あなたは何にためにチラシを作りますか?
ほとんどの人が「集客のため」と答えるはずです。この目的は何も間違っていません。チラシを配るなら来院してもらわないことには意味がありません。
整体院や治療院が集客目的でチラシを作るうえでは、コレだけは忘れてはいけないことがあります。それは『数字』を使うということです。
数字を使うメリットはたくさんあります。
- 安心感を与え、信頼できる治療院だと示すことができる
- 具体的なイメージ、説得力を持ってもらえる
- インパクトが出て、印象に残る
など。ここでは、説得力と信頼感を生み出す効果的な数字の使い方をお伝えします。
目次
本当に「数字」は効果があるのか?アンケート調査を行いました。
当サイトが独自に、10代~70代までの合計300名にアンケート調査を行いました。
アンケート1.以下の2つの写真を比較して、どちらの整体院で施術を受けたいですか??
Aのパターン
Bのパターン
結果は81.3%の方がBを選びました。数字が入った「B」の圧勝でした。
アンケート2.プロフィールに経験年数や施術実績など「数字」が入っていると信頼感・安心感が上がると思いますか?
続いて、このような質問をすると、やはり「数字」があったほうが安心感があると答えてくれた方が85%もいました。
数字=信頼感・安心感につながると言い切れる結果になった
結果から考えると、次のことが想定できます。
数字は具体的に使って初めて効果を生み出します。具体的な数字を使うことで、お客様に説得力を感じてもらえ、同時に信頼感を与えることができます。
整体・治療院チラシ作りその1.数字が生み出す説得力と信頼感
チラシの中に具体的な数字を使うと、次の2つが生まれます。
- 疑問や曖昧さがなくなることで説得力が生まれる
- プロフィールに具体的な数字を入れることで信頼感が生まれる
チラシであなたの院の魅力を最大限に伝えるためには、曖昧さを排除し、説得力と信頼や安心を感じられる内容にしなければいけません。
チラシを見た人が、チラシの内容に疑問を持ってしまえば、そこから来院に繋がる可能性はありません。
- 「これはどういう意味だろ?」
- 「結局どのように改善されるんだろう?」
- 「どんな実績の人が施術をしてくれるんだろう?」
こうした疑問を感じさせないことが非常に重要です。チラシを見て疑問解消のために問い合わせをする人もいるとは思いますが、それは全体の1%に満たないくらいです。
パッと目を引くタイトルのチラシを作れたとしても、その先に疑問を残してしまうと来院に繋がらないのは明らかです。
チラシ作りにおいて大切なのは、パッと目を引くタイトルでお客様の注意を引きつけ、疑問や曖昧さを残さず、信頼や安心を感じられるような内容を記載することです。
疑問や曖昧さを排除し、信頼感の獲得に繋がるのが数字の存在です。
整体・治療院チラシ作りその2.具体的な数字を使う理由
チラシの中に数字を使う理由は、説得力と信頼感を高めるためです。
- 疑問や曖昧さをなくし説得力を高める
- プロフィールに具体的な数字を入れることで信頼感を高める
人は、具体的な数字が入ることで説得力を感じ、信頼感が増します。
例えば、次のように数字を使うことで、分かりやすさ・伝わりやすさが増します。その結果、説得力や信頼感が増していきます。
「肩こりが治るストレッチを教えます。」
↓
「毎日5分のストレッチで肩こりが改善する方法を教えます。」
他にも、次のような使い方ができます。
「男性よりも女性の方が多いです。」
↓
「男性が4割で女性が6割です。」
イメージしやすく説得力が増していきます。
数字を使うことでインパクトが出る!印象に残る!
