整体治療家のあなたは、チラシを作るときに『5W1H』の法則を使っていますか?
5W1Hとは、次のことを言います。
- When(いつ )
- Where(どこで )
- Who(誰が )
- What(何を )
- Why(なぜ )
- How(どのように )
この頭文字をとったのが5W1Hです。つまり、5W1Hを使うことで、あなたの院の魅力や情報をもれなく正確に分かりやすく伝えることができるということです。
5W1Hを使いあなたの整体院の魅力や情報が十分に伝わるようにチラシで工夫する。
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お客様に安心と信頼を与えることができる。
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あなたの院の魅力が何割も増してお客様に伝わる。
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その結果、予約のハードルが下がり、集客効果が上がる。
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中学生の頃に習った5W1Hをチラシに活用するだけで、集客効果が上がる。
ここでは、実際に整体治療院のチラシに5W1Hをどのように活用するのか、実際にチラシのサンプルをお見せしながら解説します。真似して作るだけで効果が抜群に上がります。ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
5W1Hを使ってチラシを「見える化」する
よくポストに入っているチラシやダイレクトメール。
- なんかよく分からない
- 大事なことが書いていない、見えない
そういうチラシはすぐに捨てられます。5W1Hが入ったチラシは、あなたの院の情報が漏れなく載っていて、「見える化」出来ているチラシと言えます。
安心や信頼を与えるためにも、見せれるところは全て見せ、情報を「見える化」することが大切です。
もっとシンプルに言えば、『分かりやすい!』というチラシは、それだけで反応率があがります。ここでお伝えしていく内容をしっかり実践して「分かりやすいチラシ」を作成して欲しいと思います。
分かりやすいチラシを見た見込み客(来院してくれる可能性が高い人)は、次のような反応を示してくれます。
- 私もこの院で施術を受けたい
- 私もこの整体師に施術をお願いしたい
悩みを抱えている方が、「私が探していたのはここだ!」と感じてくれるようなチラシ作りを心がけていきましょう。
5W1Hを整体治療院のチラシで効果的に使う具体例
整体治療院のチラシの中で、効果的に5W1Hを使う方法についてお伝えしていきます。
When(いつ )
いつ施術が受けられるのかを分かりやすく載せましょう。
チラシに載せる具体例
2つ例をあげましたが、あなたがより見やすいと感じる載せ方を考えると良いでしょう。
新規開院の場合は開院日も忘れずに載せましょう。
Where(どこで)
“どこで”の情報を載せる理由は、現場をイメージさせやすくするためです。ここでは、写真やイラストを使うのがおススメです。
- 分かりやすい地図
- 院内状況
- 施術状況
が分かる写真を載せましょう。
地図が載っていると、自宅からあなたの院までの道順をイメージしやすくなります。
院内や施術状況の写真を載せる理由も、よりあなたの整体治療院をイメージしてもらいやすくするためです。
チラシに載せる具体例
Who(誰が )
- 誰に向けてのチラシなのか
- 誰が施術をするのか
チラシを見て欲しい人(ターゲット)を分かりやすく伝える工夫をしましょう。
チラシに載せる具体例
誰に向けてのチラシなのかを具体的に明記します。腰痛に悩んでいる人を主なターゲットにしたチラシを作る場合は、次のように載せると効果的です。
誰に向けてのチラシなのか、ターゲットがはっきりしない曖昧なチラシは、誰にも見てもらえません。
誰に向けてのチラシなのかが分かるタイトル例
- 70歳になっても自分の足で歩きたい方へ 毎日5分のストレッチで足腰膝を鍛えましょう!
- 毎日の介護で膝の痛みが取れないあなたへ 30分の施術で明日からの介護がラクになります。
- 腰が痛くて子供の抱っこが辛いあなたへ 60分で骨盤を正しい位置に戻して赤ちゃんをラクに抱っこできるようになりませんか?
- 大型車の運転手さん わずか40分で腰と肩の痛みを軽減しハンドル操作をラクにします。
■施術者(院長)の情報も必ず載せましょう
例のように、写真付きであいさつやプロフィールを載せます。あなたをイメージしやすいため、安心感を与えることができます。
What(何を )
ここでは、当日のスケジュールや流れを伝えましょう。人は、自分がどんな行動をとるかが分かっていると不安が少なくなります。
あなたも初めて行く場所で、右も左もわからない状態だと大きな不安を感じますよね?
お客様も同じです。そこで、当日の流れを分かりやすくするために、下記例のような一連の流れを載せましょう。
チラシに載せる具体例
例のように、予約から施術終了までの一連の流れが分かると、チラシを見た人はより安心できます。
Why(なぜ )
見込み客は、あなたの院を選ぶ理由を探しています。
- なぜあなたの院で施術を受けなければいけないのか?
