WEBから集客できない。この悩みは多くの治療院が抱える悩みの1つです。特にホームページに関しては、どんなページを作ればいいのかわからない。何を書けばいいのかわからない。このような悩みをよく聞きます。

そこで、今回は集客効果の高い方法の1つ、『セールスレター型のホームページ』を作る方法を解説していきます。セールスレター型のホームページとは『縦長の1枚のトップページ』のことです。

ホームページの中のトップページをセールスレターのように1枚の縦長ページにすることで、新規患者様を集客できるページです。このセールスレター型のページを作るために「ページ全体の構成」と「本文の内容」にポイントを絞って解説していきます。

ホームページから定期的に集客できると、毎月の売上安定にも繋がります。ぜひ1つ1つのポイントを押さえて集客できるホームページを手に入れてください。

治療院のWEB集客|ホームページを作る前に明確にしておくべきこと

集客できるホームページを作る前に明確にしておくべきことが2つあります。

1.誰に来て欲しいのか(ターゲット)
2.何を売るのか(お客様にどうなって欲しいのか)

 

1.誰に来て欲しいのか(ターゲット)

ホームページを通して治療院に来て欲しいターゲットを明確にしてください。ターゲットを特定してからホームページの文章を考くこと重要だからです。ターゲットを明確にして文章を書くことで、ターゲットに刺さる言葉・表現を考えやすくなります。

もしターゲットが明確になっていないと、ありきたりなメッセージが増えてしまい、どこにでも治療院のホームページになってしまいます。

いろんな人来て欲しい・誰が来ても治せるなどの理由からターゲット設定しない治療院があります。しかし、幅広くターゲットを設定してもホームページから集客ができません。ホームページから集客するためには、患者様が「これは自分のためのサイトだ」「こんな治療院を探していた」などと、自分に向けた治療院であると感じてくれる必要があるからです。

『誰でも来てください=誰も来ない』この方程式を忘れないでください。

<治療院に来て欲しいターゲットを考える>

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 家族構成
  • 趣味
  • 価値観
  • ライフスタイル
  • 抱えている悩み
  • 実現したい願望

 

2.何を売るのか(お客様にどうなって欲しいのか)

ホームページに掲載する文章を考える上でもう1つ考えて欲しい内容が『何を売るのか』です。治療院のホームページなので「治療(施術)」を売ることは当然だと思います。ここで考えてもらいたいことは『患者様が治療を受けることで手にする変化(未来の姿)』についてです。

治療を受けることで患者様はどんな変化を手にするのか。どんなビフォー・アフターを手にすることができるのか。これらの内容を考えてください。ヒントは「自分が提供する治療」と「ターゲットが抱える悩み・願望」の接点を探すことです。

『自分が提供できること=ターゲットが望んでいること』この形でメッセージを示すことができると、集客できるホームページを構築することができます。

<「治療技術」では集客できない理由>

『自分は腕がいいから、治療技術だけで人が呼べる』もしこのように考えているとすれば大きな間違いです。どんなに治療技術があっても、技術の良さをアピールするだけでは患者様を集客できません。

  • 治療を受けるとどうなるのか
  • ライバルの治療院とは何が違うのか
  • 自分の治療院の強みは何か
  • なぜ自分の治療院に来る必要があるのか
  • ターゲットの欲求をどうやって満たしてくれるのか など

これらの内容をしっかり伝えることで初めて集客できるホームページを作ることができます。ターゲット(患者様)が欲しいものは、治療を受けた後の変化です。治療を受けた後に手に入る未来が欲しくて治療院に来てくれます。

この考え方は集客できる・できないを分ける大きなポイントです。しっかり理解した上で、次に解説する集客できるホームページの作り方を確認してください。

 

治療院のWEB集客|集客効果の高いセールスレター型のホームページ

治療院がホームページから集客する上で最も重要になるのが『トップページ』です。トップページとは、ホームページの最も上位に位置するページのことをさします。様々なホームページで見かける『ホーム』『Home』などで表記されているボタンをクリックすると、トップページに行くことができます。

