こんにちは 。
一人治療家開業集客研究会の吉田しょういちです。

治療院が集客を増やすために13の施策をお伝えします。

経営を安定的に継続させるためには、集客から縁を切ることは出来ません。集客にはこんな施策があると知り、手をつけたものの上手くいかない、どうしたら良いのか分からないという方も大勢います。どの施策がどのように集客に繋がるのかをひとつひとつ解説していきます。

WEBなどのオンラインで集客する方法

オンラインとは「インターネットにつながった状態」のことです。総務省の統計ではインターネットの利用率は90%にも達していて、いかに多くの人が利用しているのかが分かります。

オンラインであれば、昼夜問わず大勢の人とのつながりが持てます。情報発信をしている人がその時間に起きていなくても、オンライン上では自動的に情報を探している人たちと繋がり続けています。

治療家たるものとして日中は患者さんのために施術をし、例え自分自身に集客活動の時間が取れなかったとしても、その間も自分の代わりに集客をしてくれる。そうした強みがあるのが、オンラインで集客する方法です。

では、具体的なオンラインでの集客方法をご紹介します。

ホームページで患者さんを増やす

ホームページがあるだけでは集客にはつながりません。ホームページから集客に繋げるために重要なことは、魅力的なホームページにすることです。

魅力的とは「患者さんが知りたいと思う内容が充実していること」です。

魅力を与えるポイントは次の3つです。

  1. 特化しているところ
  2. お客様のメリット
  3. 経営理念

1.特化しているところ

自分の治療院でのセールスポイントが「専門特化しているところ・誰にも負けない自信があるところ」になります。『治療院こそがあなたの悩みを解消できる治療院です』と伝わる内容を掲載していきましょう。

2.お客様のメリット

お客様のメリットとは「この治療院で施術を受けたらどうなるのか」が分かるようにすることです。この治療院の施術のお陰でずっと悩まされていた腰の痛みが解消した、症状が改善して今までは出来なかったことができるようになった、といったお客様の未来を伝えることで、ホームページを見たお客様から共感を得られるようにします。

ここで「お客様の声」を活用します。お客様の声は実際に自院で治療を受けた患者さんが、どうなったのかが分かります。

  • 症状の辛さ、その経緯やエピソード
  • 整体を受けた後の具体的な変化
  • 調子が良くなったあとの気持ちの変化
  • 調子が良くなったあとの生活の変化

より具体的な声を聞くことで、よりリアルに伝わるため、集客に強い影響力を与えます。

3.経営理念

経営理念とは治療院を経営するあなたの患者様への思いを伝えることです。新規のお客様にとってはどんな先生が治療をしてくれるのかは気になるところです。そのお客様に対して、私はこんな人物です、と伝えることが必要になります。

初めてのお客さんは「この治療院はどんな治療院なんだろう」と、下記の事を知ろうとします。

  • 場所はどこか
  • 最寄りの駅からの道順は
  • 営業している曜日、時間は
  • 料金はいくらか
  • どんな施術(メニュー)があるのか
  • 保険がきくか
  • 自分の症状を治してもらえるか
  • どんな雰囲気のお店か
  • 女性スタッフはいるのか
  • 先生はどんな人だろう
  • 子供を連れていっても大丈夫か

細かなことへの気配りや、自分の治療院のセールスポイントを明確にすることで、「お客様からこの治療院良いな」と感じてもらうことが重要です。施術内容や金額が同じであれば、人柄や対応が良い治療院へ行きたいと思うのは自然なことです。

魅力的なホームページを制作したら、アクセスを増やすことも対策として行いましょう。そのためにもSEO対策を行う必要があります。

ホームページは自身の治療院をお客様に知ってもらうための重要な砦のようなものです。多くの情報開示をして、お客様に安心と信頼を感じてもらうことで、「この治療院で治療してもらおう」という行動を起こしてもらうことが集客に繋がります。

