私のブログの中で、PPC広告については何度も記事にして解説させていただきました。
最近、
「おかげさまで集客できるようになってきました!」
という読者さんからの声も、ちらほら寄せられます。
そんなPPC広告の運用に慣れてきたあなたに、ぜひ次に試していただきたいのは、
「Facebook広告」です。
Facebook広告は、PPC広告とはまた違った良さがあります。
PPC広告の運用はそのままに、Facebook広告の勉強をして、どちらも合わせて稼働できるようにしていくことが、よりお店の成長に繋がると私は考えています。
ですので今回は、「Facebook広告」の基本的なところを解説していきたいと思います。
目次
Facebook広告とは
Facebook広告は、その名の通り「Facebook」の中で表示される広告のことです。
Facebookは世界中に多くのユーザーを持もちます。
世界全体で月間アクティブユーザーの数は18億人。
日本だけでも月間アクティブユーザーは、2700万人となっています。
このようにユーザー数が多いがゆえのターゲティング精度、ビジネス向けの使いやすさなどから、私たちのような治療院業界でも活用が進んできています。
フェイスブック広告の特徴
フェイスブック広告の特徴としては、大きく分けて▼の3つがあります。
- ターゲティング制度が高い
- 認知度の向上に適している
- デバイスをこえて人ベースでトラッキングできる
Facebook広告の特徴1 ターゲティング精度が高い
フェイスブック広告の一つ目の特徴は、条件設定を細かく行うことができるため、より精度の高いターゲティングができる点です。
これによりターゲットが明確であればあるほど、フェイスブック広告の活用メリットが大きくなります。
具体的には、年代・性別・趣味・嗜好など、広告出稿前に詳細条件を設定できます。
そのため広告主側の意図に沿ったターゲットに、広告を届けられる可能性が広がります。
例えば都内の整体院であれば、
「港区に住んでいる、ランニングが趣味の40代女性」
なんて設定をすることだって可能です。
これにより、広告の無駄打ちを減らすことができ、成約率も高めることができます。
Facebook広告の特徴2 認知度の向上にも役立ちます
地域に根ざした整体院を運営していく時、まずはそれ自体を地域の人々に認知してもらう必要があります。
Facebook広告では、上でも書いたようにターゲットを詳細に設定した上で広告配信ができるため、あなたの整体院のサービスに興味をもちそうなユーザーを狙って認知獲得広告を展開できます。
動画広告などは、視覚から訴えかけられるため特に有効です。
ユーザーがタイムラインをチェックしているときに、広告が何となく視界に入ってきます。
そのときに具体的なアクションに繋がらなかったとしても、これだけでも認知度を高めることができます。
Facebook広告の特徴3 デバイスをこえて人ベースでトラッキングできる
ユーザーの行動履歴を分析する場合には、マルチデバイス利用を前提として、各デバイス一つひとつではなく、1人の人間に対してのデータを取り入れることが重要です。
最近はモバイルの成長が著しいです。
ですので、SNSの利用や購買行動には当たり前と言っていいほど、スマートフォンやタブレットなど1人で2台以上の複数のデバイスが活用されています。
これまでは、広告主が行動履歴を分析する方法として、Cookieを利用したトラッキングが主流でした。
しかしながら、マルチデバイスを前提とした行動データを取得する場合、Cookieではトラッキングできません。
※「Cookie」についてわからない方は、▼のサイトが「Cookie」について非常にわかりやすく説明してありますので、ご覧ください。
https://saruwakakun.com/it/web/cookie-cache
ですがFacebook広告には、分析精度を高める効果的な方法としてFacebookアカウントのユーザー、ログイン情報を活用した「人ベース」のトラッキング情報取得があります。
また、Facebookは他アプリやシステムともログイン連携が充実しています。
ユーザーの購買プロセスの特定が、違うデバイス・システムを経由した場合でも可能です。
そのため、人ベースのマーケティングを実現することが可能になっているのです。
Facebook広告はどこに表示されるのか
Facebookを使用している方であれば、1度は広告が表示されているのを見たことがあると思います。
一応ここで改めて確認しておきましょう。
まずFacebook広告は、パソコンとスマートフォンでは表示される場所が異なりますので順番に見ていきます。
パソコンの場合の広告表示場所
フェイスブック広告はパソコンの場合、タイムラインのニュースフィード内とタイムライン横のサイドメニューに表示されます。
ニュースフィードに出てくるとユーザーが普段から見ている場所に広告が流れてくるため、クリック率が高く、仮にクリックされなくても、視界には入るため繰り返し表示されることで認知してもらうことができます。
また、タイムラインの横のサイドメニューのところの広告は、ニュースフィードのように流れることがなく常時表示されています。
ユーザーが日常的にクリックする場所ではないためクリック率はそれほど高くはありませんが、ブランディングにはおおいに活用することができます。
スマートフォンの場合の広告表示場所
スマートフォンの場合は、タイムラインのニュースフィード内にのみ表示されます。
画面すべてが自社の広告になるためインパクトがあり、必ずターゲットユーザーの視界に入るので記憶に残りやすいです。
まとめ
フェイスブック広告の特徴としては、大きく分けて▼の3つがあります。
- ターゲティング制度が高い
- 認知度の向上に適している
- デバイスをこえて人ベースでトラッキングできる
フェイスブック広告の表示場所は
- パソコンは、タイムラインのニュースフィード内とタイムライン横のサイドメニューに表示
- スマートフォンは、タイムラインのニュースフィード内にのみ表示
フェイスブック広告は、直接すぐに成約にはつながらなくても、あなたのお店のブランディングに役立ちます。
ですので私は、地域密着型の店舗を目指すのであれば、フェイスブック広告は非常に有効な広告手段だと考えています。