当サイトでもページの上部に表示されている「ホーム」ボタンをクリックすることで、トップページが表示されます。トップページはホームページの中でも最も多く見られるページです。なのでトップページの内容1つで、集客できる・できないが大きく左右されます。

ここではトップページを1枚の縦長の手紙(セールスレター型)のように作成するための方法を解説していきます。

 

セールスレター型のトップページの構成

セールスレター型のトップページを構成を解説していきます。セールスレター型のトップページは、患者様に治療院の良さを伝える → 納得してもらう → 予約してもらうという流れが1つのページ内で完結できることが強みです。

トップページからの集客力が高くなれば、一定数の患者様を継続的にホームページから集客することが可能になります。

セールスレター型のトップページを実際に作ったことが無い場合はイメージがつきにくいと思います。参考として私が使っているセールスレター型のページをご紹介します。

https://chiryoka-suppo(.com/lp/b/

※リンク先は治療院のホームページではありません。しかし、ページのタイプは同じものです。ぜひ参考にしてください。

 

■セールスレター型のトップページの構成

セールスレター型のトップページの構成には、以下6つの要素が含まれています。

  1. 2カラム
  2. ヘッダー(タイトル部分)
  3. グローバルメニュー
  4. サイドバー
  5. 本文

2カラム(全体像)

 

<2カラムがおすすめの理由>

  • 2カラムのホームページが多いため、患者様も見慣れているため
  • 複雑なサイト構成にするとページを離れやすくなる(どこをクリックしていいのかわからないため)
  • シンプルに作ることで患者様に情報を伝えやすくなる(上手く作れば意図的に患者様を誘導することも可能になる)

<ヘッダーの掲載する項目>

  • 治療院の名前
  • 電話番号(必須)

<グローバルメニュー|おすすめ項目>

  • ホーム(トップページ)
  • はじめての方へ
  • 患者さまの声
  • プロフィール
  • 施術の流れ(治療の流れ)
  • 施術料金(治療料金・メニュー価格)

<サイドメニュー3つのポイント>

ポイント1:予約ボタン

できれば24時間予約できるボタンを表示することが理想です。ホームページからそのまま予約画面につながるボタン(バナー)をここに掲載してください。

ポイント2:実績・評判の証拠を掲載

エキテンなどのポータルサイトで『横浜市No.1獲得!』などの実績・評判を掲載します。

ポイント3:電話番号・連絡方法

連絡先がわからないと、予約を諦めてしまう人がいます。サイドメニューに電話番号を掲載することで、すぐに連絡先を見つけられるようにしてください。


■集客に繋げるポイント

  • ヘッドコピーとキービジュアルが最重要
  • ページ全体を見やすく・分かりやすくすること
  • テキストだけではなく画像を使う(理想はプロに作成してもらった画像)
  • 使用する写真のクオリティ・サイト全体のデザイン性にもこだわる(素人が作ったとわかるサイトはNG)

 

トップページから集客に繋げる3つのポイント

ポイント1:患者様が知りたい情報が整理され行き届いている
ポイント2:ライバル治療院との違いがわかりやすい
ポイント3:ターゲットがホームページから離れる理由を理解しておく

 

ポイント1:患者様が知りたい情報が整理され行き届いている

患者様が知りたい情報が掲載されていること。そして、掲載されている情報がわかりやすく掲載されていることが重要です。メニューやアクセスなど、患者様が知りたい情報が「どこに書いているのかわからない」ホームページではいけません。患者様は見づらい・わかりにくいと感じると、ホームページから離れていきます。

ターゲットとなる患者様が知りたい情報をわかりやすく掲載したホームページを作成してください。

ホームページを作るとなると、あれもこれも情報を載せたいと考えてしまう人が多くいます。しかし、ホームページ作りの最大のポイントは、患者様(見込み客)が知りたい情報、安心・信頼につながる情報を掲載することです。自分が書きたいこと・言いたいことを書き連ねてはいけません。

