先輩の整体師さんに整体院を開業したら、まずはPPC広告を使うと良いぞ!って言われたけど、本当にPPC広告を使ったら集客ができるのかな・・・。
PPC広告ってどんなメリットデメリットがあるのかな??

PPC初心者のあなたは、まずはこんなことを思うのではないでしょうか??

PPC広告ってなに?と思われましたら、▼の記事に書いていますのでまずはそちらをご覧ください。
⇒PPC広告の意味と特徴とは?整体経営者なら初心者であっても知らないなんて時代遅れです

PPC広告のメリット・デメリットを知ることで、より安全に効果的に広告を運用することができます。

逆に、PPC広告を活用する上で、しっかりとメリット・デメリットを知っておかないと[keikou]ただのお金の無駄になってしまう可能性があります[/keikou]。
それでは、一緒にPPC広告のメリット・デメリットを見ていきましょう。

PPC広告5つのメリットとは

PPC広告のメリットは、大きく分けて以下の5つが挙げられます。

  1. 明確な見込み客にターゲティングできる
  2. クリック課金
  3. 検索結果に表示されるまでが早い
  4. データ収集に活かせる
  5. いつでも設定を変更できる

ここからは、これらの5つの点について説明していきます。

PPC広告のメリット1  明確な見込み客にターゲティングできる

PPC広告は、自社の取り扱う商品やサービスの広告を、関連するキーワードで検索した「明確な見込み客」に絞り込んで表示させることができます。

例えば

『腰痛 改善』

のキーワードに設定して広告を出すと、『腰痛 改善』で検索した人、つまり腰痛を持っていて改善したくて検索する人だけに、自分のところのサービスの存在を知らせることができます。

そのため、テレビCMのように、不特定多数の人に向けて発信するタイプの広告に比べて成果につながりやすく、高い費用対効果を得ることができます。

ただし、『腰痛 10年目 改善』などと、あまりにもキーワードやターゲットを細かく絞り込み過ぎてしまうと、訴求できる対象が少なくなり過ぎてしまうというリスクもあります。

そのため実際に運用する際は、バランスを考えながらPPC広告を出していくことが重要になります。

PPC広告のメリット2  クリック課金

リスティング広告は、検索画面に広告を表示するだけでは広告費が発生せず、ユーザーが広告をクリックした場合のみ広告費が発生する仕組みです。

この仕組みを『クリック課金』と呼びます。

広告をクリックすると、広告主が設定したWebページが表示されるので、広告を見たユーザーが「Webサイトを訪れた」場合のみ、料金が発生する仕組みになっているのです

クリック課金は無駄なコストがかかりにくく、費用対効果を高めやすいポイントとなっています。

また、

「1日にいくらまで広告費をかけるか」

という上限も設定することができるので、少ない予算からでも広告を出すことが可能です。

  • 余分な費用が発生しない
  • 上限を自分で決められるので予算オーバーしない

ということですね。

PPC広告のメリット3 検索結果に表示されるまでが早い

GoogleやYahoo!などの検索結果の画面で、目立つところに自社のWebサイトを掲載するためには、「SEO対策」という方法もあります。

ですがSEO対策で効果が現れるまでには早くても半年~1年ほど時間がかかり、これをすれば順位が確実に上がるというわけではありません。

しかし、PPC広告は出せばすぐに、そして確実に検索上位に掲載することができます。

↓ ↓ このように検索結果の一番上に目立つように載ります。

PPC広告

そのため、適切なキーワードに対して効果的な広告を出すことができれば、直後からお問い合わせなどの成果をあげることができます。

ですので、私は開業当初のお客さんが全くいない時期ほど、まずPPC広告を出してみることをオススメしています。

PPC広告のメリット4 データ収集に活かせる

実施した施策の結果がすぐに反映されるため、データ収集にも役立ちます。

何人が見て、そのうち何人がタイトルをクリックして、さらにその中の何人が「施術の予約」につながったのかを計測することができます。

これを知ることで、今後の対策を立てることもできます。

(例)

「表示回数は多いのに、その割にはいつもに比べてクリック数が少なかった。」

この場合は、ユーザーの目を引くような魅力的なタイトルがつけれていないことが示唆されます。

ですので、

「この広告はタイトルの変更を検討しよう!」

といったように、計測によって集められたデータを元に仮説検証を行うと、どんどん広告の制度が上がっていきます。

PPC広告のメリット5 いつでも設定を変更できる

PPC広告を出すと、いつでも管理画面から設定の変更を行うことができます。

様々な設定を、自社の予算状況や競合他社の動向、市場環境の変化などにより、その月の広告予算を増やしたり減らしたりする必要が出てくる場合もあるでしょう。

そのような場合に、キーワードの変更や入札価格の調整、広告文の変更、1日の予算の変更といった設定を、いつでも行うことが可能です。

 

jikan-google

設定タブの広告スケジュールボタンから時間の指定が可能です!

引用元:WEB企画LABO「Google Adwordsでの出稿時間設定方法」2013/11/15の記事(アクセス2018/4/20)https://webkikaku.co.jp/blog/attract/costcut3way/

また、「キャンペーンのために夕方以降だけ広告を出す」という時間の限定や、最初に時間帯を指定して広告を表示するなど、とても臨機応変に対応できることも、PPC広告のメリットです。

PPC広告2つのデメリットとは

PPC広告のデメリットは、大きく分けて以下の2つが挙げられます。

  1. クリック単価の高騰、広告費の増大
  2. 興味のないユーザーに対する訴求ができない

ここからは、これらの2つの点について説明していきます。

PPC広告のデメリット1  クリック単価の高騰、広告費の増大

最近では、すでに多くの整体院や病院でPPC広告が利用されていることもあり、出稿したいキーワードによっては、1クリックあたりの単価が高騰してしまっている場合があります。

例えば、「腰痛 改善」などのクリック単価が数年前は80円だったのに、現在は1クリック150円に高騰してしまっている、ということもあり得ます。
(※金額は実際の正確な数字ではありません)

特に都内で中心部に近づくほど、「腰痛+地域名」や「肩こり+地域名」などはPPC広告も激戦区となっており、単価が高額になっていきます。

そのため、少ない予算からでも広告を出稿することも可能ですが、ある程度予算をかけないと一定の分母に到達せず、成果が得られない場合もあります。

適正な予算でなるべく効率よく、効果的に成果を上げていくためには、戦略が大切になってきます。

その辺りの戦略を知りたい方は、1度私のメルマガをご登録いただければと思います。

PPC広告のデメリット2  興味のないユーザーに対する訴求ができない

メリットの1を裏返した内容ですが、現時点でモチベーションの高くないユーザーには訴求することができません。

雑誌の広告や、テレビのCMなどであれば、

「腰痛になったらここに行こう!」

みたいな方も少なからず現れるかもしれませんが、このPPC広告ではそういった認知どを世間に広めるようなやり方には、あまり向いていません。

まとめ

PPC広告のメリットは、大きく分けて以下の5つが挙げられます。

  1. 明確な見込み客にターゲティングできる
  2. クリック課金
  3. 検索結果に表示されるまでが早い
  4. データ収集に活かせる
  5. いつでも設定を変更できる

反対にPPC広告のデメリットは、大きく分けて以下の2つが挙げられます。

  1. クリック単価の高騰、広告費の増大
  2. 興味のないユーザーに対する訴求ができない

ですが、デメリットは戦略をしっかり立てることで、解決することが可能です。

私はこれまでに整体関係でたくさんのPPC広告を出してきた経験があり、データやノウハウも貯まっています。

今整体院の集客にお困りで、PPC広告に興味のある方は、1度私にご相談ください。