毎日、暇な時間を持て余していませんか?

もし次の質問のうち、1つでも当てはまる項目があれば、あなたの整体院は大変危険な状態であると言わざるを得ません。いますぐチェックしてみてください。

  • 集客の方法はすべて試してみたけど、なかなかお客さんが来なくて暇だ
  • 暇な時間が長すぎて、最近は掃除をしていることが増えた
  • 暇すぎてYouTubeやネットサーフィンで時間つぶしをしている
  • 最近は、予約ゼロの日もあり、逆にお客さんが来る日が憂鬱になってしまった

1つでも当てはまることがあれば、あなたの整体院は廃業する可能性が高いです。

今回の記事では、2つのポイントをお伝えしてます。

  1. 暇な整体院がしてしまいがちな勘違いな行動
  2. 暇な時間を有効活用して、集客に結びつけるための方法

いち早く暇な状況を改善して、予約の絶えない整体院にしていきましょう!

集客できない整体院がやってしまう間違った行動

あなたの整体院が暇だからと言って責めているわけではありません。きっと、頑張って集客活動してくれていると思います。しかしそれでも暇な原因は、努力の方法・方向性が間違っているからなんです。

「どこがどう間違っているのか?」それを次に紹介する内容を参考にしながら、確認して欲しいと思います。

集客につながらない「間違った頑張り方」とは?

早速ですが、以下の頑張り方は、よくある間違った頑張り方です。

  • 50万の経営の教材を購入
    ⇒結果は微々たる売り上げの向上のみだった
  • 25万のホームページ代行業者に頼んでみた、月々ホームページの維持費に2万かかる
    ⇒そこからのお客さんは月に2人来ればいい方。0人の月もあり、半年後解約してしまった
  • 技術がだめなのかと半年で100万の技術セミナーに参加
    ⇒上達したけどお客さんは一向に増えない
  • PPC広告(Googleなどで検索上位に表示される広告)を自己流でやってみた
    ⇒一向に予約に繋がらない
  • 一日2人の予約のために、5時間も整体院を開けている
    ⇒結局暇で空き時間にネットサーフィンしている

費用対効果という言葉がありますが、使ったお金に見合うだけの収益(売上)を獲得できていない状況です。このように「お金」と「時間」の使い方を間違えてしまっている方がとても多くいます。

「お金」と「時間」の使い方が間違っている人の共通点

「間違った頑張り方」には共通することがあります。それがなにか分かりましたか?

共通点は「自己満足」・「自分目線」の頑張り方です。

  • 50万の経営の教材を購入
    ⇒ 高い教材を買って満足。
  • 25万のホームページ代行業者に頼んでキレイなホームページを作ってもらった
    ⇒きれいなホームページができて満足。
  • 技術がだめなのかと半年で100万の技術セミナーに参加
    ⇒自分の治療技術が上がって満足。
  • PPC広告(Googleなどで検索上位に表示される広告)を自己流でやってみた
    ⇒広告費をかけていることに満足。
  • 一日2人の予約のために、5時間も整体院を開けている
    ⇒開けていることに満足。

そんなことない!っていう方もいるかもしれませんが、自己満足な頑張りで時間やお金をかけても、集客できないのです。

では「なぜ自分目線な頑張り方では、なぜ集客できないのか? 」を考えてみましょう。

 自己満足な頑張り方ではお客様が来ない理由

ズバリ「お客様目線」が足りないのです。お客様目線で時間とお金をかけないと、集客できないのです。

「お客様目線」とは何かを理解するために、次に紹介する事例をご覧ください。

【NG事例】ホームページ業者に頼んでキレイなホームページができた

先程の例でお話すると、例えばホームページを業者に頼んでキレイなホームページを作ること。

詳しくは、整体院ホームページ作成は業者に頼むな!集客効果がガタ落ちした実例でも書きましたが、ホームページ業者が作ってくれるのは、整体院が満足するキレイなホームページです。

しかし、本当に集客できるホームページは、お客様目線で作られたホームページなのです。

  • お客様から見て分かりやすいホームページになっているか?
  • 他のお客様の声が載っていて安心できるか?
  • コンセプトが伝わるか?
  • 他の治療院との違いが分かるか?
  • 予約の導線がスムーズか?

など。お客様の視点に立って、お客様が欲しいと思う情報をわかりやすく提示しているホームページ。それがお客様視点で作られたホームページです。

ここまでのまとめ

頑張っても頑張っても暇になってしまう整体院の勘違いは、自己満足・自分目線な「時間」・「お金」の使い方をしてしまうこと。

暇な時間を有効活用して、集客に結びつけるための方法

では、暇な整体院から脱出して、繁盛整体院になるためには、どうしたらいいのでしょうか?

