ホームページでの予約がなかなか増えなくて…。
と、お困りの方も多いと思います。
「どうすれば予約が増やせるか?」と、適切な対策を取っていくためには。
同時に「増えない原因」を分析する必要もあるでしょう。
「予約が増えない原因は何なのか?」
これは大きく分けて4つのケースがあります。
そこで今回は、この4つのケースそれぞれの課題と取るべき対策についてお話したいと思います。
目次
4つの原因と対策
予約が少ない原因として、以下の4つのケースがあります。
- 1、アクセス数が少ない/ホームページは良い
- 2、アクセス数はある/ホームページが悪い
- 3、アクセス数が少ない/ホームページも悪い
- 4、ライバル(ネット上の競合)が強い
自分がどのケースに近いか?を知るためには、ホームページのアクセス数と予約数の割合をある程度、把握する必要があります。
インターネットの場合、ホームページの訪問者が実際に予約をする確率(予約率)は0.5~3%と、ほぼ決まっています。
仮に予約率を1%で計算するとして。
アクセス(訪問者)が100人であれば予約は1人、1000人で予約は10人…ということになります。
この数値を目安に、ご自身がどのケースに当てはまるかを分析してみてください。
では、それぞれのケースに必要な対策について説明していきたいと思います。
case1、ホームページは良い/アクセス数が少ない
どれほどホームページの内容が良かったとしても。
そのページをお客様に見てもらわないことには、どうすることもできません。
このケースの場合は、とにかくアクセスを増やすことが先決です。
まずは、アクセス数1,000件を目標に頑張りましょう。
- チラシ、タウン誌などの紙媒体にもホームページのアドレスを載せる
- PPC広告やSEO対策、ポータルサイトなどを使う
といった、アクセス対策を強化します。
case2、アクセス数はある/ホームページが悪い
例えば、アクセス数は1,000件で予約は2人…など。
このように予約率(0.5~3%)を明らかに下回る場合は、ホームページの内容に問題があるかもしれません。
例えばホームページに来た人が肩こりで困っていたとして。
そのページの内容が「腰痛について」の説明ばかりだと、当然、予約に繋がりませんよね。
また、予約フォームがどこにあるのか分からない…といった、デザイン的な部分に問題があることもあります。
このケースの場合は、ページのデザインや内容(文章など)を見直すことが必要です。
- お客様のニーズ(抱える問題)に応える内容となっているか?
- 予約や問い合わせのフォームが分かりやすくなっているか?
- 情報やデザインは古くないか?(内容を更新しているか?)
など、ホームページの内容を充実させます。
case3、アクセス数が少ない/ホームページも悪い
そもそものアクセスが少ない上にホームページの内容にも問題がある。
このケースの場合、まずはホームページの内容を見直すことが先決です。
ホームページの良し悪しを自分で判断するのは難しい…という場合は、case1と同様にまずはアクセス数を増やしてみることです。
そのうえで予約が増えないようなら、case2の対策を取ります。
case4、ライバル(ネット上の競合)が強い
この対策についてはケースバイケースになります。
若干、マーケティングの知識なども必要となるかもしれません。
- 市場や競合の調査や分析をして対策を考える
- 自院の打ち出し方(方向性や切り口/ターゲット)を変える
など、経営戦略的な部分からの再構築が必要になることもあります。
ホームページ4つの課題 まとめ
「ホームページでの予約が少ない」と言っても、その原因はさまざまです。
とは言え、原因の大半が「アクセス数が少ない」ことであるのも事実です。
先述のとおり「100人の訪問者で予約は1人」、これが目安です。
今現在、訪問者が200人~300人くらい…という方は。
ホームページの良し悪しを判断するためにも、訪問者数1,000人を目標に頑張ってみましょう。
まずはそこからです。
今回の記事があなたのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。