SNSを利用した集客には、何があるのかをご存じでしょうか。SNSと一口に言っても、その種類は多様です。特徴もそれぞれ違うため、ターゲットや環境をよく検討してから選ぶ必要があります。今回はSNSの種類や特徴、使い分け方なども詳しく紹介します。

SNSを使用した集客とは

SNSを利用した集客とは、どのようなものなのでしょうか。パソコンだけでなくスマートフォンの普及とともに、多くの人がSNSを利用するようになりました。その結果どの年齢層でも気軽に使えるツールとして、活用されるようになっています。ターゲット層を明確に決めて商品やサービスを紹介しやすく集客につなげることができるツールとしても注目を集めていて、個人経営の店舗から中小企業、大企業まで利用しています。

SNSの集客に関する活用法

SNSを集客に利用するにあたって、どのように活用すればいいのでしょうか。活用の仕方やターゲット層などはSNSの種類によっても違ってきますが、大まかに共通する部分もあります。SNSを活用するときの以下の3つについて詳しく解説していきます。

1.販路の拡大
2.キャンペーンやイベント情報の拡散
3.ブランディング

それぞれどのような効果があるのかを、詳しく見てみましょう。

活用法1:販路の拡大

SNSを活用するということは、ネットショップや実店舗以外での集客できる場所・販路を確保できるということです。SNSで商品やサービスの紹介をすることで、知名度を上げることもできます。商品のURLを張ることで商品の販売ができ、ネットショップへ誘導することでネットショップへの集客ができます。これまでは見逃していた見込み客も確保できるようになるので、おすすめです。

活用法2:キャンペーンやイベント情報の拡散

キャンペーンやイベント情報を広く知らせて集客につなげたい、というときにもSNSがおすすめです。SNSへ投稿することによって、二次拡散をしてくれる可能性もあります。次々に拡散していってくれると余分な広告宣伝費も必要なく、コストの削減にもつながります。

活用法3:ブランディング

発信する情報や商品・サービスを見てもらうためにはブランディングをする必要があります。ブランド力が高まるにつれてファンを獲得しやすくなり、ファンが増えれば情報を拡散しやすく、なおかつ集客力も上がるでしょう。

集客できるSNSの種類と特徴

集客できるSNSには、大きく分けて以下の4つの種類があります。

1.Facebook
2.Instagram
3.Twitter
4.LINE

4つのSNSの特徴や機能を、詳しく解説していきます。

1:Facebook

facebookは、30代から40代のビジネスパーソンを中心に利用者の多いSNSです。実名登録なのが大きな特徴であり、その分友人知人のつながりが多くあるのでいたずらや炎上をしにくいという利点があります。また新しい順に投稿が表示されるのではなく、質が高くてユーザーに必要とされる投稿が先に表示される機能があります。

また、ビジネスパーソンが多いためかちょっとした豆知識や信頼性の高い情報が好まれる傾向にあります。さらに広告を配信する際には、性別や年齢、居住地域など細かくターゲティングできるのも大きな特徴であるといえるでしょう。

2:Instagram

Instagramは、写真を中心としたSNSです。見栄えのする写真が重要で、とくにテキストがなくても問題はありません。そのため、文章が苦手な人でも始められるのが特徴といえるでしょう。若い女性を中心に、男性の利用も増加傾向にあります。ハッシュタグをつけることで、検索ができるのも、メリットです。

3:Twitter

Twitterは。最新のニュースやトレンドなどとにかく新しい情報に触れることができるのが特徴です。140文字という制限があるので、長文は苦手という人でも利用しやすいです。流行に敏感な若者を中心に幅広い年齢層からの支持を受けています。また、「いいね」やリツイートの機能から拡散性が高いのも特徴といえます。

4:LINE

LINEは、公式アカウントがあれば集客を行うことができます。管理画面からクーポン券を送ったりキャンペーンやイベント情報を送ったりでき、さらに1対1のチャット機能が特徴です。投稿回数が多すぎると逆にユーザーが離れてしまう危険があり、定期的に案内を送るか話題のキャンペーンやイベント時に送るくらいがちょうどいいといえるでしょう。リピーターのフォローや集客に適したSNSです。

それぞれの使い分け方

それぞれのSNSは、集客をするためには使い分けをすることが大切です。それぞれのSNSに合った使い方をすることで、集客率を上げることができるでしょう。

Facebookの使い分け方

facebookに合う商品やサービスは、ビジネスに使いやすい商品、高い年齢層をターゲットとしている商品やサービス、信頼性の高い企業で集客したい企業などです。質の高い投稿をすることで信頼性を上げ、ブランド力も高めることができます。トライアル促進のためのイベントやキャンペーンなどもFacebook上で告知することについて、多くの集客をすることができます。ただし、定期的に信頼性の高い投稿をし続ける必要があります。

Instagramの使い分け方

写真での視覚効果に訴えることで、情報を伝えやすい商品やサービスの集客に向いたSNSです。美容院やネイルサロンなどのビフォーアフターが劇的に変わる業種などは、とくにおすすめできるでしょう。若い女性を中心にした「インスタ映え」する商品は、拡散されやすく集客がしやすいです。また、アパレル関係のカタログとしてもユーザーに利用されているので、新商品が出たらどんどん投稿するといいでしょう。

Twitterの使い分け方

Twitterは、キャンペーンなどで集中的に集客が行いたいときに活用しやすいSNSです。話題性の高いキャンペーンを行うときには、うまくすればかなりの集客を見込めるでしょう。商品やサービスは低年齢層向けのものが話題になりやすく、ターゲット層にもあっているのでおすすめです。

LINEの使い分け方

年齢や性別に関係なく、幅広くターゲティングできるのが、LINEのいいところです。実店舗への集客に向いていて、とくに優良顧客の囲い込みにはおすすめです。1対1のトーク機能で注文や予約を受けられる店舗もあり、リピーターのフォローに優れています。

まとめ

SNSでは、さまざまな角度から集客が可能です。ただし。それぞれに特徴があるため、うまく使い分けるのがおすすめです。時間や人手があるのならそれぞれのSNSにアカウントを作って連携させるのも、一つの手段といえるでしょう。この記事を参考に、ぜひうまく使い分けてください。