お店のLINE@を登録して、お客さんに友達登録をしてもらいました。
でもどんな内容を送っていいのかわからない!
そんな院長さんが多いのではないでしょうか?
はじめは私もそうでした。
せっかく友達登録者を増やしても、売上げにつながらなければ何の意味もありませんよね。
今回は売上げにつながる、LINE@での効果的な文章の内容について書いていきます。
LINE@での文章の書き方3か条!
お店の集客用のチラシや、ブログ記事に正しい書き方があるように、LINE@にも書き方の基本というものがあります。
またよく一色単に語られがちですが、メルマガとLINE@でも書き方は全然違います。
ここでは、LINE@で文章を書くときに、絶対に守った方がいいことを3つお伝えします。
LINE@文章の書き方の基本1 文章を短くする
まず最初に気をつける点は、文章をできるだけ短く書くということです。
あなたが日常的にLINEをお使いであれば、おわかりいただけるでしょう。
何百字も何千字もある文章を、LINEでやりとりしますか?
まずないと思います。
1行以内や、中にはスタンプだけなんてこともあると思います。
これがLINEの大きな魅力です。
ですので、従来のメルマガのような長い文章はLINEの空気感と合いません。
あまりに長いと、読者は文章の途中で読むのをやめてしまいます。
だらだらと長くなりすぎないように気をつけて、簡潔に要件を伝えるようにしましょう。
具体的には何文字ぐらいがいいの?
短くと言われても、具体的に1通のLINE@で、文字数を何文字以内におさめた方が良いか、気になるところだと思います。
必ずとは言いませんが、理想は200文字〜300文字の間です。
これはLINEの画面をスクロールせずに見ることができるギリギリの文字数です。
(この画像は、私がテスト用に作成したLINE@のアカウントを使用しています。)
▲の内容は246文字ですが、これで携帯の画面ギリギリいっぱいです。
これ以上長くなると、スクロールしないと最後まで読めないため、読者に最後まで読んでもらえない可能性が増します。
文章の構成によって改行などもありますので、正確な文字数はなんとも言えませんが、300文字を越えるとほぼ携帯の画面にはおさまりきらなくなってしまうため、気をつけましょう。
LINE@文章の書き方の基本2 見やすくする!
文法的に正しいかどうかや、人を引きつける文章力も確かに大切ではありますが、それよりもまずは見やすいかどうかが重要です。
どんなに素晴らしい文章であっても、パッと見たときに見づらい文章はそもそも読まれません。
具体的には
- 改行をすること
- 1つの文章が長くなりすぎないこと
を意識してください。
改行する
先ほどの246文字を改行せずに先ほどの文章を書くと▼のようになります。
(この画像は、私がテスト用に作成したLINE@のアカウントを使用しています。)
非常に読みづらくないですか?
これではせっかく増やした友達登録者にも、ブロックされてしまうなんてことになりかねません。
目安としては、2〜3行文章が続いたら改行をするようにしましょう。
1つの文が長くなりすぎない
1つの文が長くなりすぎると、とても読みづらいため、読者はなかなか最後まで読んでくれません。
では、どのぐらいの長さが適切なのでしょう。
株式会社YOSCA 代表取締役でライターの宮嵜 幸志さんが、わかりやすい例をあげて説明してくれていましたので、ご紹介させていただきます。
一般的に読み手に内容が伝わりやすい一文の長さは、およそ40文字と言われています。
一文が長すぎる良くない例
「人間には考える力があり、この力は他の動物よりも優れているといえるが、なぜ人間だけこのような能力が備わっているかを考えるためには、まず人間ではなく他の動物から調査する必要があると考えている。」
一文を短くした場合
「人間には考える力があり、この力は他の動物よりも優れていると言える。なぜ人間だけこのような能力が備わっているかを考えるためには、まず人間ではなく他の動物から調査する必要があると考えている。」
文章を短くするためにはこのように文を分割する方法が有効です。「が」などの接続助詞で繋げるのではなく、一度文を終わらせ、「しかし」や「また」などの接続語で繋ぐと分割ができます。
引用元:フリーライターのよりどころBlog「実践ですぐに使える!文章の適切な長さを知ろう」
2013/09/09 の記事(アクセス2018/2/18)http://yoridokoro.biz/blog/writing-ability/technique/length/
40文字は気をつけないと、意外とすぐに到達してしまいます。気をつけましょう。
LINE@文章の書き方の基本3 わかりやすくする!