ブログで患者さんをファンにする

ブログで集客をする上で重要なのは次の3つです。

  1. 患者さんに届く記事を書く
  2. 患者さんが検索するキーワードで検索上位になる
  3. 患者さんの気持ちになって考える

そして、ブログ記事から実店舗への集客に繋がる流れが以下の通りです。

  1. 患者さんが自分の悩み・症状に関連した記事を読む
  2. 患者さんがブログ記事を載せている治療院に興味を持つ
  3. 患者さんがホームページのリンクや問い合わせからサービスを予約をする
  4. 患者さんの来院

患者さんがインターネットで検索するときはどういう時かと考えると、何かしらの悩みや症状があるからです。肩こりから来る頭痛に悩んでいる、しゃがんでから立ち上がると腰が痛くてしばらく動けない、と悩んでいる患者さんがそれを解決できる方法を探しています。

その時にあなたの治療院のブログに問題解決の方法が書いてあれば、その患者さんは安心します。なぜなら、自分の悩みは解消できるということが分かるからです。そして、自分の悩みに対しての答えを記事にしているブログに対して好感や興味を覚えます。

しかし、どれだけ内容の良い記事を書いていたとしても、読まれなければ意味をなしません。つまり集客に繋がることもありません。そうならないためにも、キーワード検索をかけたら上位に表示される様にしないといけません。

検索上位に表示されるようになるには、SEO対策を施す必要があります。そうすることで、特定のキーワードで検索をかけたときに患者さんの目に留まるようになります。目に留まるようになればあなたのブログ記事が読まれる可能性が高くなります。

そしてブログを運営する上で、「自分が患者さんだったら」という考えでいると、どんな記事を書けばよいか、更新頻度はどれくらいが良いか、どんな運営方法が良いか、といったことが思い浮かぶようになります。患者さんがいる、という視点でブログを運営していきましょう。

記事を読んでもらったら、読んで終わりにさせないようにする工夫をします。読むだけでは集客にまでつながることはありません。ブログ記事ページ内には治療院のホームページへのリンクを貼る、電話番号を分かりやすく表示する、問い合わせフォームは簡単に打ち込めるようにする、などの患者さんから治療院へ何かしらのアプローチを取ってもらうようにします。

そうすることで、問い合わせから来院の予約へつなげることも出来ます。ホームページを知らせることで、患者さんが自分の治療院を選ぶきっかけづくりが出来ます。

ブログ集客は今すぐ治療院へ行きたいと思っている患者さんが対象の施策ではありません。何かきっかけが出来れば行ってみようかな、と思っている患者さんへアプローチするものです。ですから、とにかく予約をしてほしいからとポップアップなどを頻繁に表示させアピールし過ぎると、かえって煙たがられて見たくなくなるブログになってしまいますので注意しましょう。

ブログは集客へ繋げるための重要な橋渡しのような役割になります。SEOで上位表示出来る記事が増えれば、ホームページの閲覧や問い合わせの増加にも影響します。患者さんの悩みに寄り添う記事を作成していくことで長期的に集客を手助けするものになります。

フェイスブックで患者さんを集める

フェイスブックの特徴であり、強みとなるのがシェアによる拡散力です。友達が「いいね!」やシェアをしてくれれば、その人の友達のニュースフィードに反映されます。一人の行動が、その人と繋がりを持つ人たちにも伝わります。

集客をするために活用したいのが、facebookページとfacebook広告です。

facebookページとはビジネス用のページです。フェイスブックはファンを作っていくものです。心から応援してくれるファンが増えれば、あなたの活動をシェアしてくれます。そうするとネットワークの力で情報が広がっていきます。

facebookページでは既存のお客様へ投稿をしてファンになってもらいましょう。ファンがいないのにどれだけ投稿しても何の反応も得られません。そのために、自身の治療院がどんな活動をしているのか、お客様に対してどんなことを考えているのか、といったことを投稿するようにしましょう。