1つ大きな答えから書くと、先程の逆で「お客様目線」での努力をすることです。お客様目線の努力は、正しい集客法に繋がりやすくなります。

では、お客様目線で努力するとは、どんなことでしょうか?

ステップ1. お客様目線の努力をする前に必ず「コンセプト」を見直そう

お客様目線の努力をはじめるためには、まず必ずやらなければいけないことがあります。それは、『あなたの整体院の核となるコンセプトの見直し』です。

次の質問を考えることが、コンセプトを見直すことに繋がっていきます。

  • あなたの治療院は、どんな人の役に立てるのか?
  • あなたの治療院は、どんな症状の治療が得意なのか?
  • あなたの治療院は、他の治療院とどこがどう違うのか?

核となるコンセプトがなければ、どんな集客活動、どんな努力をしても集客はできません。暇な整体院のままです。

集客効果がガンガン上がる!治療院のコンセプトの考え方

2つ整体院があるとします。どちらの治療院のコンセプトが分かりやすいでしょうか?

(整体院A)
腰痛専門の整体院です。

(整体院B)
痛み止めを服用してもよくならず、3件整体院へいってもよくならない慢性頭痛でお困りの女性専門の整体院です。

答えは整体院Bのコンセプトですよね。

コンセプトを考えるときは、最低限以下の3つのポイントで考えて下さい。

  1. どんなターゲット(誰を)を?
  2. あなたの整体院のどんな強みで?
  3. どんな未来に連れて行くのか?

間違っても「どんな痛みもおまかせください!」みたいな何でも屋のコンセプトはダメです。

ステップ2. 集客媒体の見直しと改善

経営コンセプトが固まりました。その後は、そのコンセプトに沿ってあなたの整体院の集客媒体を見直しましょう。

集客媒体とは具体的に3つ挙げられます。

  1. ホームページやブログ
  2. チラシ・ダイレクトメール
  3. 有料広告(タウン誌・インターネット広告)

この3つの集客媒体を、経営コンセプトに沿って見直します。

  • 本当にターゲットのお客様が見て分かりやすいか?
  • 魅力的か?
  • スムーズに来院予約ができるか?

など、ここで初めてお客様目線で見直し、改善をしましょう。各集客媒体ごとの見直し方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

▼ホームページやブログの見直しはコチラ
ホームページ改善計画!治療院の集客・予約を増やすための見直しポイント4つ

▼チラシ・ダイレクトメールの見直しはコチラ
整体院・治療院経営者必見!チラシの作り方総まとめ~6つのコツで集客UPを目指そう~

▼有料広告(タウン誌・インターネット広告)の見直しはコチラ
無駄なし!整体院がPPC広告を出す際の適切な予算設定方法について解説

忙しくなると、このような集客媒体の見直しをする時間すらなかなか無くなってしまいます。暇な時ほど、集客媒体の見直しをしてみましょう。

ステップ3.お客様の対応時間(予約を入れる時間)の見直し

集客媒体の見直し・改善と同時に、ぜひやっていただきたいのがお客様の対抗時間の見直しです。

お客さんが来て、カウンセリングして施術して、次のお客さんとかぶらないように一人当たり1時間半の時間をとっている整体院は多いです。

余裕をもって、予約をとったところで、お客さんからしたら、『ガラガラな整体院だなぁ。本当にこの整体院大丈夫かな??』と思ってしまいます。

もしあなたがお客様の立場なら、繁盛してないガラガラのお店にいきたいと思いますか?

いくら予約が少なくても、1時間枠で予約を取り、お客様同士がかぶる必要があります。お客様がすれ違うことで、『この整体院は人気店なんだ。安心できるなぁ。』とお客様は思ってくれます。

参考例

もし予約が2名のみなら、9時からと、10時からにして、お客様がすれ違うようにする。そして、残りの時間は集客媒体の見直し・改善に回しましょう。

まとめ

稼ぎたいけど稼げない、暇な整体院のために大きく2点をお伝えしました。

  1. 暇な整体院がしてしまいがちな勘違いな行動
    ⇒ 自己満足・自分目線の努力
  2. 暇な時間を有効活用して、集客に結びつけるための方法
    ⇒ お客様目線の努力

そして集客を成功させるには、次の3ステップが有効です。

ステップ1.経営コンセプトの見直し
・・
ステップ2.集客媒体の見直し&改善
・・
ステップ3.予約枠の時間の見直し

暇な時間が多いということは、それだけ整体院としての伸びしろが多いということです。「お客様が来ないな」と待ちの姿勢でいるのではなく、「お客様の方から、予約したいです」と言ってくれる整体院づくりを実践していきましょう。

ポイントは、お客様目線で考え、行動することです。慣れないうちは、ついつい自分目線になってしまうと思いますが、ぜひ繰り返し反復して実践して欲しいと思います。