ローカルSEO(MEO)の失敗例とは、どのようなものがあるのでしょうか。ローカルSEO(MEO)対策をするにあたっては、最低限押さえておかなくてはならないポイントがあります。どのようなポイントがあるのか詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ローカルSEO(MEO)の失敗例とは

ローカルSEO(MEO)対策として、実際に失敗してしまった事例があります。もちろん失敗したからと言って修正ができないわけではありません。しかし、失敗しないに越したことはないので、ここにいくつか事例をご紹介します。ぜひ参考にして、同じ失敗をしないように心がけてください。

失敗①ビジネス名は正確に表記

Googleマイビジネスで登録するときに、ビジネス名は必ず正確に表記しましょう。とはいえビジネス名が正確であればそれでいいというわけではなく、継続的に使用していてユーザーに認知されているものでなくてはなりません。

例えばビジネス名にキーワードや過度な情報を含めてしまうと、リスティング停止の処分を受けてしまう場合があります。実際に過度のワードを入れてしまって、Googleマイビジネスが開けなくなったという事態に陥ってしまった業者もあります。どこからどこまでが安全な範囲というのは難しいものですが、できるだけいらないワードはつけないようにしましょう。

失敗②自動生成されたページを放置しない

Googleマイビジネスのページは、実は勝手に自動生成されてしまう場合があります。一から作らなくていいから便利でいいじゃないか、と思うかもしれません。確かにそういった面もあります。しかし、放置していたら、大変な目にあった事業者も存在します。

新しいGoogleマイビジネスのページを製作してから数か月後、なぜかGoogleでマイビジネスのページが新たに自動生成されてしまうという事態が引き起こされたのです。そんなことあるはずない、と思うかもしれませんが実は地図からGoogleマイビジネスのページが自動生成されることはまれにあります。そういった場合は、新しく生成されたページは削除することをおすすめします。放置し続けて損害を被った企業もあるので間違っても、そのまま放置し続けることはやめましょう。

失敗③うっかりガイドラインに反してしまった

ありがちな失敗が、このガイドラインに反するというものです。Googleのガイドラインは厳しく、違反した場合にはそれなりの対処をされてしまいます。

リスティングが削除された場合は、公開が停止されてしまいます。そうなると、オーナーと管理者のどちらも操作することはできません。ただし、編集を加えてリスティングの回復を求めることができます。権限も回復することができるので、あきらめずに回復をしましょう。

オーナーのGoogleアカウントが削除されてしまったら、そのユーザーがオーナーになっているリスティングはすべてが削除されてしまいます。とはいえGoogleアカウントを復活させることで削除されたリスティングも元に戻るため、悲観することはありません。

管理者のGoogleアカウントが削除された場合は、管理権限のあるリスティングには特に影響はありません。管理者の管理権限がなくなるくらいです。アカウントを回復することで、権限も戻ります。

失敗④謎のイベント情報

Googleマイビジネスが、勝手にまったく関係のないイベント情報を自動で載せていた、という事例があります。放置しておくと勘違いするユーザーが出てくるかもしれないので、もしも見つけたら早急に削除する必要があるでしょう。非常に迷惑な事象ではありますが、Googleサポートに電話することで解決できます。

失敗⑤入力を忘れた

Googleマイビジネスに登録する時に、基本的な項目は網羅しています。当然、どの項目も完ぺきに入力することでしょう。しかし、うっかり入力し忘れる項目があります。それが、Googleマイビジネスの管理ページから入力できる短いプロフィール名・メニューリンク・メニュー・商品の4項目です。そのほかにも忘れている項目があるかもしれないので、一度すべてのページを確認してみることをおすすめします。

抑えておくべきポイント

ローカルSEO(MEO)対策で失敗しないために、抑えておくべきポイントとはどのような点なのでしょうか。簡単にできそうに見えて、案外失敗することもあるのがローカルSEO(MEO)です。とはいえ失敗する要因というのは大体決まっていて、失敗したという人は誰もが似たような経験をしています。そのため最低限、ここだけはというポイントを紹介するので、覚えておきましょう。

ガイドラインの順守

Googleガイドラインの厳守は、必ず押さえておきましょう。ガイドラインをきちんと守ることで、検索も上位に表示されるようになります。もしも違反してしまうと、アカウントの削除などをされてしまうこともあります。アカウントやリスティングが削除されてしまうと、復旧にかかる労力と時間が非常に無駄です。そのようなことにならないためにも、不安があればガイドラインを読んでおくことをおすすめします。

基本事項以外もすべて埋める

Googleマイビジネスに登録する場合、基本情報以外の項目を埋めるのを忘れがちです。しかしローカルSEO(MEO)対策として考えた場合、それではいけません。基本商法以外の項目もすべて入力して、できる限り埋めるように意識しましょう。ローカルSEO(MEO)対策の基本は、情報です。情報が足りないなどということは、対策をする上ではあり得ないと思ってください。

自動生成ページは削除が基本

なぜか、Googleマイビジネスが自動生成されてしまうことがあります。ひどいときにはページが3つもある、などということもあるでしょう。もし見つけたら、放置せずにきちんと削除しておきましょう。放置したままでいても、よくないことは起こってもいいことにはなりません。

まとめ

ローカルSEO(MEO)対策の基本は、情報です。とくにGoogleマイビジネスの項目をすべて埋めることで、検索上位に表示されることもあります。ただし余分な情報は、削除しましょう。必要な情報は検索を上位にするために役立ちますが、余分な情報はむしろ悪影響にしかなりません。何が必要で何が必要ないのかを見極めることも、ローカルSEO(MEO)対策をする上で、重要なことです。