数字は私たちの日常の中でも、ごく当たり前に使われており、実はよく目にしています。
例えば、身近な例としては商品名があります。
【キリン一番搾り】
ビールの一番美味しいところが飲めるというイメージができる
【チョコレート効果 CACAO72%】
カカオが72%も使われているということが一目でわかる
【10万円貯まるBANK】
「10万円貯められる貯金箱」として貯金箱界で有名
ごく一例をあげましたが、数字に意識を置くと様々なところで使わていることを感じてもらえるはずです。数字が使われた商品名などは私たちの印象に残りやすいというメリットもあります。
説得力や信頼感は安心につながり、購入のハードル(整体治療院の場合は施術の予約)を下げます。チラシの中に具体的な数字を使うと、結果や内容をイメージしやすくなるというメリットがあるからです。
- 施術で何を得られるのか
- 施術後にどんな未来が待っているのか
- 信頼できる施術家なのか
- 安心して施術をお願いできるのか
施術後の未来を具体的にイメージさせることができ、施術家としての信頼と安心を得るためにも、具体的な数字を使っていきましょう。
整体・治療院チラシ作りその3.数字の効果的な使い方
数字は、主に次の2つの効果が得られます。
- 疑問や曖昧さをなくし説得力を高める
- プロフィールに数字を使うと信頼感と安心感が高まる
ここからは、具体例に沿ってもっとわかりやすく説明していきます。
疑問や曖昧さをなくし説得力を高める数字の使い方
チラシを作る際に気をつけたいのは、曖昧な表現をしないことです。疑問や曖昧さが残るチラシではお客様の心をつかむことはできません。例えば、あなたが腰痛を改善する施術が得意だとします。
- A:痛くない施術でやさしく痛みが改善される施術を体験してください。
- B:わずか30分の施術で6割の方に「腰の痛みがラクになった」とうれしい声をいただいています。あなたも是非体験してください。
上記のABを比較すると、Bの方が施術の状況をイメージしやすいと思います。チラシを見た人に「30分で半数以上がラクになったと言ってるなら自分もラクになるかもしれない」と感じてもらうことができるのです。
このように、施術後の結果を「自分ごと」としてイメージさせることが大切です。
- 自分もラクになるかもしれない
- 私もその施術を体験してみたい
- 短時間でラクになるなら行ってみようかな
など。お客様は、施術後に明るい未来が待っていることに期待して施術を受けたいと感じます。チラシを作る私たちに必要なことは、お客様が望むであろう未来をイメージしやすい言葉で表現することです。
例題を見ても明らかなように、具体的な数字を適所で使うだけで、その状況をイメージしやすくなり説得力が増します。
タイトルや謳い文句に数字を入れる具体例
- 70歳になっても自分の足で歩きたい方へ 毎日5分のストレッチで足腰膝を鍛えましょう!
- 毎日の介護で膝の痛みが取れないあなたへ 30分の施術で明日からの介護がラクになります。
- 腰が痛くて子供の抱っこが辛いあなたへ 60分で骨盤を正しい位置に戻して赤ちゃんをラクに抱っこできるようになりませんか?
- 大型車の運転手さん わずか40分で腰と肩の痛みを軽減しハンドル操作をラクにします。
いくつか例を挙げてみました。あなたのペルソナ(ターゲット)へメッセージを送るつもりで、ターゲットをどのように改善したいのか(できるのか)を数字を使って表現しましょう。
信頼感と安心感が高まる数字の使い方
数字は説得力以外にも、信頼感や安心感を高めるためにも有効です。効果的な使用法は、あなたの魅力を伝えるためにプロフィールで数字を使うことです。
数字が適所に使われたプロフィールは、使われていないものと比べものにならないほど信頼や安心感を与えます。そこで、お客様があなたに求める信頼や安心について考えてみましょう。
- どんな資格を持っているのか
- どのくらいの施術経験があるのか(実績)
- 施術体験者はどのように感じているのか
上記のような、資格・経験・実績が分かれば、あなたの施術を安心して受けてみたいと考えるはずです。次のプロフィール例を見て、あなたはどちら方に施術してもらいたいと思いますか?
【チラシサンプルA】
【チラシサンプルB】
間違いなくBの方に施術をお願いしたいと感じるのではないでしょうか。Aのプロフィールは自己紹介にはなっていますが、経験や実績がないためチラシを見た人は疑問を感じます。
- どんな資格を持った人が施術してくれるのかな?
- 施術歴何年あるのかな?
- 施術お願いして大丈夫なのかな?
このようにチラシを見た人が疑問を感じる内容は避けなければいけません。
逆にBのプロフィールは、次のように感じます。
- どんな資格を持っているのか分かる
- 施術歴が分かる
- 施術者数の紹介があるので経験値が図れる
- 施術後の方の声が安心感につながる
など。チラシを見た人が疑問を感じるであろう、資格・実績・経験が分かるような内容になっています。
Bのようにプロフィールに数字を入れることで、あなたという人物をイメージしやすくなります。イメージできることは安心や信頼に繋がります。
チラシ作りにおいて大切なのは、お客様の不安や疑問を持たせず安心と信頼を伝えることです。そのために、具体的な数字を使っていきましょう。
まとめ
今回は、チラシであなたの院の魅力をお客様に伝える手段のひとつとして、具体的に数字を使うことが有効ですとお伝えしました。
数字を使うことで、2つの効果が得られます。
- 疑問や曖昧さをなくし説得力が高まる
- プロフィールに数字を使うと信頼感と安心感が高まる
チラシを見て施術の予約を入れてもらうには、お客様に信頼と安心を与えることが必要です。数字を適所に使うことで、お客様はあなた自信や施術後の明るい未来をイメージしやすくなります。
1枚のチラシで、見込み客にいかにあなたの施術を受けてみたいと思わせるかを追求していきましょう。
この記事があなたの整体院・治療院のチラシ作りの参考になれば幸いです。