『Twitter』と『Facebook』

この2つ、どちらも聞いたことはありますよね。

でもみなさん、ちゃんとこの2つ使い分けれていますか?

「どっちも使っているけど、同じ内容を投稿しています!」

なんて方いませんか?

実はこれすごくもったいないです。

なぜなら、『Twitter』と『Facebook』は特性が大きく異なるからです。

これをしっかり理解して使い分けすることができないと、毎日一生懸命投稿しても全く集客に繋がりません。

それどころか、お客様に不快な思いをさせてしまう可能性もあります。

私と同世代の先生方には馴染みが薄くて、この2つを使い分けるなんて難解に思えるかもしれません。

ですが、スマホが全盛のこれからの時代、これを知っていると知らないとでは大違いです。

私たちが必死に勉強してきた治療技術を活かすためにも、これから少しづつ勉強していきましょう。

今回は、この『Twitter』と『Facebook』の特性の違いを、解説していきます。

TwitterとFacebookは何が違うの?

TwitterとFacebookの違いについて、細かいことを言い出せばたくさんあります。

ですが、正直これは使いながら体感していくしかないでしょう。

今回は、まずみなさんに最低限知っておいてほしい、もっとも大きな違いを3つだけお伝えしていきます。

TwitterとFacebookの違いその1  匿名登録が可能かどうか

まず1つ目の違いは、匿名登録が可能かどうかです。

結論からいうと、ツイッターは匿名登録が可能です。

それに対して、フェイスブックは匿名登録ができません。

知っていましたか?

「それは流石に知ってる!」

という方。

では匿名登録の可否の違いで、私たちがお店のアカウントを運用して行く上で、それぞれどんなことを意識しなければいけないか説明できますか?

自信を持って説明できるという方は、この先の文はサラッと流して読んでいただくだけで構いません。

もしすぐに具体的に説明できないという方は、この先は必ず読んでくださいね!

匿名登録が可能なTwitterの特性

Twitterは匿名が可能なため、情報が拡散しやすい特性があります。

 

有益な情報を発信できればすぐに「リツイート」されるため、多くの人の目に止まりやすいです。

ですので、うまく良い情報が拡散できれば一気にお客さんを呼び込むことも可能です。

また、お客さん側がお店のサービスに喜んで自発的に感想をツイートしてくれるケースもあります。

▼のツイートはお客さんの感想ツイートですが、これが話題を呼んで『きたの整骨院』さんは、翌週から予約がいっぱいになりました。

ただし、逆も十分ありえます。

施術をして症状を悪化させてしまったり、横柄な対応をしてしまった場合など、これも拡散されてしまい客足が遠のいてしまうケースもあります。

よく芸能人や政治家がニュースになっているように、不用意な発言をして『炎上』してしまうこともあります。

ですので、ツイッターで発言する際は、その辺りのことに十分注意するようにしてください。

匿名登録が不可能なFacebookの特性

ツイッターと違い、フェイスブックでは匿名登録が認められていません。

ですので、フェイスブックはツイッターよりも各アカウントの発言1つひとつに責任が生じます。

ツイッターでの発言に責任が全くないわけではありませんが、実名でしか登録できないフェイスブックでは無責任な発言をすることができません。

それもあってか、Facebookはユーザーから攻撃的な投稿がされにくい雰囲気になっています。

▼フェイスブックのタイムライン例

TwitterとFacebookの違いその2  投稿できる文字数の違い

ツイッターとフェイスブックでは、投稿できる文字数が大きく異なります。

これに伴い、整体院のアカウントの運用の仕方も大きく変わってきます。

ツイッターで投稿できる文字数

ツイッターで投稿できる文字数は、最大で140文字までです。

▼が140文字フルに使ったツイートの例です。

実際に使ってみるとよりわかりますが、1投稿に載せられる情報量はかなり少ないです。

ですので、ツイッターでは限られた情報量で勝負しなければなりません。

短文でいかに効率よくPRできるかが、お店の集客に繋げられるかどうかのポイントだと言えるでしょう。

フェイスブックで投稿できる文字数

フェイスブックで投稿できる文字数には、ほとんど制限がありません。

一応5〜6万字と言われていますが、私たち整体院のアカウントが1つの投稿で5万字も投稿することはまずないので、文字数に関しては気にする必要はありません。

文字数を気にせずに投稿ができるフェイスブックでは、お店や施術メニューについて思う存分アピールすることができます。

▼文字数に制限がほぼない、フェイスブックのタイムライン例

TwitterとFacebookの違いその3  更新頻度

ツイッターとフェイスブックでは、ユーザーの更新頻度が大きく異なります。

これに関しては、どちらも更新回数の制限があるわけではありません。

ただし、投稿頻度に関しては『暗黙の了解』のようなものがありますので、ここは知っておく必要があります。

ツイッターの更新頻度

Twitterの更新頻度は、Facebookと比べて非常に多い傾向があります。

1日に10回や20回投稿しても全く問題ありません。

逆にみんながたくさん更新するので、あなたが1日1回しか投稿しなければ、その情報は特定の人にしか届くことはありません。

Twitterの場合は、同じような情報でも言い回しを変えて、何度も何度も投稿しましょう。

そしてなるべく情報は、1つにまとめずに分けてたくさん投稿するようにしましょう。

Twitterの投稿のコツについては▼の記事に詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。

治療院経営者なら知らないと危険!ツイッターでツイートに反応してもらうためのコツ

フェイスブックの更新頻度

Facebookの更新頻度は、Twitterに比べるとかなり少ない傾向があります。

ですのでFacebookで、投稿を1日に10回も20回もしてしまうと、

「Facebookを開いたら、タイムラインにあなたのお店の情報ばかりが出てきたわ!」

と言われて、フォローを外されてしまうかもしれません。

ですので、Facebookで投稿する際には、1つの投稿になるべく情報を多く載せて投稿するようにしてください。

情報をまとめられない場合には、計画的に日を分けて投稿することも考えるようにしましょう。

まとめ

TwitterとFacebookの違いについて、わかっていただけたでしょうか?

細かい違いは、まだまだたくさんあります。

ですが、まずは今回説明した▼の3つの決定的な違いについて、理解していただければと思います。

  1. 匿名性
  2. 文字数
  3. 更新頻度

そしてこれらを理解した上で、あなたの店舗に合った運用の仕方を考えてみてください。

そこまでできればあとは実践あるのみです!

どんどん使ってみてください。