<患者様が知りたい情報>

  • 治療院名
  • 営業時間
  • メニュー
  • プロフィール
  • ご予約
  • アクセス

 

ポイント2:ライバル治療院との違いがわかりやすい

ライバル治療院との違いを明確にすることで、ライバルとの差別化を図ることができます。ライバルとの差別化を図るためには「3C分析」という考え方が重要です。3C分析とは、マーケティングを行う際に使われるフレームワークの1つです。

  1. お客様のニーズ・ウォンツ
  2. ライバルの強み・弱み
  3. 自分の強み・弱み

上記3つの要素を分析することで、ライバルとの違い(差別化できるポイント)を見つけることができます。3C分析を実践してライバル治療院との違いを明確にしてください。

<お客様のニーズ・ウォンツ>

自分のターゲットは、どんな悩みを抱えているのか。どんな解決策を求めているのかを明確にしてください。

<ライバルの強み・弱み>

ライバルがどんな商品・サービスを提供しているのか。どんなメッセージを発信しているのかを分析することで、ライバルの強み・弱みを分析してください。

<自分の強み・弱み>

自分の治療院にはどんな強みがあるのかを明確にします。どんな些細なことでも良いので「自分の強み」を見つけていくことが重要です。同時に弱みとなる部分もしっかり把握しておくようにしてください。

 

ポイント3:ターゲットがホームページから離れる理由を理解しておく

ホームページから集客成功につながるポイントだけではなく、失敗につながる理由を理解しておくことも重要です。どんな理由でターゲットはホームページを見ることをやめるのか。7つの理由をご紹介します。

<患者様がサイトを離れる理由>

  • サイトが汚い
  • 文字ばかりで見づらい
  • どこに欲しい情報があるかわからない
  • 治療院についての情報一切ない
  • 電話番号がわからない
  • どんな人が施術してくれるかわからない
  • 信用できない

 

治療院のWEB集客|セールスレター型ホームページの本文の書き方

セールスレター型のホームページには、どんな内容の文章を書いていけばいいのか。その具体的な内容を解説していきます。はじめに、集客できるホームページを作るために、理解しておくべき考え方について解説していきます。考え方を理解した上で内容(文章)を作成していくことが集客できるホームページ作成には欠かすことができないからです。

集客に繋がる本文を書くために“欠かせない考え方”


■ホームページ作成の時に忘れてはいけない3秒ルール

はじめてホームページを見てくれた患者様は「このホームページを見るかどうか」を3行以内に判断するといわれています。

GoogleやYahoo!で検索する

・・
検索結果に表示された順番に見ていく
(もしくは、タイトルが気になったものから順に見る)

・・
治療院のトップページが開く
=この瞬間、3秒以内にこのホームページを見るか・見ないかを判断します。
「見る」と判断してもうためには、患者様が求める情報を掲載する必要があります。

3秒ルールの存在は、集客できるホームページを作成していく上で非常に重要な考え方になります。このルールを意識してホームページを作成する場合と、意識しないでホームページを作る場合では、成果が大きく変わってくるからです。

では次に、この3秒ルールをどのように乗り越えていけばいいのか。その対処法について解説していきます。


■「3秒ルール」をクリアして集客に繋げるための最重要ポイント

ホームページの3秒ルール。このルールの存在を考えると、最も重要となるのが『ファーストビュー』です。ファーストビューとは、患者様がホームページにアクセスしてくれた時、1番最初に表示される画面のことを意味しています。一般的にファーストビューはホームページの中のトップページ(ホーム)であることが多いです。

ファーストビューで患者様の興味を惹きつけることができれば、ホームページの3秒ルールをクリアしてホームページを見てもらうことができます。ホームページの3秒ルールをクリアするためにはファーストビューの中の次の要素が重要です。