セールス目的の投稿は必ず相手に伝わります。そうすると、何か売り込まれると感じ離れていってしまいます。自身の治療院のお客様に対する思いや、施術への情熱など共感を得られる投稿をしていけば、おのずと本当のファンが応援してくれます。

それに対してfacebook広告とは新規のお客様に対して行うべきです。新規のお客様とは来院したことがないですが、今後お客様になってくれる可能性のある人のことを指します。facebook広告はターゲットを細かく設定することが可能なので、狙いたいセグメントへ広告を表示させることが可能です。そうして興味を持ってくれた人を集める目的で使用すると良いでしょう。

facebookは個人名での登録が基本のため、誰が何に「いいね!」やシェアをしたのかが明確に出てきます。他のSNSでは、言い方はよくないですがどこの誰か分からない人たちがシェアし合います。その点、facebookでは名前が分かるので、その信頼性は高くなることになります。

フェイスブックは今すぐ治療院を必要としている方向けではありません。普段の活動や思いに共感を得ることで静かにファンが育ち、ファンのネットワークで情報がシェアされていきます。それが後々の集客に繋がります。

リスティング広告(PPC広告)で今すぐ患者を集める

リスティング広告を利用することで、すぐにでも治療院を必要としている患者さんの集客が可能になります。また、広告費もあまりかけずに始めることが出来ます。時間とコストをあまりかけられない治療院であれば、リスティング広告から始めてみるのも良いでしょう。

リスティング広告とは、検索エンジンでのキーワード検索結果に連動して表示される広告のことです。例えば「新宿 整体」で検索をかけたときに、検索結果画面の上部や下部に表示されます。突然のぎっくり腰で歩くのも辛い患者さんは、今すぐこの腰の痛みから解放されたいと願います。患者さんが現在いる場所が新宿であったら、「新宿 整体」と検索をかけて治療院を探します。

その検索結果の表示ページの上位にリスティング広告として、あなたの治療院が表示されていればクリックされる可能性は高くなります。そのクリックが予約へと繋がります。

リスティング広告を掲載する代表的なものでは「yahoo!プロモーション広告」と「Google広告」があります。日本国内では「yahoo!プロモーション広告」が6割を占めます。

リスティング広告の強みは、表示のコントロールがある程度可能ということです。リスティング広告は入札価格と広告の品質により順位付けされるため、金額をかければ検索上位への表示が可能になります。また、キーワード単位での広告が可能のため、ターゲットにしたい患者さんのニーズに関連する検索キーワードを考えながら行うことで集客へ繋がります。広告を出すまでの時間もあまりかかりません。

広告費の仕組みは広告が表示される度に課金ではなく、クリックされる度に発生します。その特徴からPPC=Pay Per Click広告とも言われます。

すぐに予約に繋がるのがリスティング広告です。反応が取れるという点では、即効性の高い集客手段になります。

LINE@で患者さんへメッセージを送る

LINE@で集客につなげるためには、定期的に登録をして頂いた患者さんに向けてメッセージを発信することです。配信頻度は月に1~4回ほどが良いでしょう。あらかじめ、配信日と配信内容を決めておくことも大切です。

治療院でLINE@を活用しようと思っていても気が付いたら3か月間何もしていなかった、ということも良くあるそうです。あまりに何もしない期間が長くなると、患者さんにメッセージを送りにくくなり、自然消滅になってしまうケースもあります。

LINE@は友達登録をして頂いた患者さんに直接メッセージを届けることが出来ます。LINEと同様に通知もされるので設定でOFFにされていない限りは、届いていることを知らなかった、ということにもなりにくいのです。メールと違って他のメールに埋もれてしまい、探したくても見つけられないこともありません。

LINE@でいつ、何を配信すれば良いのか分からなければ、月初めに治療院の休みの日を配信してみましょう。悩んで何も送らないよりはよっぽど良いです。何より、1ヵ月に1度はあなたの治療院のことを思い出してもらえます。

