ここ数年の間にSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と呼ばれるサービスが爆発的に普及してきました。

SNSとは

個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、インターネットを利用したサービスのこと。趣味、職業、居住地域などを同じくする個人同士のコミュニティーを容易に構築できる場を提供している。

 

引用元:コトバンク「SNSとは」(アクセス2018/3/6)

https://kotobank.jp/word/SNS-1442

特に

  • Twitter(ツイッター)
  • Facebook(フェイスブック)
  • Instagram(インスタグラム)

などは、皆さんも1度は聞いたことあるのではないでしょうか?

若い先生の中には、実際にプライベートで使っているという方も多いと思います。

ですが、お店の集客やプロモーションとして活用しているという方はまだまだ少ない印象です。

今回はこのSNSの中でも特にツイッターにフォーカスし、

  • 他のSNSとツイッターの違い・特徴
  • ツイッターの特徴を整体院で活かすためのポイント

等について話を進めていきたいと思います。

Twitter(ツイッター)と他のSNSとの大きな違いと特徴

マーケティングという視点でツイッターを見た時に、ツイッターは商品やサービスをPRするのに優れたSNSです。

そして他のSNSと比べて匿名性が高いことから、情報の拡散がしやすいです。

ただしその反面、誹謗中傷や炎上といったことも起こりやすいです。

全体的に気楽で活発な雰囲気がツイッターのタイムラインには満ち溢れています。

この雰囲気を理解しないと、ツイッターでの集客やブランディングはうまくいきません。

ツイッターとフェイスブックの違い

先生方の年齢ですと、フェイスブックを使っているという方は多いのではないでしょうか?

ですので、今回はまずこのフェイスブックとツイッターの違いについて簡単に説明していきます。

ツイッターとフェイスブックの違い1  投稿できる文字数の違い

  • フェイスブックは1投稿あたり50000万文字以上投稿が可能
  • ツイッターは140文字以内

これだけ1投稿あたりの投稿できる文字数に違いがあります。

フェイスブックでは、サービスについて思う存分アピールすることができますが、ツイッターでは限られた情報量しかアピールできません。

短文でいかに効果的なPRを展開するかが、ツイッターでのマーケティングを成功させるポイントだと言えるでしょう。

ツイッターとフェイスブックの違い2 匿名性の違い

フェイスブックは実名での投稿を採用していますが、ツイッターでは匿名での投稿が可能です。

そのため、ツイッターはフェイスブックよりも気軽に投稿が可能で、他人の投稿をシェアするリツイートも頻繁に行われています。

ですので、情報が拡散しやすく、上手くいけば驚くべき速さで、多くの人に自分のサービスを知ってもらうことが可能です。

ただし、批判的な投稿もしやすいため、逆に本意でない広めたくない情報も、意図せずに知られてしまう恐れがあります。

ツイッターでお店のPRをする際は、その辺に十分注意する必要があります。

ツイッターの特徴1  若年層のユーザーにアプローチしやすい

ツイッターの特徴として、若年層に多く使われているということがあります。

引用元:アプリ部「2017年「公表データ」で見る主要SNSの利用者数と、年代別推移まとめ」(アクセス2018/3/6)https://appbu.jp/share-of-social-media

▲の図からもツイッターが他のSNSと比べて10代〜20代に多く利用されていることがわかると思います。

これは主に1投稿あたり140文字以内というツイッターの特徴が、スピード感や容易さを求める傾向がある若年層の性格に合致した結果だと考えられています。

ということは、ツイッターでPRしていく整体院のサービスは、年配者向けの『腰痛・膝痛改善』などのサービスよりも、『オスグッドやシンスプリント』などのスポーツ障害系の方が適しているといえます。

ツイッターの特徴2 高頻度の更新に適している

ツイッターをマーケティングで上手く活用するには、何よりも高い頻度でツイートし続けることが重要になってきます。

1日に複数回ツイートするユーザーが多いツイッターでは、数日に1回のツイートでは大きな効果が期待できません。

どれほど凝ったツイートをしても、あっという間に他社のツイートにコンテンツが埋もれて、人目につかなくなってしまいます。

ただし裏を返せば、頻繁にツイートしてもユーザーに迷惑だと思われにくくなっています。

整体院では、患者さんと患者さんの間に数分の空き時間があるところが多いと思います。

この時間でブログ1記事を更新しようとしても、時間的になかなか厳しいです。

また、フェイスブックで患者さんが1人終わるたびに投稿していたら、フェイスブックのタイムラインはあなたの投稿ばかりになってしまい、周りに不快な思いをさせてしまいかねません。

ですので、整体院で患者さんの入れ替わる隙間時間を埋めるという観点で考えると、ツイッターはやりやすいツールだといえるでしょう。

ツイッターの特徴3  バズを起こしやすい

バズとは英単語の「Buzz」から派生した言葉です。

web業界において使われる「バズ」とは、情報が拡散され、サイトへのアクセス数が爆発的に増えることをさします。

引用元:タロログ「バズとは|アフィリエイト用語集」(アクセス2018/3/6)

http://tsuchiyashutaro.com/archives/13969

ツイッターは▲で説明されているような、『バズ』と呼ばれる情報の拡散が頻繁に起こります。

これは私たち整体院も決して例外ではありません。

整体院がツイッターでバズって予約がいっぱいに!

東京の瑞江駅にある『きたの整骨院』さん

ここは2017年の6月に通った方のツイートがきっかけで話題となり、翌週からすぐに予約を取るのが困難となりました。

そのきっかけとなったツイートが▼になります。

このツイートは患者さん側が行なったツイートで、お店の方がPR目的でツイートした訳ではありません。

ですが、これだけ話題になってお金もかけずに集客効果もあるのであれば、狙ってみるのも手かもしれません。

フォロワーさんが多くて活発にツイートをされているアカウントをお持ちの方に、お店に来てもらってツイートしてもらう仕組みを作ってもいいですし。

影響力の大きい有名なスポーツ選手とスポンサー契約を結び、症状がよくなったらツイートをしてもらい、お店の広告塔になってもらうというのもいいと思います。

この事例を応用して、いろいろなことが考えられると思います。

この『バズ』が起きる流れや仕組みを作るためにも、まずはみなさんがお店のツイッターを運用して、ツイッターの使い方や空気感を理解することが大切です。

まとめ

他のSNSと比べたツイッターの特徴は

  • 1投稿あたり140文字までしか投稿できないこと
  • 匿名性が高く拡散されやすいこと
  • 若年層に多く使われていること
  • 高頻度の更新に適していること
  • バズを起こしやすいこと

が挙げられます。

これらの特徴をよく理解することで、Twitter(ツイッター)を使った整体院への集客は可能です。

まずは是非お店のツイッターアカウントを作ってみることをお勧めします。