<ファーストビューで重要な要素>

ヘッドコピー:ファーストビューの中に表示されているテキスト
キービジュアル:ファーストビューの中に表示されている画像

この2つが大事な理由は、ホームページは“見るもの”だからです。ホームページを開いてくれた患者様(見込み客)は、表示された画面をじっくり読むことはしません。画面が表示された瞬間から約3秒の間に、「見る・見ない」を判断します。

ファーストビューが見込み客の視界に写った瞬間に「見てみよう」「なんかよさそう」「なんか気になる」「これだ」などと感じてもらう。そのために『ヘッドコピー』『キービジュアル』がとても重要になります。

『ヘッドコピー』『キービジュアル』の具体的な作成方法は、目次3-2で解説していくので、このまま先を読み進めてください。

 

■ホームページ集客に立ちはだかる3つの壁

ホームページには「3秒ルール」のように、患者様を遠ざけてしまう3つの壁が存在します。それが次の3つです。

壁1:見てくれない(読んでくれない)
壁2:見ても内容を信じない
壁3:内容を信じても行動しない

ホームページの3秒ルールも『壁1:見てくれない(読んでくれない)』のうちの1つです。この3つの壁を1つ1つクリアすることで集客できるホームページが作成できます。

<参考>

3つの壁は広告の神様といわれてマックスウェル・サックハイムという方が残した言葉に由来しています。

  • 読まない(Not Read)
  • 信じない(Not Believe)
  • 行動しない(Not Action)

「3つのNOT」ともいわれることの広告原則は、ホームページだけに限らず、ブログ、チラシなど、あらゆる媒体に当てはまる原則です。治療院集客を実践していく上でも非常に重要な原則なので、ぜひ覚えておいてください。

 

■ホームページを見た患者様の行動パターン

ホームページの「わかりやすさ」や「見やすさ」を構築していくためには、患者様の行動パターンを理解しておくことが大切です。患者様の行動パターンを理解しておけば、行動パターンに合わせて各ページの構成を組んでいくことができるからです。

<ホームページを見た患者様の行動パターン>

ファーストビュー(最初に表示される画面)

・・
求めている情報があると判断したら
ページを見ていく
※最初の段階では、ホームページは読まれるのではなく、見られる。

・・
求めている情報を探す

・・
情報を読む

ここで1つ重要なポイントを思い出してください。基本的に、患者様はホームページは読んでくれません。読まれるのではなく、見られているという意識をここでも忘れないでください。

「なんとなく知りたいことが書いてありそうだな」などの感覚でホームページを見てくれている患者様に、しっかり内容を読んでもらうことで集客に繋がっていきます。

では、どうすれば「見ている」という状態から「読んでいる」という状態に変換させることができるのか。患者様にホームページを読んでもらい、集客に繋げるために必要な7つの要素を具体的に解説していきます。

 

集客できるホームページ|本文の具体的な書き方

ここからは、セールスレター型のホームページの本文の書き方を10個の要素に分けて解説していきます。前項で解説している『集客できるホームページ作りに欠かせない考え方 』を意識しながら、内容を作成していくようにしてください。

■集客できるホームページ|本文を構成する10の要素

  1. ヘッドコピー
  2. キービジュアル
  3. ブレッド(ボレット)
  4. 患者様の声
  5. 推薦の声(権威者からの声)
  6. 施術の流れ・様子
  7. 院長プロフィール
  8. よくある質問
  9. 治療院のご案内(メニュー・料金・電話番号・ネット予約ボタン など)
  10. CTA

セールスレター型のホームページの本文|10の要素

 

ヘッドコピーの作り方

トップページは『ファーストビュー』になる箇所でもあるので、集客に繋げるためには非常に重要なページになります。そして、トップページは縦長の1枚ページで作成します。
ポイントにある要素は次の○つです。

1.ヘッドコピー
2.キービジュアル

2つの要素のポイントを解説していきます。ポイントのすべて網羅する必要はありませんが、できる限り多くのポイントを押さえることが重要です。


1:ヘッドコピーのポイント

ヘッドコピーとは「ホームページの最上部に位置しているテキスト」という意味を持ってます。『ファーストビュー(1番最初に表示される画面)の中に写るテキスト=ヘッドコピー』であると理解してください。