またLINE@で成果を出すためには友達を100人以上にする必要があります。LINE@をしていても結果に繋がらないのは、そもそも友達の絶対数が少ない可能性もあります。ホームページなどにLINE@のリンクを貼りつけていれば、どんどん増えていくことではないので、友達登録を増やす活動をすることも重要です。

LINE@での友達登録を増やすコツとして下記のものがあげられます。

  1. 患者さんに促すタイミングを決めておく
  2. 登録時に特典をつける
  3. 月間目標を決めて取り組む

促すタイミングとは患者さんとの信頼関係が出来上がった時です。治療院でいえば施術後になります。患者さんの症状が良くなりお礼を言われている時などに、「次回の予約はこちらからお願いします」とお願いをすると大抵の場合は友達登録をしてもらえます。その場で登録してもらうようにしましょう。

特典と聞くと割引をイメージする方も多いですが、割引以外でも構いません。例えば、施術時間を15分延長するのも特典のひとつです。

月間目標とはいつまでに何人の友達を増やすかを決めることです。何も決めないと何もしない状態が続くことにもなります。友達登録を増やしたいのであれば、このような目標を立ててどうしたら達成出来るのかを考えて行動することも必要です。

そうまでしてLINE@に友達登録をしてもらう必要があるのか、と思うことがあるかもしれません。ですが、一度友達登録をしてもらえば、継続的にこちらから患者さんに対してアプローチ出来るようになります。

関係性を途絶えさせないという強みがLINE@にはあります。もし、タイミングよく患者さんに対して配信出来ればそれが集客を増やす結果に繋がります。

オンライン以外で集客する方法

オンラインとは「インターネットにつながっている状態」のことを言います。それ以外ですので、「インターネットにつながっていない状態」を指します。オフラインとも言われます。

24時間365日繋がっているオンラインのデメリットは相手が見えない情報のやり取りといった部分が多いということです。オフラインはそうした面をカバーする強みを持っています。

対面もオフラインのひとつです。顔が見えない相手より、顔を知っている相手からサービスを受けてみたいと思うのは、オフラインがなせる業です。実際に手に取ったり、見たり、聞いたり、その雰囲気や空気感を感じ取れることがオフラインの強みです。

では、具体的なオフラインでの集客方法をご紹介します。

チラシで患者さんを増やす

チラシで集客をするのに大事なことは、チラシを配布する枚数と、配布する地域を決めることです。 チラシを見てアクションを起こしてくれる患者さんは1000枚配布したうちの3人ほどと言われています。パーセンテージでは0.3%です。チラシの反応率と呼ばれますが、この数字でも良い方になります。

この確率を見ると、反応がないと思っていても、配っている絶対数が少ない可能性があります。枚数だけではなく地域性も反応率に影響があります。ある地域では1000枚に対し3人が、ある地域では10000枚に対し0人ということもあります。

治療院へ通う人がどこから通っているかを調べると、その治療院から半径10km以内が多いという結果があります。

仮に半径3km内でのチラシ配りをしていたとしたら、その範囲を少し広げることで反応が良くなるケースもあります。ですから「どこに配るか」というのは重要です。更に一般的な反応率を知っておくと反応がなかったとしても、そもそも母数が少ないと気付くことが出来ます。

気をつけたいのは反応が少ないからと配布地域を広げすぎることです。経営者としては患者様に多く来院してほしいと思いますが、患者様からすればそれなりの理由がなければあまりに遠い場所まで通おうとは思いません。

チラシの内容については、売り込み色を出しすぎないことも重要です。売り込みが強いと他のセール品広告と同類に扱われます。つまり、「またこの手の広告か」という印象になり、手に取った瞬間にゴミ箱行きが決定します。他とは一線を画す内容と見た目も重要になります。いかにして、読まれるチラシになるのかにも目を向けましょう。