文章はわかりやすく書きましょう。
とは言っても、『わかりやすく』って、これ自体がすごく抽象的でわかりづらいですよね。
ここでいう『わかりやすく』とは、国語の授業のように、文法的な話ではありません。
- 割引クーポンの配布なのか
- キャンセル情報の配信なのか
- 新サービスの紹介なんか etc
用途がすぐにわかるようにしましょう。ということです。
オススメの文章の型
もっと具体的に教えてほしいという方のために、今回は文章の型をご紹介します。
もし文章の構成に困っている方がいましたら、こちらを参考にしてみてください。
1.今回は何のお知らせなのかを伝える
【2月キャンペーンのお知らせ】
▲のようにこれで1行使います。
メールの件名のようなイメージで、何のお知らせなのかをはじめに書きましょう。
2.対象の商品やサービスを伝える
キャンペーンの対象商品やサービスが何かを伝えます。
(例)スポーツマッサージコース
のように割引するメニュー名を書いてください。
(例)10回回数券
のように商品名を書いてもらっても良いです。
3.値段を伝える
割引をする場合です。
割引をしない場合は、ここで値段のことを書く必要はありません。
「通常8000円のところが、6500円でご利用いただけます!」
といった感じです。
細かいことになってしまいますが、値段だけで1行におさまる方が見やすいです。
4.期限を伝える
キャンペーンの場合は、必ず実施期間があります。
『2月中』のように曖昧な記載をするよりも、2月1日〜2月28日とより具体的に記載するようにしましょう。
5.来店時にやってもらうことを伝える
「来店の際にこのメッセージをスタッフに見せてくださいね」
のような一言を最後に必ず入れてください。
LINE@の機能を使ってクーポンを発行した場合は必要ありません。
ですが、クーポンを発行しない方は必ず、来店時にやってもらうことを書きましょう。
整体院で今すぐ使える具体的な配信内容
LINE@で最初に思いつくのが、おそらく割引クーポンの配信だと思います。
ところが実はそれ以外にも、お客様にLINE@を使って配信すると効果的な内容があります。
休診日のご連絡
月のはじめに、あなたのお店の休診日を連絡しましょう!
「そんな内容でいいの?」
と思われるかもしれません。
ただ送る内容に悩んで、何も送らないよりはよっぽどいいです。
少なくともあなたのお店の存在を、毎月1回は思い出してもらえるからです。
自分が過去によくしてもらったり、好意を持っているお店から、お店の休みの日の連絡が来たからといって、不愉快だという人はほとんどいないと思います。
予約の空き状況をお知らせする
1週間後の予約の空き状況を配信します。
これも上に書いた理由と同じで、すでにあなたのお店を利用した方であれば、不愉快だという人はほとんどいないと思います。
またこれはお店を経営していく上で、月や週の売り上げが目標に到達するために、この枠をどうしても埋めたい!なんていう時に使うこともできます。
ぜひやってみてください。
キャンセル状況のご連絡
と連絡することで、もともと来店したかったけどすでに先客がいて来れなかったお客様にとって、非常にありがたい情報になります。
これはキャンセルが入ったら、なるべくすぐに配信するようにしてください。
まとめ
LINE@で文章を書くときに意識すべきポイントが3つあります。
- 文章を短くする(1通につき200〜300文字)
- 見やすくする(頻繁に改行、1文は40文字以内)
- わかりやすくする(用途がパッと見てわかるように)
整体院がLINE@で配信すべき具体的な内容は4つあります。
- 割引クーポン情報
- お店の休診日情報
- 予約空き情報
- キャンセル情報
これらをしっかり意識して、月に数回LINE@を配信することで、お店の集客力は飛躍的に向上します。
ぜひお試しください。