• ホームページからの予約をもっと増やしたい!
  • 予約はあるけれど、なかなか増えてくれないのはなぜ??

こういった方は、インターネット集客の仕組みを数字的な部分から理解することで、対策が立てやすくなるかもしれません。

そこで今回は、目標達成に役立つ3つの確率につてお話したいと思います。

インターネット集客の指針、3つの確率

下の図は、新規予約からリピート(固定客)になるまでの流れを示したものです。

 

 

ご覧いただいているとおり、インターネット集客の流れは大きく3段階に分けることができます。

ここでは分かりやすいように(A)(B)(C)としました。

実は、この3つのそれぞれで取れる割合(確率)は不思議とほぼ決まっています。

この数字は7割がたの人に当てはまるもので、インターネット集客の戦略を構築する際のひとつの指針となっています。

では、(A)(B)(C)それぞれの解説をしていきましょう。

(A)閲覧のクリック率は1~5%

検索結果に表示されたホームページが実際に見られる確率(クリック率)は1~5%程度です。

例えば、「武蔵小山 腰痛」というキーワードで検索する人が10,000人いたとします。

その検索結果からあなたのホームページを実際に閲覧する人は1~5%、つまり上記の場合なら100~500人ということになります。

(B)訪問者の予約率は0.5~3%

ホームページの訪問者が実際に予約を入れてくれる確率は0,5~3%です。

例えば訪問者が100人だった場合。
その中から予約をしてくれるのは0.5~3%、つまり予約は0~3人ということになります。

(C)リピート率は30~90%

30%~90%と、数字の差が大きいですが…。
これは、どういった対策をとっていくか?によります。

新規のお客様がその後、どういった部分からリピートしてくるか?というのは、正直、未知数と言えます。

技術が良かったのか、対応が良かったのか。
あるいは、あなたの人柄かもしれない…。

ただ、ひとつ言えるのは、「技術だけが100%というわけではありません」ということでしょうか。

もちろん「技術が良い」ことは大前提ですが、リピートの場合は「技術、プラスα」という部分が関わってくる場合もあります。

つまり、10人集客するために必要な数字は?

特に新規にかかわるのは(A)(B)の部分です。

ここまでの説明で(A)(B)それぞれにどのくらいの数字が必要か?
ということは、だいたい見えてきたかと思います。

予約を10人取りたいと思う場合。

予約率から計算すると、「ホームページの訪問者数は最低でも500人くらいは必要かな?」という感じで、数字的に把握できるかと思います。

500人以上の訪問…となれば、検索数は20,000件以上でしょうか。

世の中にはキーワードの検索数を調べる方法もありますが、ここでは「一般のお客様が使いそうな言葉(キーワード)を意識する」くらいで大丈夫でしょう。

タイプ別、インターネット集客の攻略法

ホームページで集客を増やしたい!…といっても、その方の現状によってとるべき対策が違ってきます。

ここでは確率の数字を基準にして、現状のタイプ別に簡単なアドバイスをしておきます。

ある程度訪問者数はあるけど、予約が少ない

例えば、訪問者が2000人くらいあるけど、予約は3人…など。
予約率から考えると、これは明らかに数が少ないですよね?

現状取れている予約が予約率を大きく下回るタイプの場合は、ホームページの内容を見直す必要があるかもしれません。

検索してきた訪問者(お客様)が必要とする情報がページに載っていない可能性があります。

訪問者と予約の両方が少ない

例えば、訪問者は100人ほどで、予約は2件ほどしか取れません…という場合。

先程の予約率から考えると、このタイプはあながち悪いとも言えません。

100人のうち2人が予約してくれるわけですから、予約率は良好です。

ホームページの内容に問題がなく、訪問者が少なかっただけ…

ということであれば、訪問者が増えれば予約も増えていきます。

ただ、訪問者が少なすぎるため判断に難しいところです。

ですので訪問者数が少ないタイプは、まず、訪問者数を増やすことが先決です。

PPC広告を出したり、ポータルサイトへ登録するなど、訪問者を増やす対策をたてていきましょう。

インターネットの3つの確率 まとめ

新規予約の対策は、特に閲覧(クリック)率と予約率の2つが大きくかかわってきます。

  • 検索から閲覧される確率(クリック率)は1~5%
  • 訪問者が予約する確率は0.5~3%の

この2つの数字を指針に、自院のホームページを分析してみてください。

何を強化していけば良いか?ということが分かりやすくなると思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。