ボーナスをあてにできる見込みは無く、ましてや大きな退職金も期待できない。
非正規雇用や格差が広がるこのご時世、このままでいいのかと疑問に思われている方は本当に多いと感じます。
また「仕事選び」は費やす時間からあなたの人生を変える大きな要因の一つと言っても過言ではありません。
私自身サラリーマンとして働き方に疑問を感じ、40代に思い切って「脱サラ」して整体師になりました。
そして整体師として成功の道を歩みながら「あの時転職して良かった!」と心から思っています。
この記事では「整体師」という職業を選ぶことによって、年代別にどのようなメリットやデメリットが考えられるのか?
傾向や平均年収などをシェアして行きたいと思います。
目次
30代で整体師になるなら?
30代からの整体師へ転職する際のリスクや年収とは?
30代はまだまだ、体力にも自信がある時期で比較的転職しやすい時期でしょう。しかし、人生の分岐点とも言える大事な年代ですよね。例えば次のような出来事があります。
- 結婚をするのか・独身のままいるのか。
- 奥さんが出産を控えている
- すでに子供が生まれてパパになったばかり
こうした人生の機転を迎えられる方が多いかと思います。
■整体師になるデメリット
- 独立の場合、経営や集客は全て自分に責任がかかる
- 雇用の場合もボーナスは見込めない
■整体師になるメリット
- 固定した場所で施術ができる(施術室は自宅でも開業できる)
- 営業時間等も自分で決められるので、家庭に無理な負担をかけない
- 会社の飲み会や無駄な付き合いはなくなる
30代から整体師へ挑戦は可能!
あなたがもしも、まだ整体師として技術的な経験が浅い場合は雇用型の整体師として月収17~20万円程の相場内でしっかりと技術を磨くことは可能です。(参考記事:整体師の働き方2種類を徹底解説!あなたはどちらの働き方を選びますか?))
『資格』としての権威性は医師などに比べると劣ります。しかし、一応「先生」になるので一般的には女性からは「頼りになりそう」なイメージを持ってもらいやすい職業ではないでしょうか?
自宅もしくは自宅に近い距離で仕事をする事で、通勤ストレスも減らす事ができますし、サラリーマン時代に接待やお付き合いで夜遅くまで帰るというような心配やストレスを妻にかけずに済むというのは夫婦関係にとっても良い環境の変化になりうるでしょう。
とはいえ、長い目で見て収入がどれくらいUPする見込みがあるのか?
「安定した収入を確保できそうなのか」
そこがもっとも心配される点ではないでしょうか?
収入に関しては独立型と雇用型で将来的な収入の見込みが異なりますのでこちらの記事を参考にしてみてください。
⇒整体師ってぶっちゃけ儲かるの?儲からないの?独立と雇用で徹底比較!
*あくまで市場の平均値なので地域によって多少の違いはあります。
40代で整体師になるなら?
私自身40代で整体師へ転職したのでこの年代の方々からの相談がもっとも多いように感じます。
40代からの整体師へ転職する際のリスクや年収とは?
40代で転職の際に最も気になるポイントはやはり「収入面」ではないでしょうか。
なぜなら40代になると次のような人生の転機がありますよね。
- 家のローンを組んだばかり
- 子供が大学や専門学校・留学に行くなど教育費が嵩む時期である
ちなみに私は家を購入したばかりの時に整体師へ転職を決意しました。(笑)
■整体師への転職のデメリット
- 雇用型の場合はボーナスは期待できない
- 独立型は自分で安定のリピート客の確保が必要
こうした大きな覚悟は必要になります。
また、同じ整体師でも雇用先の条件やその働き方によって大きく「収入面」や本人にとっての「やりがい」が異なってきますので、家族や守るものがあるかたはより慎重に見極めが必要になります。
■整体師転職のメリット
- 集客がうまくいけば、個人でも家族を十分に養える年収が確保できる
普通に雇用型の整体師として働き続けると平均年収が400万円以下の整体業界ではあります。しかし、独立して一日の施術者数が4~8名で安定的に集客ができたなら週に1日定休日を設けても70万円〜140万円の月収は実現可能です。
私の場合ですが、40代のもっとも追い詰められる環境で転職したからこそこれまでの人生経験や職歴からの学びも活かして、最速で最大とも言える結果につながったと思います。
50代からの整体師になるには?
50代から整体師になることを考える方も以外と少なくありません。
私の転職のきっかけの一つでもあるのですが、どの病院に行っても大量の薬や注射で痛みを紛らわす治療ばかり受けて根本的な解決にならない。
こうした深刻なお悩みを持った方が整骨院に流れてくるということは案外少なくないケースです。
そこで、普通の病院や接骨院では治らないような根本的な身体の不調を解決して差し上げられるげられるのが「自由診療」のやりがいと可能性です。
自由診療の可能性を追求し、付加価値をつけていくことで30代・40代および50代からの転職も実現可能なのです。
50代からの整体師へ転職する際のリスクや年収とは?
50代によくあるお悩みには「体力的に持つか?」「定年は?」「老後の心配」などが挙げられます。
また、人によっては30代・40代でも同じですが「両親の介護」などもあなたの限られた時間を大きく奪う要因になりますよね。
■50代で整体師に転職するデメリット
- 自身の健康管理が必須
- 親の介護に十分な時間が取れない可能性がある
もしくは、自身のケアや親の介護のために技術を磨けない・経営を学ぶ時間を作るゆとりが無い場合もあります。
このようなファクターがあまりにも大きい場合は整体師に限らず転職のタイミングではないでしょう。
まずは自身の健康管理が第一、そして学びと実行の時間の抽出と確保が年代に関わらず成功の秘訣です。
■50代で整体師に転職するメリット
- 自身の体に負担をかけない施術や営業方法を身につけていれば生涯現役も可能な職業である事
- 定年は自分で決められる
- 弟子を育てて後継人に譲たり、自分のビジネスを売ることができる
などが挙げられます。
特に、他人と差をつける収益化において3つ目の「人に自身の成功体験を教える」「ビジネスを売る」というのは正攻法とインターネットで個人が活躍できるこの時代の恩恵を知れば、無限大の可能性を秘めています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
30代・40代・50代の年代別の整体師への転職する場合のリスクや月収についてよくあるお悩みの中からまとめてみました。
字の如く、人を健康な体に整えてあげるのが整体師の仕事の大きなやりがいではあります。しかし、多くの方が収入面で不安を抱えており「技術を磨く事だけ」や「運任せ」にしてしまうと結果的に廃業してしまう整体院が多いというのも事実であり現状です。
しかし、経営的な事だけでせっかくの技術が求めている患者さんに届かないのは大変もったいない事です。
あなたを取り巻く今の環境や自己管理能力、技術レベル、学ぶ意思によって結果がでるスピードは変わりますが、
しっかりとした技術と正しい経営方法さえ身につければ整体師として年収1000万円超えは夢ではありません。
多くの方にあなたの素晴らしい技術を届けて、健康的で明るい人生を世に広め、やりがいと金銭面で充実した人生を求めるのなら稼ぐために必要なノウハウを動画にしましたので、ぜひ参考にしてみてください。