ヘッドコピーで患者様(見込み客)の興味を惹きつけるためには『キャッチコピー』を記載することがオススメです。

キャッチコピーとはその名の通り、患者様の興味・関心を一瞬で掴む(キャッチする)ためのコピーです。キャッチコピー大きな文字で掲載することで、患者様の興味・関心を惹きつけることが狙いになります。キャャッチコピーが目に入った瞬間に「このサイトは気になる」「ちょっと見てみよう」などと感じてもらうということです。

もしキャッチコピーで患者様を惹きつけることができなければ、本文が素晴らしい内容であっても集客に繋げることはできません。つまり、キャッチコピー1つで「集客できる」「集客できない」が大きく左右されます。

■3つのタイプのキャッチコピー

キャッチコピーを作成するヒントとして3つタイプをご紹介します。3つの中から自分が書きやすい方法を見つけて、キャッチコピーを作成してください。

1:問題解決型
2:具体的な情報提示
3:ターゲットの共感を狙う


1:問題解決型

ターゲットが抱えている悩み・痛み・苦しみに対して「ここに解決策がありますよ」というニュアンスの表現をします。

<参考例>

長年続く腰の痛み、パソコン仕事が多いからって諦めていませんか?

パソコン仕事が多くて腰痛に苦しんでいる方へ向けたキャッチコピーです。もしかしたら、このページに腰痛の解決策があるかも。そう思わせることで、本文を読んでもらう狙いがあります。


2:具体的な情報提示

実績などを表すときに具体的な数字を利用することで、患者様の目線を引きつけることができます。

<参考例>

横浜市で開業して11年!これまでに32,458人の偏頭痛を改善してきました

「開業して数年」「これまで3万人以上の」などと曖昧に表記せずに、具体的な数字を示しています。そして、「頭痛」と表現してしまいそうな部分も「偏頭痛」とすることで具体性を増しています。


3:ターゲットの共感を狙う

ターゲットの悩み・願望などを言葉にすることで「確かに」「そういえばそうだな」などの共感を得ることを目的とします。

<参考例>

整体はボキボキするから怖い…と思っていませんか?

「整体はボキボキするもの」「整体は怖い」このような患者様の思い込みに対して、共感を誘うことを狙ったキャッチコピーです。

 

2:キービジュアルのポイント

キービジュアルとは、ファーストビューに掲載されている写真(画像)です。キービジュアルにどんな写真が掲載しれているのかによって、患者様の反応が大きく変化します。しかし「これが正解」というものはありません。ここでは、一般的に反応が取れやすいものを6つご紹介してます。

  • 患者様の笑顔
  • 院長の笑顔
  • さわやかな印象を与える写真
  • お店の外観
  • 治療院の雰囲気が伝わる写真
  • 治療院のコンセプトに合っている写真
  • 例:腰痛治療専門なら腰痛治療をしている写真

<集客できないキービジュアル>

  • 写真が汚い・暗い
  • 人の気配がない・写っていない
  • 何をしてくれるのかイメージできない
  • 風景の写真などはNG
  • そもそも写真が掲載されていない

 

ブレッド(ボレット)

ブレッド(別名:ボレット)とはメリットやベネフィットを箇条書気にしたものです。ターゲットとなる患者様のとってのメリットやベネフィットを箇条書きにすることで、ターゲットの治療院に対する興味・関心を高めることができます。

ベネフィットとは、ターゲットが手に入れたいと望む変化・結果(理想の未来)のことです。メリットを手に入れた先に手に入れる変化を考えることでベネフィットを見つけることができます。

<参考例:メリットとベネフィット>

当院の治療を受ければ腰痛が改善します(メリット)
毎朝起きるときに感じる腰の痛みから解放されます(ベネフィット)

当院では、痛みを感じない治療方法を採用しています。(メリット)
痛みを感じない治療方法なので、症状からくる痛みが強い人でも大丈夫です(ベネフィット)

<ブレットの参考例>

  • 100人中91名がわずか1回の治療で症状の改善を実感!
  • 自宅で簡単にできる!腰痛改善に効果抜群!当院オリジナル体操をお伝えします!
  • 治療スケジュールが目で見てわかるように治療計画書を作成します!