チラシによる集客は患者様のタイミングにも左右されます。腰の具合が良くないと思っている時に、腰の検診してみませんか、といった言葉は自然と目に入ります。そのタイミングであれば治療院に行ってみようかという気分になっているので集客に繋がる可能性があります。チラシだけの集客で結果が出る出ないは判断しづらいものですので、他の集客施策と併用してみてください。

中高年に強い新聞広告で患者を増やす

新聞広告による効果は次の3つです。

  1. 信頼度が高い
  2. 購読率が高い
  3. 中高年に向けたPRが強い

新聞そのものがメディアとしての歴史が強いため、情報発信としての信頼度が高くなっています。そのため、関心のある広告であれば読まれる可能性が高くなります。

新聞は無料で配布されているものではありません。料金を払い、購読するものです。ですから、新聞を買ったけど読まない、という人は少ないのです。家族で1部購読していたら、誰かしらが新聞を見る確率は高いです。単純にポスティングされているものと比べ手に取って見られる点で有利といえます。

発行の歴史の長さにより、中高年での購読率が高いです。そのため、中高年をターゲットにした広告であれば読まれる可能性が上がります。

掲載する新聞は、全国展開している治療院でない限りは地方紙または地方版に絞った方が良いでしょう。 新聞広告の中でもイメージしやすいのは1面広告ですが、大手全国紙での1面広告の価格は3000万円を越えます。インパクトを与える広告手段ですが、資金力のある企業でなければ広告を掲載することは難しいと考えてください。

新聞広告では段数というのが基本の考えで広告枠の大きさが決まっています。これが大きくなるほど価格も増えます。記事中に差し込む形の広告枠もありますので、活用して頂きたいと思います。

新聞広告で集客を増やすためには、地域を限定し、ターゲットを中高年に絞った上で患者様となる方に向けた広告を出すことにあります。情報発信源としての信頼度は格別です。その新聞に掲載されているというだけでも箔が付きます。特性を生かした広告掲載で集客へ繋げていきましょう。

タウン誌で地域の患者さんを増やす

タウン誌とは特定の地域に重点を置いて、その地域に根付いた情報を発信する情報誌です。

タウン誌では狭い範囲での情報を発信するため、同じ市内の情報に強いです。地元の情報ですから、患者さんにとってみても「こんな近くに治療院があったんだ」という発見もあります。その発見があなたの治療院の知名度を上げる効果もあります。

タウン誌で集客に繋げるためには、タウン誌からホームページなどのオンラインへ誘導する必要があります。広告枠のサイズが小さく、その枠の中に伝えたい情報を書き込むことは難しい場合があります。

割引券をつけて宣伝をするのも良いですが、その場限りの患者さんが集まり継続的な集客には繋がりません。オンラインへ誘導することで、治療院の情報を余すことなく伝えることが可能になります。

目的はホームページを見てもらうための広告になりますが、ホームページを見て来院してくれる患者さんはその治療院に行きたいと判断してのことです。地元へ向けて情報を徐々に浸透させていきましょう。

ニュースレターで集客を加速させる

ニュースレターとは定期的に配信・配布される新聞や手紙です。送る相手は既存の患者さんが有効です。ニュースレターのポイントとなるのは「定期的に」配信・配布することにあります。同じ人と接触回数が増えるとその相手に対して好印象を持つと言われるザイオンス効果というのがあり、ニュースレターもこの効果を発揮します。

既存の患者さんですから、ニュースレターが送られてくることに対しての嫌悪感は少ないです。その患者さんに毎月送り続けていると、治療院を更に身近に感じてもらうことが出来ます。

内容は下記を参考にしてみてください。

  • 患者さんの役に立つ情報
  • 治療院で起こったニュース
  • 写真を多く活用

共感を得られる内容のものほど、患者さんに受け入れられます。ニュースレターは売り込みや営業の要素を極力減らします。治療院での出来事やニュースを、患者さんに伝えるお知らせだと思ってください。

