突然ですが、あなたのご近所には整体院・マッサージ店など一体どのくらいの施設がありますか?

  • リラクゼーションサロン
  • エステサロン
  • 激安マッサージチェーン
  • 接骨院(整骨院)
  • 整体院

こうしたお店がどんどん増えてきています。そんな中、「整体師ってそんなに儲かるのか?儲かってるの?」と思われることがあるかもしれません。

私自身も開業当初、結果が出るまでは不安や疑念と戦っていた時期がありました。この記事では、そうした私の経験の一部をお届けします。

40代に入ってから一人で独立した元サラリーマンの私でも、開業初月から新規だけで63名の方に来院を達成。売上は100万を達成し、その後も安定的に集客に成功することができました。ここでは、次の2つのポイントを具体的な事例と合わせてお伝えしていきます。

  • 「儲からない整体師の働き方」
  • 「儲かる整体師の働き方」

整体業界は飽和状態!? 近年の整体師を取り巻く状況

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今後さらに拡大する超高齢化やストレス社会に向け、整体師の需要はまだまだ高まると考えています。しかし、すでに『整体業界=飽和状態』とも言われていることも事実です。

例えば、整骨院を開業するための資格、柔道整復師。「柔道整復師」だけで見ても、毎年8000~9000千人近く輩出されています。

柔道整復師も整体師も、業務内容に大きな違いはありません。あるのは柔道整復師という国家資格を持っているか・持っていないか、それだけの違いです。つまり、柔道整復師が増えるということは、整体師のライバルも毎年急増し続けているということです。

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グラフ引用:柔道整復師学校・養成施設数、定員 年度別推移 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000106911.pdf 2018.9.16

これまで整体師は「自由診療(自費診療)」の技術面の領域で差別化を図ってきました。しかし「保険診療」だけで院を維持できなくなった柔道整復師も「自由診療」の分野に参入してきています。

その結果、整体師は、柔道整復師という国家資格を持った人たちが大きなライバルになっています。国家資格は権威性があるので、お客様にとっては大きな安心材料になります。

「無資格の整体師」と「国家資格の柔道整復師」を比較されれば、10人中10人は、柔道整復師を選ぶといっても過言ではないでしょう。

しかし、経営をしっかり実践していくことで、こうしたマイナスの状況を打破することができます。私自身、立地や経営環境の厳しい中でも、お客様にも喜ばれる技術を第一に、経営面でかなりの勉強と実践をしてきました。

整体師は儲からない?儲かる?ぶっちゃけどうなのか。

整体師は儲かるのか?それとも儲からないのか?

雇用形態から見える勝ちパターンと負けパターンの事例をいくつかご紹介して行きます。

1)雇用の場合:儲かる整体師と儲からない整体師

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儲からない雇用型整体師の最初の落とし穴「ブラック整体院」に注意!

儲からない整体師への道を選んでしまう方の多くは『ブラック整体院』に就職してしまうケースが多いです。

雇用の場合のメリット・デメリットは整体師の働き方2種類を徹底解説!あなたはどちらの働き方を選びますか?の記事でも触れています。

「ブラック整体院」と「良い整体院」の見極め方ですが、良い整体院が必ずしも求人の募集をしているとは限りません。私自身、技術面でのメンター(先生)には弟子入りを2年間断られました。

金銭面では次のような問題があります。

  • 面接時には聞いていなかった労働時間の長さ
  • 「朝礼」という名の開店準備(無償)
  • 閉店後に「研修」という名目で先輩のマッサージをさせられる
  • 週変わりで多店舗に出勤

このような項目に引っかかりそうな整体院で働けば、間違いなく働いても働いても稼げない「ワーキングプア」となってしまいます。

せっかく未来は一人でも多くの患者さんを救うはずのあなたの技術や技術を学んできた時間や苦労が水の泡になりかねません。

では、儲かる雇用型整体師の働き方はどうでしょうか?

儲かる雇用型整体師の働き方

まず、一般的な雇用型の整体師の収入の現状は経験のない整体師の場合、月収17〜20万円が相場です。ボーナスがない場合がほとんどで、年収に換算すると200〜240万円くらいです。

ただし、経験を積み一人前の整体師になった場合は月収が40万円を超えることもあるようです。

ハローワークインターネットサービスで、整体師の求人を検索すると40万円を超える給与で求人を出している会社も少なくありません。

経験を積み、技術や接客スキルを磨くことで、「求められる整体師」になれる可能性は十分にあります。

なので、勤め先の整体院の技術や経営面でかなり信用できるところであるのならば、
正確によっては雇用型の方があっている方もいると考えられます。

参考:整体師の給料は安い?求人538件の平均収入と働き方別参考収入まとめ

次に、独立型の場合を見て行きましょう

2)独立の場合:稼げる整体師と稼げない整体師は!?

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稼げない整体師のありがちなパターン

まず、独立型の稼げない整体師のもっとも危ないパターンは「技術面しか重視していない」という点です。技術はもちろん大事な事ですが、経営の勉強をしていないと、開業から1年以内に廃業に追い込まれるケースも少なくありません。

独立開業するなら、経営の勉強が必ず必要になることを覚えておいてください。

稼げる独立型整体師の法則

儲かっている整体師はまずどのくらいの年収が見込めるのか、1つのケースをご紹介します。

一日の施術者数が4~8名で25日営業日とした場合

月収が70万円〜140万円

年間の家賃や諸経費を50万〜100万円を見積もって差し引いたとしても、年間で稼げる金額は次の通りです。

年間で690万円〜1530万円(過去の実績と傾向事例を過去に出してきています)。

■稼げる整体師になるための重要な4つのポイント

  • マーケティング
  • 集客術
  • 営業(宣伝)
  • 資金繰り

これから独立して少しでも多く稼くごとができるようにたい!」という熱い想いをお持ちの方は、4つの必須項目としてしっかりと学ばれる事をおすすめします。

もしよければ、稼ぐために必要なノウハウを動画にしましたのでご覧になってください。

たった4ヶ月間で月間売上100万円以上を安定的にアップさせた方法

まとめ

整体師が儲かるのか。儲からないかはあなたの働き方次第です。

前にも述べたように業界としては時代のニーズは今後ますます高まる一方で、ライバルが多すぎて経営がうまくいっていないところの方が多い現状です。

しかし、あなたのを必要とする未来のお客様にしっかりと手を差し伸べてあげる努力をする事で技術面でも収入面でも納得の生き方を実現する事は可能です。

あなたの治療家として成功が痛みで悩む人たちを笑顔にし、社会貢献できると信じ、応援していきます!