しているという方もいるそうです。

整体院では現金での支払いが多いですが、徐々に電子マネーの導入が増えつつあります。

電子マネーの導入は便利だということは体験として分かっていても、初期費用手数料を考えて導入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?

今回は、次の3つについてご紹介します。

  1. 整体院の支払いは現金と電子マネーどちらがよいのか
  2. 電子マネーの導入のメリット・デメリット
  3. カードリーダーの種類

あなたの整体院にはどの支払いが最適なのか参考にしていただければ幸いです。

整体院の支払いは現金と電子マネーどちらがよいのか

おそらく多くの整体院では、支払いを現金で行っているのではないでしょうか。

現金のメリットは2つです。

  • 初期費用がかからないこと
  • その場でお金を得ることができること

整体院を開業するときには、なるべく維持費を低く抑えたいもの。電子マネーやクレジットカードは無くても困らないため、検討対象から外れるでしょう。

しかし、ここ数年で電子マネー決済が浸透しどこでも利用できるようになってきました。

総務省統計局による家計消費状況調査「全国・地方・都市階級別電子マネー」によると、日本国内の普及率は次の通りです。

  • 電子マネーを持っている世帯員がいるのは全国で56.7
  • 電子マネーを利用したことがない世帯員がいるのは全国で9.4%(つまり95.6%が利用したことがある世帯員がいる)

お隣の台湾では屋台でも電子マネーが当たり前になっているように、世界ではキャッシュレス化が当たり前となっています。

日本でもキャッシュレス化に向かっていくのは時間の問題ではないかと考えることができます。しかし、冒頭でお話したとおり整体院の開業時には、初期費用や手数料を考えると電子マネーの導入はハードルが高いです。

私がおススメするのは、開業し安定してお客様が来店されるようになってから、電子マネーを導入することです。

では、電子マネーの仕組みについて説明をしていきましょう。

電子マネー決済について

電子マネーとは、事前に現金を専用のカードに入金(チャージ)しておき、プリペイドカードのように利用ができるもののことです。

例えば、電子マネー用のカードに5,000円を入金すると、そのカードを利用して5,000円分の買い物ができるようになります。

■電子マネーの種類

<交通系>
Suica/PASMO/icoca/PiTaPa など

<商業系>
nanaco/WAON/楽天Edy など

<金融系>
QUICPay/au WALLET/iD など

※iD や QUICPay は、後払い形式です。

電子マネーの決済のしくみ

お財布からお金を取り出さなくても、端末にカードやスマートフォンをかざすだけでお会計ができる電子マネーはとても便利です。

買い物をしたときの支払い方法は、

  1. 現金
  2. クレジットカード
  3. デビットカード

などありますが、電子マネーもその支払い方法の1つです。

実店舗で電子マネー決済を行う際に、カードやスマートフォンを専用の端末にかざします。

かざしたときに電子マネーの情報を照合し、入金されている金額から支払い金額をひかれます。

整体院で電子マネー決済を導入するのは利便性のため

「電子マネー決済の導入の何が良いか?」というと、それは利便性です。

電子マネー決済のメリットは3つ。

  1. お客様が会計をスムーズに行うことができる
  2. 会計のミスがほぼない
  3. 大きい額の現金を扱わなくて済む

逆に、電子マネー決済のデメリットも3つ。

  1. 導入にあたり初期費用がかかる
  2. 手数料がかかる
  3. 入金までに時間がかかる

整体院に電子マネー決済を導入する方法

整体院に電子マネー決済を導入するには、専用の端末とインターネットの通信環境を用意する必要があります。

何が必要なのか?ということを説明します。

1.インターネットを利用できる環境にする

電子マネー決済は、決済時に通信を行います。

そのため、インターネットを利用できるようWi-Fiの用意をしておきましょう。(有線でも問題ありません)

2.電子マネー専用の端末を用意する(リース)

電子マネー決済をするための専用の端末を用意します。

様々な会社から端末がでており、交通系の電子マネーのみ利用できるもの、交通系と商業系の電子マネーが利用できるもの、クレジットカードがつかえるものなど種類がたくさんあります。

実店舗の立地や客層など総合的に見て決めると良いですね。

こちらは後半に端末を紹介します。

3.入金サイクルが長いため、1月分のコストを準備しておく

電子マネーは、決済が行われた後にすぐに口座に振り込まれるわけではありません。

月単位でまとめて入金されますが、その支払いサイトは少し長いです。

そのため、導入した月にはすぐに収入が入らないため、1ヶ月程度の資金を用意しておいた方が安心できるでしょう。

電子マネー決済の端末の選び方

電子マネーの決済端末は大きく分けて3種類あります。

  1. 単一の電子マネーに限定された端末
  2. 複数の電子マネーを扱える端末
  3. 複数の電子マネーとクレジットカードが利用できる端末

整体院の立地や客層を考慮して選ぶとよいでしょう。

例えば、駅前など会社帰りに利用する方が多い場合は、電子マネーで決済できる方がよいかもしれません。

通勤定期は、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーを利用しているケースがほとんど。自動チャージにしている方も多いので、その流れて利用してもらいやすくなるかもしれません。