ブレットを作成していく際は、特別なことを書こうとする必要はありません。反対に、自分にとっては当たり前のことを書くことが大事です。例えば、次のような内容です。

  • 毎回新しいタオルを使用しています
  • 一生懸命施術します
  • 短時間で最大限の効果を出す
  • ビフォー・アフターをはっきりしめす
  • 症状・状態を納得きちんと説明します
  • キレイな環境を保っています
  • 初回に限り、返金保証をつけています
  • 次回の予約を強制することはありません など

 

安心と信頼を与える『患者様の声』

実際に治療を受けた患者様の声を掲載することで、ターゲットに安心感・信頼感を与える効果があります。患者様の声を掲載する6つのパターンと患者様の声の集め方をご紹介します。

■患者様の声を掲載する6つのパターン

  1. テキスト(患者様の声)のみを表示
  2. テキストと手書きの写真を表示
  3. 患者様のイメージ画像・シルエット+テキスト
  4. 患者様の顔写真を表示+テキスト
  5. 患者様の声を動画で掲載(患者様が1人で写っている)
  6. 患者様と院長のインタビュー形式の動画

<患者様の声の集め方>

  • 既存の患者様に書いてもらう
  • テキストだけではなく写真・動画も撮らせてもらえるか聞く
  • 治療費の割引や特典などをプレゼントする代わりに声をもらう
  • 新メニューなどのモニターを募集して声を集める
  • 1回~3回程度、無料で施術する代わりに声をもらう

※『患者様の声を募集してます』など貼紙・POPを治療院の中に掲載しても、患者様の方から「声を書きます」と言ってくれるケースはほとんどありません。必ずこちらから患者様に声かけをして『患者様の声』をもらうようにしてください。

 

信頼感を高める『推薦者の声』

治療院の施術の効果や院長先生(自分)の人柄の良さを証明してくれる方から、推薦の声を掲載します。推薦の声を掲載することで、治療院の信頼が高まる効果を期待できます。

<推薦の声のもらい方>

  • 知り合いの治療家にお願いする
  • 知り合いのドクター(医者)にお願いする
  • ブログやFacebookで募集する。声をくれそうな人を探す
  • 書籍など出している治療家に礼金を支払って書いてもらう

 

来院したイメージ与える『施術の流れ・様子』

ターゲットが実際に来院した場合、どのような流れで施術をしていくのか。来院から施術、そしてターゲットがお帰りになるまでの流れを文章・写真・動画を使って伝えてください。ターゲットの立場になって、ターゲットが知りたいことを掲載することがポイントです。

<参考例:施術の流れ・様子の掲載方法>

  • 施術の流れを1つ1つのステップにして写真と文章で記載する
  • 施術の流れを動画にして説明する
  • 動画は長くしすぎない(最長でも5分以内)
  • 動画が長くなるときは2つ以上に分割すること
  • できるだけ分かりやすく・詳しく解説すること
  • 自分が見ても施術を受けたくなることが大事

 

安心感を与える『院長の挨拶(プロフィール)』

患者様はどんな人が施術してくれウノか非常に気にしている。一人治療院の場合は、ホームページで院長がどんな人なのか必ず確認されると考えてください。

「この人なら大丈夫そうだ」と感じてもらえるような魅力的なプロフィールの作成を心がけてください。

<参考例:プロフィールの掲載項目>

  • 顔写真
  • 経歴
  • 資格
  • 治療家としての想い
  • 現在の活動
  • 趣味
  • 最近はまっていること など

ポイントは「経歴」「治療家としての想い」を書くときに、ストーリー性を意識することです。自分が言いたいことだけを短略的に書くよりも、ストーリー性があることで安心感・信頼感・親近感を生みやすくなります。そして、ストーリー性のあるプロフィールは、読んでもらえる可能性が高いです。

