現代の連絡手段といえば『LINE』です。
みなさんも使われているのではないでしょうか?
常連の患者さんとは、
「直接LINEで連絡を取り合っています」
という方の話もよく耳にします。
でも、実はそれって非常にもったいないです。
なぜなら、『LINE@』を使えば同じように一人ひとりの患者さんと直接連絡が取れる上に、他にもお店を経営するのに役立つ機能がたくさん付いています。
今回はその『LINEとLINE@の違い』について解説していきます。
目次
LINEとLINE@の違いその1 商用アカウント
1つ目の違いは、『LINE@』は商用アカウントということです。
みなさんにも馴染みの深いFacebookでも、個人ページと企業ページがあるように、LINEの世界にも『個人アカウント(LINE)』と『企業アカウント(LINE@)』があります。
これを知らずに、個人アカウントで患者さんとやり取りしているという方。
利用規約で、個人アカウントでの商用利用は禁止されていますので、規約違反となってしまいます。
今すぐLINEから何か制裁が来るということはないと思いますが、注意を受けてもなにも文句は言えません。
クリーンにお店を運営していく意味でも、今後は『LINE@』のアカウントを使用することをお勧めします。
LINEとLINE@の違いその2 一斉配信できる
2つ目の違いは、一斉配信できるという点です。
これは冒頭で書いたような、一人ひとりの患者様との連絡手段として使うものとは用途が異なります。
チラシのように1000人でも1万人でも1度にメッセージを配信することができますので、新たに集客のツールとしての使い道ができるのです。
しかもメッセージを配信したり、文章を作成する手間は、1人に送る時と同じです。
ですから登録していただけるお客様が増えれば増えるほど、売り上げが増えていきます。
一斉配信できるメリットは、詳しく「あなたはもう知っていますか?実はLINE@には3つの集客方法があります」という記事でも詳しく解説していますので、こちらもぜひ読んでみてください。
友達登録者数と月額の利用料は?
月に1000通までは無料で、1000通以上送る場合でも友達数5000人を越えるまでは月額5000円なので、大半の整体院では月額無料か5000円で利用することができます。
LINE@の料金プラン
フリー ベーシック プロ 月額 0円 5000円(税込) 21,600円(税込) メッセージ配信 ターゲットリーチ数
×吹き出し数
1,000通までターゲットリーチ数
5,000人以内は
無制限で配信可能ターゲットリーチ数
100,000人以内は
無制限で配信可能引用元:LINE@公式ブログ「プラン紹介」(アクセス2018/2/27)
https://at.line.me/jp/plan?utm_source=blog&utm_medium=menubar&utm_content=blog_menubar_plan&utm_campaign=menuba
LINEとLINE@の違いその3 クーポンを発行できる
3つ目は、クーポンを発行できる点です。
LINE@内のフォーマットでクーポンが発行できるので、デザイン代や印刷代などの費用は一切かからず、すぐに▼のように発行することができます。
紙を使っていないので、在庫管理も不要です。
お客さん側にもメリットがある!
LINE@に登録することで、お客さん側にも大きなメリットがあります。
それは、クーポンがスマホ内にあるので、紙を持ち歩く必要がないことです。
- いろんなところでクーポンをもらってお財布がかさばる
- いざお店に来た時にクーポンを忘れたことに気がつく
なんてこともなくなります。
LINEとLINE@の違いその4 クーポンの効果が計測できる
4つ目はクーポンの効果を簡単に計測できることです。
来店時にお客様のスマホのLINEクーポンをスタッフが押すと、クーポンが使用済みになります。
すると、パソコンの管理画面から、クーポンが何件使用されたか確認できるのです。
つまり、簡単なものではありますが、統計機能があります。
これを続けることで各キャンペーンの良し悪しがわかり、客観的にお客様のニーズを知ることができます。
これにより、自店舗のサービス内容や売り上げの向上につなげることも可能になります。
LINEとLINE@の違いその5 ショップカード機能がある
5つ目はショップカード機能があることです。
お会計の際に紙製のスタンプカードに、スタンプを押してくれるサービスがあります。
あれをスマホ上で行うことができます。
▼ショップカード作成画面
クーポン同様紙のカードが不要なので、コストをかけずに始めることができます。
また、ショップカードを上手に活用することで、来店回数の増加にもつながります。
治療院のショップカードは注意が必要
よくある飲食店のショップカードのように、『1回に1スタンプを押して、10個貯まったら1000円割引』などにしてしまうと、ここの治療院は治す気あるのかな?
と、なってしまいかねません。
はじめは、『姿勢改善コース』や『体質改善コース』などの「ある程度継続することで効果が得られる」とお客さん自身が納得できるメニューにのみに導入された方が良いかもしれません。
LINEとLINE@の違いその6 LINE内にスマホ対応のHPが持てる
6つ目は、LINE内に▼のようなスマホ対応のHPを持てることです。
最近では、個人向けビジネスの場合でも、オンライン上に個人のHPを持つところが増えてきました。
整体院でも、もちろんできるだけ早くHPを持つことが望ましいことではあるのですが、個人経営の整体院の場合、費用や手間の点から作れていないというお店もあると思います。
その点で、このLINE@上のHPというものは無料で簡単に作ることができるので、まずはここから初めてみるというのも良いかもしれません。
LINE@のHPでできること
LINE@のHPでは、スマホ画面から▼の情報等を、簡単な操作で表示することができます。
- 「基本情報」でお店の営業日や営業時間、サイトのURLなどを表示できる
- 「アクセス」で地図や、最寄り駅からの時間などの基礎情報を表示できる
- 「タイムライン」でホームに投稿した最も新しい内容を表示できる
- 「求人情報」で求人の募集を出せる
- 「写真」で写真をUPできる
etc
これらのことが、HPに全く詳しくない方でも簡単に作ることができます。
まとめ
LINEになくてLINE@にある機能は▼の6つになります。
- 商用アカウントである
- 一斉配信できる
- クーポンを発行できる
- クーポンの効果を計測できる
- ショップカード機能がある
- LINE内にスマホ用のHPが持てる
LINEは使っているけど、まだお店のLINE@のアカウントを作っていないという方。
無料ですので、これを使わない手はありません。
まずはアカウントを作ってみてください。