商業施設にある整体院ならば、クレジットカード決済やその施設が使っている電子マネーに合わせるなどですね。

電子マネーの種類の決め方

電子マネー決済端末には、3つの種類があります。

  1. 1つのブランドの決済ができる端末
  2. 複数のブランドの決済ができる端末
  3. 複合端末(クレジットカード決済含)

交通系の端末があればそれで充分という方もいるかもしれませんが、日本国内で利用されている電子マネーは多いのでせっかく導入するならば、複数の電子マネーが利用できる端末を選んだほうが利便性が高いと思います。

私がおススメするのは「2.複数のブランドの決済ができる端末」です。

初期費用と手数料について

一般的な端末の初期費用についてまとめました。

会社によって機能や利用料が違うので注意が必要です。

初期費用 0円~12,000円
手数料 3%~4%
月額利用料 4,000円前後
交通系電子マネー オプション利用料 1500円前後

おススメの電子マネー決済端末5選

電子マネーを導入検討するにあたり、どのような種類があるのか気になりますよね。

そこで、電子マネー決済端末を紹介します。

  1. KAZAPi
  2. ROBOT PAYMENT
  3. Square
  4. United Will
  5. SoftBank Payment Service

ポイントは、利用可能な電子マネーの種類と手数料、そして初期費用です。

1.KAZAPi

工事不要・初期費用不要。NECグループの電子マネー端末です。

低コストで導入が可能です。

365日24時間サポート対応があるので、困ったときにすぐ連絡をとることができます。

端末にはsoftbank回線が内蔵されているので、コンセントに差し込むだけで利用が可能です。

初期費用 0円
手数料 3.8%
月額利用料 2,000円
オプション料 0円~
入金日 月末締めの翌20日支払
※複数の電子マネーの入金日を一本化
公式サイト https://www.pkbsolution.co.jp/kazapi/

2.ROBOT PAYMENT

最短3日でクレジットカード決済の与信結果がわかるので、導入がスピーディーにできます。

クレジットカードの利用も可能です。

スマートフォンで決済を行うことも可能です。少額での利用も可能です。

初期費用 0円
手数料 3.05%~(電子マネー)
3.2%~(クレジットカード)
月額利用料 0円
オプション料 0円
入金日 月末締めの翌翌月20日支払
公式サイト https://www.robotpayment.co.jp/service/cat/

 

3.Square

Square は、お手持ちのスマホやタブレットをPOSレジとして利用可能なシステムです。

クレジットカードのみの決済対応ですが、他社と比べて手数料が少し低いのが特徴です。

カード決済サービス会社の中では珍しく、回数券等の役務サービスも決済可能です。整体院、整骨院、マッサージ院など、継続的に続くサービスに対して前払いが可能です。

回数券やチケット、コース料金、パック料金などを導入されている整体師さんにおススメです。

初期費用として、端末代が発生しますがそのほかの月額利用料やオプション料はないので、導入しやすいのではないかと思います。

初期費用 4,980円(端末代)
※初期費用無料キャンペーンが定期的に行われている
手数料 3.25%~(クレジット)
月額費用 0円
オプション料 0円
入金日 翌日(三井住友銀行・みずほ銀行)
毎週金曜日(上記以外の銀行)
手数料無料
公式サイト https://squareup.com/jp/promo

4.United Will

基本は交通系電子マネー対応です。一部、nanacoなどの電子マネーにも対応した機種があります。

加盟店が多いのが特徴です。金額については、見積もりが必要で導入までに約3週間かかります。

初期費用 別途要見積もり
リース型と端末買取型が有る
手数料 3.25%~(クレジット)
月額費用 0円
オプション料 0円
入金日 月末締めの翌月20日支払
公式サイト https://www.unitedwill.jp/pasmo/

5.SoftBank Payment Service

手数料がとても安いのが特徴。1回の支払いが5,000円以上の場合はおススメです。

端末代やロール代がかかってしまいますが、万が一のときのための保障が付帯されています。

継続課金が可能なので、月額制プランを用意している整体院ではとても便利なサービスです。

(参考)治療院の回数券|何度も買ってもらい売上を作る方法

初期費用 21,000円(端末代)
59,800円(端末代)
※端末の種類による
手数料 2.9%~(電子マネー)
3.24%~(クレジット)
月額費用 0円~
オプション料 0円~
入金日 月2回
※月4回、6回など回数選択可能(審査あり)
公式サイト https://www.unitedwill.jp/pasmo/

まとめ:整体院の単価・客層・立地などを考えて電子マネー決済を導入しよう!

電子マネー決済の導入は、整体院の立地によって判断が分かれます。

例えば、都市部の駅に近い場所ならば交通系電子マネーを導入したほうがお客様が便利なケースもあります。

通勤定期を利用されている方の中で、自動チャージにしている方も少なくないからです。

しかし、駅やコンビニなどが遠いような場所では、逆に現金のほうが便利だということもあるでしょう。

整体院の客単価、客層、立地など総合的に考えて、電子マネーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?