ストーリーを書くときは、最終的に「ハッピーエンド」になるようにして、プラスのイメージを終えるようにしてください。

 

疑問・不安を解消する『よくある質問(FAQ)』

自分のターゲットが抱くであろう疑問・不安などに対する質問と答えを記載します。掲載する項目は多くてもいいですが、関係ないことは記載しないように注意してください。

<参考例:よくある質問(FAQ)の項目>

  • 通院のペース
  • かかる費用
  • 施術は痛くないですか
  • 効果が出るまでの時間
  • 治療には合う人、合わない人がいますか
  • 駐車場はあるのか
  • クレジットは使えるか など

 

治療院のご案内

セールスレター型のページは縦長のページになるので、ページの最後に治療院のご案内(基本情報)を掲載してください。「治療院の情報がどこにあるのかな」などとターゲットに迷わせないことが大事です。ターゲットを迷わせないことが集客につながっていきます。

<治療院のご案内の掲載内容>

  • 治療院名
  • 電話番号
  • 地図
  • 営業時間
  • 施術のメニュー
  • 施術料金
  • 予約方法
  • ご予約画面につながるボタン。もしくは、予約フォーム

 

CTA(Call To Action)

CTA(Call To Action)とは、患者様に行動を促すことをいいます(行動喚起)。ここで思い出して欲しいことは目次3-1の中で解説した『ホームページ集客に立ちはだかる3つの壁』です。3つの壁の中の『壁3:内容を信じても行動しない』この壁をクリアするために、CTAが必要になります。

縦長のホームページを最後まで見てくれた(所々読んでくれた)患者様は「この治療院ならいいかも」と感じている可能性があります。けれども、自ら行動(予約手続き)しようとはしません。「また今後でいいかな」「今はお金ないからな」など、言い訳を考えてしまいます。

どんな人でも『行動しない理由』をついつい考えてしまいます。なので、CTA(行動喚起)を掲載して最後にターゲットの背中を押してあげてください。

<参考例:CTA>

  • 24時間ネット予約受付中!今すぐご予約ください
  • 偏頭痛はほかっておくとどんどん悪化します。今すぐ治療にお越しください
  • 初めての方はこちら!まずは無料相談にお申し込みください

■CTAを活かして集客に繋げるポイント

最後の予約に繋げるためには、『予約フォーム』(申込フォーム)をわかりやすく・目立つように配置するようにしてください。「ここから申し込めばいいんだな」とターゲットがすぐにわかるように『予約フォーム』を設置することで、集客率を高めることができます。

 

まとめ

ホームページの中のトップページをセールスレター型にすることで、新規の患者様を集客できる可能性が高くなります。治療院を探している患者様は同じ治療院のホームページを頻繁に何度も確認しません。なので、治療院を探している患者様(ターゲット)が最初にホームページに訪れた時が、最も重要な瞬間です。

セールスレター型のホームページは、1つのページの中で全てを完了することができます。

患者様の興味・関心を惹きつける

・・
患者様が抱える不安・疑問を解消する

・・
治療院・院長を「いいな」と納得してもらう

・・
実際に予約をしもらう

セールスレター型ページの成約率(集客できる人数)を高めていくためには、患者様が求めている情報を最適なタイミングで掲載すること。そして、ライバル治療院との違いを明確に示すこと。この2つが最も重要です。自分の治療技術がいかに素晴らしいのかなど、自分が伝えたいことばかりを掲載しないように注意してください。

では『患者様が求めている情報』と『ライバル治療院との違い』はどのように考え・見つけ・実践していけばいいのか。その詳しい方法については、現在無料プレゼント中の動画で詳しく解説していきます。集客に悩む治療家の方に向けて、集客・売上アップのノウハウをお届けしている動画です。ぜひ動画の内容を実践して、治療院のホームページ集客改善、そして治療院の売上アップを実現してください。