ニュースレターは今すぐ患者さんの予約を増やすものではありません。毎月一度でも患者さんにニュースレターを送ることで、患者さんとの間に信頼関係が生まれていきます。信頼関係が成り立ち、ファンになっていきます。

患者さんの頭の中で、体の調子が悪いときは自然とあなたの治療院が思い出されます。どの治療院に行こうかと治療院を探すことはせず、あなたの治療院にいつ行こうかと考え始めます。

つまり、あなたの治療院に行くことが前提になります。こうした根強いファン作りに繋がるのがニュースレターです。

毎月一度といえど定期的に発行するのは時間がかかり、手間や面倒だと感じるかもしれませんが、簡単には離れない患者さんを呼び込める施策です。効果が出るのは少し時間がかかりますが、常連さんになってくれる患者さんが増え、長い目で見たときに安定した集客を実現してくれます。

ダイレクトメールでリピート患者を増やす

ダイレクトメールで重要なことは「患者さんに読まれ、患者さんに行動してもらう」ことです。目的はあなたの治療院を利用してもらうことです。送る相手は既存の患者さんです。対象とする患者さんを決め、リストに上がった患者さん宛にダイレクトメールを送ります。特に決まった書式もありません。はがき、手紙、パンフレットなどを送ります。

このようにダイレクトメールは直接患者さんにアプローチ出来ます。しかし、肝心なことは「読まれること」です。読まれない手紙やはがきからの効果は期待出来ないように、まず読んでもらわなければいけません。ほかの広告に埋もれてゴミ箱行きになってしまうことは避けるように工夫をします。

内容は治療院のサービスを紹介し、期限付きの割引券をつけてみましょう。はがき持参で割引します、と書いておけば来院時に確認出来ます。そのはがきを確認することで、リスト中何人の患者さんが利用してくれたのかも明確にわかります。

ダイレクトメールのメリットは、対象とする患者さんへのダイレクトメールの反応がどれくらいあるのかを数値化できる点です。この数値をデータ化することで、どの内容、どの時期に、どういったセグメントの患者さん宛に送ると反応が良いのか、を視覚化することが出来ます。

ダイレクトメールは一度やって反応がないからといって駄目だということではありません。この内容で送ったのが反応が悪い原因かもしれない、送った相手が反応率に影響を与えたのかもしれないと、何度も何度も実践し原因を特定して改善していけることがダイレクトメールの強みです。

反応の出るダイレクトメールが分かれば、定期的に既存の患者さんへ送ってみましょう。確率から集客予測が立ちます。やってみたけど効果があったのか、なかったのか分からないという集客とは違いデータ分析で着実に集客の成果を出すことが出来るのがダイレクトメールの強みです。

最強!紹介で患者さんを増やす

紹介で集客が出来れば、広告コストがかからずに患者さんが増えていきます。紹介された患者さんにとっても身近な人からお客様の声を聞いているようなものです。あなたの治療院に興味を持ってくれることになります。

初めての患者さんがあなたの治療院へ来る前は、初めてなので様々な不安を感じます。しかし、友達や知人に紹介された治療院であれば安心感を持って訪れることが出来ます。

それは信頼している人から「この治療院いいよ!」と言われて、その言葉を信用しているからです。なので、紹介された方も行ってみようかなという気持ちになります。

紹介と書くと仰々しいですが、世間話の中で既存の患者さんがあなたの治療院の話を出して勧めるのも紹介のひとつです。

紹介の強みは知っている間柄だからこその信頼関係が前もってあるため、勧めてもらった情報を疑うことがあまりありません。

紹介される患者さんを増やす単純なやり方は、既存の患者さんひとりひとりに「他に腰や肩の痛みで悩んでいる知り合いの方はいらっしゃいますか?」と声をかけてみることです。