- なぜあなたの院を選ぶ必要があるのか?
こうした内容を分かりやすく伝えるのに効果的な方法は、お客様の声を載せることです。新規開院するため、お客様の声を集めることが難しい場合は、次の方法を試してください。
- 独立前にあなたの施術を受けた方の声をまとめる
- 近しい人に無料で施術を行い感想をまとめる
いずれもそう難しいことではありません。お客様の声は見込み客にとって、あなたの院に予約をいれるどうかを決める、重要な判断材料です。
可能な限りお客様の声を載せ、見込み客のWhy(なぜ)を解消するようにしてください。
チラシに載せる具体例
独立前に施術を担当していた方の声をまとめる方法をご紹介します。
例のように、これまで施術を経験した延べ人数とそのうちのプラスの評価をまとめて数字で表した表現が効果的です。
【整体院チラシの作り方】81.3%の人に説得力と信頼感を与える効果的な数字の使い方 で効果的な数字の使い方について解説しています。参考にしてください。
How(どのように )
整体治療院で使うHowは、How much(料金)の事です。当然の事ですが、金額が載っていないチラシを見て予約を入れる人はいないはずです。
- 住んでいる近くに整体治療院がなく困っていた人
- 遠くの院に通っていたが近くにできたなら気になる人
上記のような人が興味を持つケースは考えられないこともないですが、それは極わずかな見込み客です。
料金に関しては、次の2つのケースに分かれます。
- 単純で分かりやすい料金設定
- コース別に細かく設定した料金設定
どちらの料金体制が望ましいかという話はここでは避けますが、チラシに載せる際は、複雑さや曖昧さは避けることをお勧めします。チラシを見た見込み客が、より簡単に理解できるような魅せ方を工夫しましょう。
チラシに載せる具体例
上図はあくまでも一例です。あなたが経営する院の特徴によって料金体系が変わるとは思いますが、常にお客様の立場に立ち、見せ方(伝え方)を考えるようにしましょう。
- 分かりやすさ
- 理解しやすさ
この2つは、料金を伝えるうえで特に重要な部分です。
5W1Hに補足情報を付け足すとより効果が高まる
5W1Hの各項目について具体的な例に沿ってお伝えしてきました。最後に、補足情報を付け足し、あなたの整体治療院の価値を高めようという話をします。
<例えば>
- 駅に近い店舗の場合 「〇〇駅から徒歩1分」「〇〇駅直結」
- 駐車場付きの店舗の場合 「3台まで駐車可」「駐車スペースあり」
- 駐車場がない路面店の場合 「提携駐車場あり」「駐車料金1時間サービス」
- 施術着の有無を知らせる 「貸出用ジャージあり」「施術着に着替えます」
など。5W1Hを補足するような情報は、さらなる安心感を与える材料です。
お客様は、上記のような補足情報があることで、次のように具体的なイメージを持ってくれるようになります。
- 駅から1分なら自宅を何時に出れば間に合う
- 駐車サービスあるなら駐車場代気にしなくてよさそう
- 施術着あるなら仕事帰りにでも気軽に行けそう
チラシ全体としても「分かりやすさ」にも繋がります。補足出来る部分は、可能な限り情報を載せるように心がけてください。
まとめ
今回は、整体治療院の魅力を3割増しで伝えるために、5W1Hの法則を活用してチラシを作るコツをお伝えしました。5W1Hを使う最大のメリットはお客様に安心と信頼を与えることができることです。
お客様は、チラシを見たとき、次の3つが揃ったときに安心感をいただきます。
- 現場がイメージできる(施術写真、施術者の情報・お客様の声)
- 場所がはっきりしている(院周辺地図・院内写真)
- 当日どんな流れで進むのかが分かる(スケジュール)
整体治療院用5W1H
- When(いつ )→ 営業時間・開院日
- Where(どこで )→ 院周辺の地図・院内や施術写真
- Who(誰が )→ 誰に向けてのサービスなのか・施術者の情報
- What(何を )→ 予約から施術終了までの一連の流れ
- Why(なぜ )→ お客様の声
- How(どのように )→ 料金体系
- プラス補足情報 → あなたの院の価値を高める情報
これらの情報を漏れなく記載し、お客様に安心材料を十分に与えましょう。
それが、予約のハードルを下げることにつながります。
チラシを見る、見込み客の心理状況を常に考えながら、不安や疑問を残さないようなチラシを作りましょう。
この記事があなたの役に立てば幸いです