自分の整体院が欲しい!でも「実際にどのくらい開業資金が必要なんだろう」と、わからないことだらけで悩んでいませんか?
ここでは、整体院の開業資金がどのくらいかかるのかをご紹介します。私が自宅開業をした経験も踏まえてお伝えするので、リアルな情報をお届けいたします。
後から慌てることがないように、整体院の開業に必要な資金を把握しておきましょう。
目次
開業に必要な4つの大きなコスト
開業かかるコストは大きく分けて3つ。
1.場所代 | 敷金・礼金・家賃・修繕費など |
2.設備費 | 施術着・電話・パソコン・コピー機・掃除機・レジなど |
3.広告費 | ホームページ・チラシ・WEB広告など |
4.運転資金 | 水道光熱費・維持費・備品購入費 |
開業準備に必要なものは、5年後も生き残れる整体院にしよう!開業準備に必要な6つのポイントで詳しく紹介しています。
3パターンの比較! 整体院の開業に必要な資金は10万円~200万?
整体院の開業に必要な資金は、どこで開業をするのかで費用が全く違います。「どこで」というのは、大きく分けて次の3つがあります。
整体院の開業3パターン
- 自宅開業の場合
- マンション・アパートを借りて開業する場合
- 店舗(テナント)を借りて開業する場合
3つの違いを比較しながら見ていきましょう。
パターン1. 自宅開業の場合は、約10万円から
自宅で開業する場合にかかる費用は約10万円~です。
家賃代や保証料がかからないことがメリットです。
内装などに手をいれなければ、施術に必要な備品(タオル・シーツ・領収書・印鑑など)があれば10万円前後で開業が可能でしょう。
もし、看板を作ったり、広告を出したりするならば、~50万円位かかるでしょう。
初めから200万円ためてから開業しよう!と思ってもなかなか思うように開業資金をためられるわけではありません。必要最小限の設備で小さく始めることも検討してみるとよいですね!
パターン2. マンションやアパートでの開業は、約100万円前後から
マンションやアパートを借りて開業する場合は、敷金・礼金・家賃がかかります。
また、商用利用が可能なマンション・アパートを探さなければなりません。立地条件によっては、お客様の駐車場を確保できる建物でなければなりません。
事前の確認が重要です。例えば公共機関よりも車で移動される方が多い地域で、駐車スペースがないのはもったいないですよね。
マンション・アパートの開業資金は、当然それらの条件によって大きく左右されます。
家賃は物件によって異なるので、100万円からそれ以上かかる場合もあります。
パターン3. 店舗(テナント)を借りて開業する場合は、200万円から
店舗用の物件は、テナント料・保証金・敷金なども高めです。物件によっては、1年分以上の補償金が必要になるケースもあります。
マンション・アパート同様で、店舗物件の条件によってテナント料が違うのでピンからキリまであります。
内装費や保証料があるので、だいたい開業資金は200万円くらいからでしょう。
ただ店舗の内装がでてくると、備品をこれにしよう、これを追加したいなどと追加の要望もでてきたりすることがあります。
トータルを考えると、店舗を借りて整体院を開業する場合では、500万円前後のケースが多いように思います。
コンセプトを具体的にイメージしよう
ざっくりとした費用感をお伝えしました。
次は、資金を用意するために具体的なイメージを詰めていきましょう。
ざっくりで構いません。あなたが開業しようとしている整体院をイメージして、具体的にしましょう。
準備するもの
- 事業計画
- 収益の計画
- スケジュール
- ターゲット(客層)
- HPなどの広告
半年分の維持費は確保しておきたい!
場所・設備代に気をとられていませんか? 半年分の維持費を用意しておくと安心ですよ!
整体院を運営するための維持費を忘れてはいけません。
開業してから毎日満員!なんてことはほぼあり得ないので、維持費分の資金を用意しておくことで精神的にゆとりを持って仕事することができます。
もし余分なお金がなかったら、家賃も光熱費も整体院に必要な経費を支払えなくなってしまいますね。そして何よりも精神的な不安が重くのしかかります。不安・イライラはお客様にも伝わってしまうので、精神的なゆとりを持つことは非常に重要なことです。
こうした理由から、最低でも半年分の維持費があると安心と言えます。
集客方法は当サイトの中でも情報を出しているので、是非ご覧になってください。
もしすでに開業されていて集客がうまくいっていない場合は、今日も予約ゼロ…。暇な整体院がやりがちな勘違いな努力と正しい努力の違いをご覧になってください。
まずは自宅開業で始めることがおすすめ!
私がおススメするのは、整体院を自宅開業ではじめることです。
私も自宅開業をしたので、詳しくは整体師開業は自宅開業がお勧め!を見てくださいね。小さく始めればそれだけ開業にかかる資金は少なくて済みます。
ただ、開業をすることの優先順位が高いなら小さく始めた方がいいです。
開業資金は、あればあるだけ自由度は高まりますが、それを貯めるためにどのくらいの時間や労力がかかるでしょうか。開業するまでの時間が長くなってしまいますよね。
もし、整体院の開業を意識しているのならば自宅開業を検討してみてはいかがでしょうか?
開業してから一番重要なのは、どのように集客していくか。集客については、整体院で集客できないと悩むあなたに知ってほしい6つの理由を読んでください。
もし店舗を出店する費用があるならば、まずは集客に関わる広告やWEBなどのツールに資金を使ってファンを作ることを優先したほうが効率が良いと思いませんか?
もちろん、自分が持ちたい店舗を具体的にイメージしているなら、そのための資金を集めてから開業するのも良いと思います。
まとめ:整体院の開業に必要な資金
整体院の開業3パターンは主に次の3つです。
- 自宅開業の場合:約10万円~50万円
- マンション・アパートを借りて開業する場合:約100万円
- 店舗(テナント)を借りて開業する場合:約200万~500万円
おすすめは自宅開業で小さく始めること。そして、資金に余裕があるのでしたら、集客関係に費用をかけて、いち早く起動に乗せていきましょう!
集客が安定してくればその分、売上も安定させることが簡単になってきます。何よりも自分自身が心にゆとりを持って仕事ができるようになります。
「笑顔で楽しく働こう」なんて言いますが、そのためには売上の安定が絶対に必要です。売上安定に繋がる集客ノウハウについては、無料プレゼント中の動画もぜひ参考にして欲しいと思います。