注意したいのは、誰か紹介してください!と強い気持ちで患者さんにお願いしないことです。患者さんとしても突然言われれば困ります。それに急に言われたところで誰かを思い付くことは少ないでしょう。それよりも、いつもの会話の中に自然な形で聞いてみましょう。

その中で「誰か」にあたる部分がイメージしやすくする質問をしてみてください。肩こりで頭痛がする人や、膝が痛くて階段を下りるのがつらい人、といった具合に症状を具体的にすると、「そういえば、あの人…」とパッと思い浮かんで話してくれる可能性が高くなります。

紹介で得られた患者さんは、更に紹介を繋いでいってくれる可能性があります。そうした輪が広がると自然と集客が増えていきます。紹介されるためには、患者さんが誰かに話したくて勧めても良いと思える治療院であることが大前提です。そうすれば、気持ちの良い関係性と共に安定した集客に繋がっていきます。

看板でお店を知ってもらう

看板にも様々な種類がありますが、その目的は視覚的に誰の目にも触れられるため、新規の患者さんに知ってもらうことです。

駅のホームから線路をまたいで見える看板であれば、電車の待ち時間に何気なく見ることになります。体に不調がある患者さんがたまたまその看板を見れば、この駅近にも治療院があるんだと知ってもらえることが出来ます。

駅から自宅へ向かう患者さんが、治療院店舗の入居するビルの外看板を見たとしても、ここに治療院があることを知らせることができます。

そのように治療院がどこにあるのかを知ってもらうために、看板は大きな役割を果たします。看板は動くことなくその場にあるので、治療院の目印になります。あなたの治療院を知らない人にまず知ってもらうこと、治療院を探している人にあなたの治療院の存在を確認してもらうことが看板によって簡単になります。

看板の大きさにより存在感も変わります。設置場所によってもインパクトが変わります。どうしたら目につくか、患者さんに読まれるか、を意識した看板を設置することであなたの治療院をまだ知らない患者さんを集めることが可能になります。

地元のコミュニティを活用し集客する

地元のコミュニティは住んでいる地域によって様々あります。その地域で形成されるコミュニティを活用することで集客につながります。これはがつがつとした宣伝手段ではありません。

たとえば、下記のようなものです。

  • 囲碁クラブに参加して、世間話の中から治療院のことを伝える
  • 市などが開催の催し物に参加し、参加者と交流する中で治療院のことを伝える
  • 町内会の集会やイベント時に宣伝する

つまり、あなた自身の趣味の集まりや、出かける先で話をすることです。私は治療院を経営しているんです、というだけでも何度も同じ方と会ううちに相手の印象に残ります。世間話の中で腰が痛い、肩が上がらないといった話題になったときに、自然とあなたの治療院に行こうかという気持ちになる可能性があります。

お店の外の交友関係から集客につなげる考えです。その交流の場を地元にあるコミュニティにしたものです。

これも売り込み色が強いと敬遠されてしまいます。集客、セールスの色は見せずに普段の付き合いの中で自然と来院へのきっかけ作りを提供していく気持ちでいると、変に緊張することなく話を切り出せるはずです。

まとめ

治療院の集客の施策をひとつひとつ解説していきました。

大事なことはどれかひとつで結果が出ないからといって諦めないことです。ひとつひとつの施策は、その時期、対象とする相手、地域の特質などで反応率が変わります。あなたの治療院ではうまくいかなかった施策が他の治療院ではうまくいくこともあります。

オンライン、オフラインの集客方法をバランスよく組み合わせて実践してみください。その中で改善できる点があれば改善し、自院には向かないのであればやめてみるなどしてみましょう。ひとつやってうまくいかないから次のをやるよりも、2つ以上を同時にやってみて反応を見て次の施策を考えるようにしていくと、集客の成果に違いが出てきます。

一度だめであった施策も時期を変えれば、結果の出る集客になる可能性もあります。あなたの自院に合った集客方法を見つけ定期的に動くことで集客が増える可能性があがります。